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ハンガリーの食べる国宝『マンガリッツァ豚』とは

『マンガリッツァ豚』はハンガリーの国宝に認定された希少な豚。濃厚な赤身と上質な霜降りが特徴の『マンガリッツァ豚』は、繊細な味わいからエレガントな豚肉とも言われるとか。うまそうです。

更新日: 2016年05月04日

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■国家遺産に認定された『マンガリッツァ豚』

ハンガリーの在来種で、固有の希少な品種「マンガリッツァ豚」をご存じですか?

種の希少性から、2004年にはハンガリーの「国宝」に認定されました。

国による保護と管理によって生産される“食べられる国宝”なのです。

■『マンガリッツァ豚』が羊みたいな姿をしているわけ

別名「ウーリーピッグ(毛で覆われた豚)」と呼ばれます。なぜって、毛むくじゃらなんです。

氷点下30℃にもなるハンガリーの厳しい冬の寒さも、体中を覆う体毛に守られて過ごすことができます。

■自然の中でのびのび育つ『マンガリッツァ豚』

マンガリッツァ豚は主にドナウ川周辺に広がるハンガリー平原地帯で育ちます。夏は暑く乾燥し、冬は風に吹かれ雪が降る自然の牧草地です。

冬の寒さから身を守る為の羊毛のような毛は、夏の厳しい日差しから身を守る、風通しのよいコートにもなっています。

豚舎ではなく広々とした森や草地といった自然環境の中で新鮮な自然食のみで飼育されます。

新鮮な空気を吸いながら自由に動き回り、カボチャ、テンサイ、どんぐりなどの自然食品のみを餌として成長し、ストレスなく伸び伸びと育てられているのです。

■イベリコ豚と同じルーツ

スペインのイベリコ豚が唯一、現存する同系統の豚であると言われています。

■特徴は濃厚な赤身と上質な霜降り

豚肉のイメージを覆す肉質は最高級。濃厚な赤みと豊富な霜降りの脂肪が特徴です。

赤身と脂身それぞれの美味しさが堪能できます。

濃厚な赤身

牛肉、猪肉のように肉の色が赤褐色で濃く、それでいて豚臭さがまったくありません。

この赤色は味わいの深さを表わし、ただ柔らかいだけの豚肉とは一線を画します。

上質な脂身

-30度にもなる厳しいハンガリーの冬の間も、運動を続けて蓄える脂肪は特に上質で、マンガリッツァ豚の特徴の一つになっています。

もともとラード等の脂製品を作る為に改良された豚だけあって、非常に霜降り率も高く、脂肪の融点(溶ける温度)も一般の豚に比べて低いので、口の中でとろけるような味わいを楽しむ事ができます。

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やまぐちたくみさん

関心の赴くままに、いろんなジャンルでまとめています。



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