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日本国産ステルス実証機ATD-X(心神)がついに完成 第6世代戦闘機へつなげられるか?

この研究は軍事の戦闘機開発だけではなく将来の日本の航空機産業の為にも行われているいるものです。ATD-X(心神)はあくまで実証機であって実用戦闘機ではありません。ステルス性能や運動能力、レーダー(アビオニクス)、エンジン、IHI製のXF5-1などが主なテスト項目です。

更新日: 2016年07月11日

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▼国産ステルス実証機ATD-X、三菱重工小牧南工場でロールアウト

三菱重工の小牧南工場で製造されていた先進技術実証機(ATD-X:Advanced Technological Demonstrator-X)が、2014年7月12日に放映されたTBS系「報道特集」でロールアウトの様子が紹介されました。

ATD-Xの開発ではステルス性能、ベクタード・スラストを使用した高機動性が重視され、 このうち高機動性の実現を目指し、IHIが開発を手がけている実証エンジンXF5-1に設置された推力偏向パドルは「機密」の理由から装備された部分は、映像にぼかしが入りました。

▼先進技術実証機(Advanced Technological Demonstrator-X, ATD-X)心神とは

日本の防衛省技術研究本部(技本)が三菱重工業を主契約企業として開発を行っている先進技術実証用の航空機の事である

※心神は初期のプロジェクト名(仮)であり公式で使われた事はなく今後も使われません

防衛省はF-22ラプターの調達が米国より不可能となったH21年9月以前から純国産戦闘機の開発を目指していた。F-2が米国の横槍で純国産戦闘機から外形をF-16に押し付けられ国際共同開発となって以来の悲願であった。

ATD-Xによる主な実証予定項目(主なテスト項目)

●耐熱材料など日本の強みを生かしつつ、高運動性を実現

●レーダーに探知されずに敵を捕捉できる優れたステルス性

●高度な火器管制装置(レーダー、アビオニクス)

●エンジン、IHI製のXF5-1

心神だけではなく自衛隊のP-1 (哨戒機)のエンジンにもデーターが使用されている


※IHIは日本で初めてジェットエンジンを開発した会社(1945年にネ20を開発)H-ⅡロケットやイプシロンのロケットエンジンもIHIが手がけている。

XF5-1ターボの現在の最大推進力は10t(アフターバーナー使用2発)で、米軍が運用しているF-22ラプターの最大推進力は35t(アフターバーナー使用2発)。XF5-1ターボは15tの推進力を目指している。IHI社の社長は予算をくれれば大きいエンジンは作れる、技術はあると発言しています(真偽は不明。)XF5-1ターボは予算とATD-Xのサイズにあった大きさで作られています。またXF5-1の研究成果の一部はP-1 (哨戒機)のエンジンに使用されています。

▼各国が研究競争しているステルス戦闘機

第5世代ジェット戦闘機

愛称ラプター。既にアメリカ空軍を中心に180機程が配備されている。自衛隊が採用しようとしたがアメリカ議会の反対にあい購入を断念。イスラエルなども購入しようとしているが難航している。

第5世代ジェット戦闘機

垂直離着陸や短距離着陸が可能

A、B、Cと3タイプある

日本の自衛隊は2014年現在、6機を発注済み(42機調達予定)

日本はライセンス生産の許可も持っているので技術を学ぶ事ができます

第5世代ジェット戦闘機

エンジンの排気ノズルを独特の形にし、運動性能をアップしている

ロシアが輸出禁止にしているエンジンのコピーが使われているとウワサされている

第5世代ジェット戦闘機

試作機が超音速飛行を達成

2014年6月10日、第5試作機が着陸後機体右側のエンジンから出火

欧州も研究はしてるいるが開発はせず。UCAV(無人戦術航空機)に注力しています。インドはロシアと共同で第五世代エンジンを研究。

▼ATD-Xはあくまで実証機であって実用戦闘機ではありません

心神のデータを使い実用戦闘機を目指しているのが

★第6世代戦闘機i3FIGHTERです。 通称F3

ネットワークでつながった戦闘機、大型機、無人機などの群れの中からセンサー、ウェポンのリソースを最適に活用して、スタンドオフ・センサーとしてのAWACS機を後方に配置し、有人戦闘機の前方に無人戦闘機を組み合わせ誰かが撃てる、撃てば当るクラウド・シューティングの実現を目指す。

第6世代の実戦戦闘機配備は2030年半ばあたりと予想されています

ステルス戦闘機を核にして

小型の無人機や無人戦闘機(すでにアメリカはF35でUAVの研究をしています)なども使う

F15Jに装着されているが

地上からも離陸可能

機体概要
全長:5.2m
全幅:2.5m
全高:1.6m
エンジン推力:約0.5t
重量:約0.7t
速度:遷音速

※自衛隊は1995年頃から小型無人機開発に取り組んでおりTACOMは数機と少ないですが、すでに配備されています

しかし、開発段階で5〜8000億円規模の経費が必要と見込まれることもあり、、日本単独で開発するには課題も多い。

第6世代戦闘機は同盟国(アメリカなど)と共同研究・開発の可能性も十分あります。アメリカも6世代の戦闘機を2030年あたりに投入予定ですが、F22やF35の研究開発、製造コストが莫大に膨らんでしまった問題があるため次の世代は国際共同研究・開発も視野に入れてるようです。日本は過去のF-2がありましたが、研究・開発段階で共同となると技術の昇華やコスト削減、防衛作戦上にかなりのメリットがあります。(もちろん単独研究・開発のメリットもあります)

▼ATD-Xプロジェクト予定

2014年(平成26年)度に三菱重工業社内での飛行試験

2015年(平成27年)度に技本と航空自衛隊での飛行試験

2016年(平成28年)度の開発完了を目指している。

「先進技術実証機“ATD−X”(通称:心神=しんしん)」の初飛行を、2015年1月に行う方針を固めた。性能やコストを確認した上で、防衛省は実用化するかどうかを2018年度までに判断する。

※2015年1月にテスト飛行をする予定でしたが、エンジン試験で停止時の再始動方法が発見され安全性を高める有効な物と防衛省が判断。納期を遅らせる事となりました。(実証機なので新しい発見や改善点が見つかれば、これからも再試験や再実験があると思われます)

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