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【台風で欠航?】飛行機の欠航基準と理由は?

台風による風の影響で飛行機が欠航することがありますが、基準はどうなっているかまとめました。

更新日: 2014年10月10日

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明確な基準がある訳ではない?

出発地、到着地、空路の天候、風速、雲底高度(雲土地譲渡の距離)を機長を中心として出発前のブリーフィング(打ち合わせ)で欠航にするかどうかが決められる場合が多いそうです。

台風の場合(特に国内線)だと最初から危険な状況は分かっているので、無理して飛び立つようなことはなく、出発前に欠航の判断が下される場合が多いです。ただ、通常の悪天候であれば着陸空港の上空で旋回しながら着陸のタイミングを伺うことはあります。視界が悪くてもわずか数分の霧が晴れた瞬間、とか、風が止んだ瞬間をみはからって、ドンピシャのタイミングで着陸するケースはあります。

飛ぶ飛ばないの最終決定権はパイロットにありますが、各航空会社にはそれぞれ機種に応じた判断マニュアルもあります。従って一概にどういう条件なら飛ばないということはできません。

ただ、台風直撃などの場合は機長の判断以前に欠航を航空会社が決定することもあるそうです。

航空会社は、その予報と滑走路の状況や運航する航空機の限界を勘案し、さらに商業的に成り立つかも判断します。
それら様々な要因で制限され、結局は人が判断することになるので航空会社によって運航可否は変わってきます。

あまりにも風が強いと駐機中に機体が風で損傷することもありますので他空港に退避させるために欠航となる場合もあります。

滑走路に対する横風成分が大きく影響する

離着陸する方向に対しての横風成分が問題になります。
斜めから吹いている場合でもその横からの成分だけです。
例えば斜め45度から吹いている場合は1.4で割った値。
後は滑走路の状態によっても横風の規程値は変わります。
ボーイングの機体ではほぼ同じで、
乾いた滑走路では横風15m。
湿っている場合は25m。
雪が有る場合は5m。
視程が悪い場合も5mです。

およそ風速18mを越えると運航は厳しくなります。台風の位置する方角や滑走路の状態、長さ、機体重量、機種など様々な条件があります。

台風の影響はあくまでも空港周辺

飛行機への台風の影響は,離着陸(上昇+降下しているときを含む)時に空港周辺で強風が吹いているかどうかで,飛行機の飛ぶ経路に台風が存在してもあまり関係ありません。

飛び上がってしまえば、台風の直上をなんの問題もなく飛行は出来ます。

強風圏や暴風圏は天気予報のために発表しているものなので、実際の風の強さとは必ずしも一致しません。空港での風の強さが判断基準になります。

私は暴風圏内で着陸した飛行機を知っていますが、おそらく空港周辺ではそんなに風が強くなかったのでしょう。

しかも飛行機は向かい風が一定の強さで吹いてるぶんにはかなり風が強くても離着陸に問題ありませんが、台風のように、風向きがコロコロ変わったり、突風が吹いたりやんだりのムラのある風、横方向からの風だったりすると、着陸可能な風の強さは相当低くなるので、簡単に離着陸不可能になります。

飛行機の種類・滑走路の状態・機長のクラスなど要素は様々

飛行機の種類、離着陸するときの重さ、機長が操縦するか副操縦士が操縦するか、滑走路はぬれているかどうか、滑走路の長さはどうか、などによって、ひとつひとつ細かく風速の規定が定められています。

横風が15M~20Mくらいで影響がでます。
雨や雪の時はもっとシビアです。
MD-90などはかなり横風に弱く規定値が小さいです。

一概に何メートルと言いきれません。
風の方向
飛行機の種類
滑走路の状態
機長のクラス
等々、要素は様々です。

滑走路の向きも重要な要素となり空港によっても大きく異なる

以前の経験ですが、羽田で20m/sec.を超える風が吹いていましたが、B滑走路に降りるには向かい風だったので着陸できましたが、A/C滑走路は横風だったため、離陸はできませんでした。(B滑走路は海側にのみ離着陸可能)
羽田と成田、近いのですが、風の強弱が同じではありませんし、風向きも滑走路の向きもおなじではありません。ですから、成田で離着陸できて羽田はだめ、という状況は十分ありえます。

千歳の滑走路は北向きですから
北からの風でしたら少々強くても問題ありませんが、
東西に振った場合はダメですね。

同じジャンボでも航空会社によって判断が異なるケースも

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