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しずかちゃんみたいな「女ことば」が絶滅危惧種になっていた

日常生活では、しずかちゃんのように「いやだわ、のび太さん。よして。」みたいな女言葉で喋ってくれる女性が少ないです。どうして女の人は女性言葉で話してくれないんでしょうか

更新日: 2014年07月16日

IGAIGAさん

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『ドラえもん』のヒロイン「しずかちゃん」

『ドラえもん』のヒロインしずかちゃんが、ネガティブワードをきれいな言葉に変えてくれるというアプリ「しずかったー」も話題になった

出典asue.jp

ポジティブ!

多少無理っぽくっても頑張ってくれる

しずかちゃんの女言葉、いわゆる「てよだわ言葉」

現代一般的に女性語として認識されている言葉の起源は、明治時代に有産階級の女学生の間で発生したもの

女学生はその服装や言動など憧れの的で、世間から注目されましたが、一方では新しい風俗ということで、批判的な目を向けられる対象でもありました

朝ドラ『ごちそうさん』でも「ハイカラ娘」は最先端でしたね

女学生の「よくってよ」とか、「いやだわ」といった文末表現をとりだして、「しとやかではなく、知識を身につけた軽薄な女」の象徴として、国語学者の中村桃子女史が「てよだわ言葉」と造語した

当時は文学者・教育者などから激しい批難をあび、排斥されていた下品な言葉だ

"昔のギャル語"、なので、ある意味「超ウケる~」とか「ですけど~」と同列

下品な言葉がなぜ今では、お上品の見本みたいに?

明治時代の言文一致運動の中、西洋娘の会話文表現に当てる言葉に苦労した明治の作家が、西洋近代のイメージに近い「てよだわ言葉」を小説や新聞上の文字表現として女性登場人物に喋らせた

西洋人女性や女学生は、下品っていうか、アクティブすぎて、従来の表現が当てはまらなかった

文字だけで情報を伝える小説では、発言者の性別を読者に伝えるために、「ワザ」として意識的に登場人物に女性言葉を使わせる

西洋の翻訳小説や日本の作家たちの新しい小説の中で、女性言葉として「てよだわ言葉」を使ううちに、それを一般の女性たちが真似し始めた

流行ってると言われて、本当にやる人が多くなってしまったから、実際に流行った、みたいな

明治三五年の読売新聞にはすでに「女子学生の言葉づかいを小説家が採用したのではなく、小説が実際の女子学生の言葉づかいに影響を与えた」のだとする記事が出るほどになる

結果的には中流以上の女性層で定着し、規範的な女性語として扱われるようになった

実際に女言葉で喋る女性が少ないんですが…それは…

親世代だと女言葉もお嬢様言葉も普通にいたらしい。黒髪少女以上に絶滅危惧種。

女性はこうあるべきだ、という押し付けになるからなのか、教科書からも「女言葉」は消えつつある

現代では、女性語は女性らしさの効果を失ったわけではないが、年上らしさ、偉そうな態度、非日常的な雰囲気、演技っぽさ、嫌味っぽさ、強い主張などのイメージも持つ

確かに会社で同僚に、「お持ちになってもよろしくってよ」とか言われたらイラッとするかも

現実には、40代前半から30代末頃にかけて女性言葉は徐々に死語 になりつつあり、それ以下の30代では死語

現代では「てよだわ言葉」の流れをくむ女性語は、中年以上の女性が用いる他、オネエ言葉に誇張された形で残っている

むしろ、男性の幻想の中に女性言葉が残っている

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IGAIGAさん

お手柔らかに。。



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