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涼しいはずが逆効果!ペットの“サマーカット”にちょっとまった!!!

かわいらしい見た目からネットでも話題になる“サマーカット”。実はペットにとっては良いことではないようです。大切なペットとあつ~い夏を楽しくすごすために、サマーカットにひそむ危険を知ってください。

更新日: 2014年07月07日

Documental9さん

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もうすぐ7月、今年も暑い季節がやってくる

梅雨が明ければ夏本番!ノースリーブやショートパンツ、サンダルなど、街をゆく人々のファッションも見るからに涼しげな服装に変わっていきます。

動物だって暑いはず、見た目もかわいい“サマーカット”

かわいらしい見た目が人気となり、いろんな写真がネット上に載せられています

ライオンみたいな見た目がかわいらしい!

でもちょっとまった!それってほんとにペットのためになってる?

夏になって暑くなると、サマーカットにするワンちゃんは多いのですが
”暑がりだから”との理由で、バリカンで刈り込み丸裸に近い状態にされるワンちゃんも多い…これはちょっと注意です!

注意…( ゚-゚ )?

ゴールデンやシーズー、G・ピレニーズなどの毛の長い犬を飼われている方で、夏は暑そうと全身をサマーカットされる方がいらっしゃいます。確かに見た目は涼しそうですが、実はこれが犬にはえらい迷惑、30℃超えの日々は地獄となるでしょう。

えっ…地獄って(;゚д゚)

事の発端は、7月3日のNHKの番組「あさイチ」で放送された「ご注意!ペットの熱中症」。
蒸し暑い日本の夏にペットを熱中症にせずに過ごさせるときの注意を紹介していました。

熱中症の症状の紹介、熱中症対策グッズの紹介と共に取り上げられていたのが「サマーカットは駄目」ということ。

サマーカットは駄目なのです!

駄目…だと・・・???

実は暑くない!動物の体毛の役割

オーストラリアでの研究では、温度38℃、快晴の状態で、長さ8センチの毛で覆われた羊の体温は高くても42℃止まりと確認されています。毛の先端は輻射熱で85℃になっていても空気を含んだ厚い毛が断熱材の役割りを果たし、見事に羊が熱中症になるのを防いでいます。

 日本でも羊の毛刈りは3月から5月頃に行われます。けして夏に毛を刈ることはありません、暑い夏には毛が伸びているように考えてのことです。

 犬もまったく同じです。シベリアが原産のサモエドは全身を真っ白で長い毛で包まれています。原産地は真冬、マイナス40℃。そしてシベリア内陸部が原産地ですので、夏はプラス40℃近い日もあるのです。彼らの長い毛は、寒さだけではなく暑さ対策においても優れものなのです。

「保冷バッグ」をご存じでしょうか……薄いアルミの膜でコーティングされた発泡材が張り巡らされたバッグです。
あるいは、「クーラーボックス」でも構いません。
「クーラーボックス」は分厚い断熱材をプラスチックで挟んだ素材で出来たバッグです。
これらに冷たい飲み物を入れておくと、長い時間ぬるくならずに保管できますよね?
………では、よく冷えた飲み物をスーパーのレジ袋に入れて真夏の炎天下に放置しておいたらどうなりますか?
……………答えは簡単。
すぐに温まってしまいます。

犬の被毛はこの断熱材と同じと考えてください。
人間の様に汗で体温の調節がスムーズにできない犬は、「なるべく外気温の影響を受けない様にすること」で自衛をしている訳です。
被毛の隙間に空気の層を何層も作り出し、その内側にある本体を守っている訳です。

