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オスが出産!?愛情たっぷり「タツノオトシゴ」の子育て

とっても可愛くて不思議な生態を持つタツノオトシゴ。「男が妊娠する」ということでも有名です。変わってるけど愛にあふれた子育てについてまとめました。

更新日: 2014年07月07日

Nanahoshi14さん

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とっても可愛いタツノオトシゴ

英語で Sea Horse というように、馬にそっくりな体。
細長い口がとっても可愛い!

こんな形をしていても、ヒレやエラがある魚です
そう、ちゃんとした魚類なんですよ

泳ぐといった能力があまりないので、細長く進化した尾を海草などにまきつけ、流されてしまうのを防いでいます。

くねくねしてプロポーズ

まず、卵を受け取れる準備ができたオス(写真の左側)はメスに一生懸命プロポーズをします。

尾は求愛のシーンでも活躍します。まずオスが体をくねらせてメスにプロポーズ。メスが「OKよ」と受け入れると、お互いの尾先をつなぐように絡ませるのです。

このダンス中、2匹は体色まで明るい黄色や白の婚姻色に変化させます。恋はふたりをキレイにするのですね。ただ、なんとこのダンス、ペアによっては3日間にも及ぶことがあるそう!(休みつつですが……)

オスが出産するって!?

普通、子供を世に産み出すのはどんな動物でもメスの役割です。ところがタツノオトシゴの場合はなんと、その役目がオスにある、というのです。

タツノオトシゴ属のオスの腹部には育児嚢(いくじのう)という袋があり、ここでメスが産んだ卵を稚魚になるまで保護する。

育児嚢の役割は保護だけではなく、親から子供に栄養を与える「子育て」まで行うことが示唆されています。

腹部が膨れ、ちょうど妊娠したような外見となる。このため「オスが妊娠する」という表現を使われることがある。

ほんとにぽっこりお腹。

オスの袋内での発育にともなって袋の色が濃くなり、膨らんでいきます。袋の表面がデコボコとした形状になる場合もあります。

お腹からは小さいけれど親と同じ形をした子供たちが生まれてきます。

時々子どもが引っかかってうまく出て行かないと、それがもとで父子が死亡することもあるというので命がけ。

タツノオトシゴと「純愛」

子供を協力して育てるタツノオトシゴ。
愛情のモチーフともされてきました。

彼らは、メスが卵を産みつける時、2匹向かい合って抱き合うように抱擁するのだそうですが、 それが、ハート型に見えるそうで、なんともロマンティックですね

タツノオトシゴのペアは一夫一婦制で生涯に相手はひとりとも言われています。その夫婦仲の良さにあやかって、古来より「夫婦円満」「子宝」の縁起物としてお守りのシンボルにもされているんですよ。

「オスの出産」といった奇妙な印象があるタツノオトシゴの裏には、愛情深い子育ての姿があったのですね。

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