冬に暖かいだけかと思いきや、
夏には涼しくすごせるんですよね

犬の皮膚の角質層は人間に比べ薄く、外的刺激に弱い。
そのため、全身が被毛に覆われて外的刺激から守っています。

夏になると外的刺激になるのは、直射日光や太陽の紫外線です。
被毛は弱い皮膚を直射日光や太陽の紫外線から守ってくれているのです。
しかし、皮膚が見えるほど被毛を短くしてしまうと、紫外線のダメージが
直に皮膚に突き刺さることになるのです。
そして、直射日光から受ける高温をそのまま皮膚に受けます。
被毛中央部分のメデュラは、断熱・保温の役割をしています。
被毛が断熱の役割で直射日光から受ける高温を断ってくれるのです。

紫外線からも肌を守ってくれているんですね

涼しくするつもりが逆に暑い思いをさせていたとは・・・しかも・・・

外的刺激といえば、もうひとつ…。
散歩など行くと草むらなどの中に入っていくことがありますよね?
草むらなどに入ると、今まで体を守っていた被毛が短くなった事で草で
皮膚を傷つけたり、虫がついたりしやすくなります。
こういった外的刺激からも被毛が守ってくれているのです。

たしかに、フサフサした毛がなくなってしまうと傷や虫にたいして見るからに無防備です

それだけじゃない!サマーカットの危険!

サマーカットの恐ろしさはもうひとつあります。

なぜ私がバリカンで丸刈りをせず、ハサミである程度被毛を残すカットをしているかというと…

短くしたことにより、毛質が変わったり、元のように被毛が伸びてこない場合もあるのです。

特に、下毛と上毛のダブルコート(2重毛)のポメラニアンやシェルティなどはあまり短くしすぎるとホルモンの異常を起こして生えてこなくなることもあるので要注意です!

(;゚д゚)ゴクリ…

なんだか固そうだし、すこし変色してます
もし自分のペットだったら、
ここまで変わってしまうと心配になってしまいます

まれに、毛刈り後の脱毛症と言ってサマーカット(毛刈り)後に発毛がないことがあります。原因はまだ不明ですが、毛の成長の停止や皮膚表面温度の減少に伴う皮膚の血管収縮が原因ではないかと言われています。
とくにポメラニアンやシェルティーなどで多くみられます

チワワ・ダックス・柴犬・コーギーなどなど、なんせ、“毛の抜ける犬”“換毛期のある犬”は要注意。生え方のムラ・毛質など、バリカン後の変化が表れやすいらしい。

もちろん、何度カットしても変化が確認できない子もいる。でもひどい子は初めてバリカンを使った後から、毛がなかなか生えてこない子もいるようだ。

そしてシングルコートの犬種。プードルやシーズー、ヨークシャテリアなど放っておくと毛が長く伸びてしまう犬種は、バリカンカットで毛質などが変わることは、実例がないとは言えないが、アンダーコート犬種よりは格段に少ないそうだ。

原因は分からないけど、バリカンで刈るとそういうことになっちゃう場合があるんですね
品種による傾向や個体差もあるようですが

じゃあもうサマーカットなんてしないほうがいいの?

ペットの気持ちがわかればなぁ・・・

普通の暮らしをしている犬は、けしてサマーカットをしてはいけません!

例外は、ディスクの大会を目指す犬などで、灼熱の中でも激しいトレーニングをしなければいけない子、つまり動きで体内上昇がさけられない犬です。

彼らはサマーカットすることで放熱量を増やしますが、これはあくまでも特例です。

なるほど・・・基本的にはサマーカットというものは控えたほうが良いようです

私は、サマーカットにする場合でも、ほとんどバリカンを使用していません。
被毛の役割を考えて、どのくらい短くするか判断し、ハサミで長さを調節しながらカットします。

もしサマーカットするにしても、バリカンは使わないようにする、毛の役割が無くならないように気をつけるっていうことですね

サマーカットは全体を刈り込むのではなく、毛を梳く感じで。
長さを保って全体量を少し減らす程度が良い様です。
皮膚疾患があって…などの理由が無い限りは、丸刈りは絶対に駄目です。

長さを保ちつつ軽く全体量を減らす程度にすいてもらうということですか

まとめ①基本サマーカットはしないほうがいいものと心得るべし

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