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鉄格子も無し?交通事故犯だけが行く「交通刑務所」が結構自由らしい

車などを運転している人なら誰しもが「加害者」となるかも知れない交通事故。しかも飲酒など加害者に思い過失があり、危険運転致死傷罪が適応された場合、当然刑務所に収監されることになります。それでもこのような交通事故犯が収容される刑務所は、通常の刑務所とは違うようです。

更新日: 2014年07月15日

00mashimashiさん

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行楽のシーズンを迎え、増える交通事故…

今月13日にも北海道小樽市でひき逃げ事故が発生。3人が病院に運ばれたが、うち3人は死亡。もう1人の女性は一時心肺停止状態だったが、意識を回復したものの、複数箇所を骨折しており、重傷という。車を運転していた犯人の男は、12時間にもわたり飲酒していたあげく、携帯電話を操作していたという。

13日午後4時半ごろ、北海道小樽市の海水浴場近くの市道で、女性4人が車にひかれて倒れているのが見つかった

道警は14日、車を運転していた飲食店従業員海津雅英容疑者(31)=札幌市西区=を逮捕した

自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)と道交法違反(ひき逃げ、酒気帯び運転)の疑い。

このような交通に関わる犯罪者の収容を行うために特に設けられた刑務所が存在しているという

全国に2カ所しかない「交通刑務所」とは?

実際には「交通刑務所」というのは明確に定義されているわけではありません。しかし市原刑務所や、加古川刑務所では交通事犯を専門に収容しているため一般的に「交通刑務所」と呼ばれています。ちなみに以前は上記刑務所以外にも交通事犯受刑者を収容していた刑務所は複数ありましたが、現在はなくなっているようです。

*画像は市原刑務所。

交通刑務所とは、交通事故や悪質な道路交通法違反などを犯して実刑判決を受けた交通事犯の受刑者を収容するための刑務所です

乗り物の運転時に過失によりひき逃げや、飲酒運転などの危険運転を犯した場合に刑事処分を受けた人が収監されます

このような交通刑務所と呼ばれている刑務所は「市原刑務所」「加古川刑務所」と全国で二ヶ所あります

千葉県の市原刑務所に対比して、兵庫県の加古川刑務所は、西の「交通刑務所」としても知られています。

通常の刑務所とは異なる「交通刑務所」での生活

「あやまちを反省し、社会人として立ち直ることを誓います」 刑務所での生活は、社会復帰を目指すこの宣誓ではじまる

市原刑務所内に建立されている「つぐないの碑」。ここで受刑者は毎日、刻まれた碑文を唱和させられるという。

このように、所内には交通事故犠牲者の供養施設があり、毎日受刑者がそこを参拝します

入所すると4つの段階で教育され、最初は鍵のある独居房で反省文を書くなどし、段階が進むにつれて自由度が増して、社会復帰をするというシステムになっている

所内では一般の刑務所と同様に刑務作業も行いますが、交通安全や交通法令に関する指導・断酒に関する指導など、「交通安全」に関する指導・教育が強化されています

所内で仮免も取得出来る?格段に自由度が高い交通刑務所

普通の刑務所は雑居房からはじまり独居房へと移りますが、交通刑務所の場合、新入寮はいわゆる独居房。3畳程度の部屋にトイレ、洗面台がついている。そして刑期の3分の1を終えた受刑者が入る開放寮は2段ベッドが並ぶ大部屋での集団生活を送るという。このように通常の刑務所とは異なり、社会環境に近付けるために逆の処遇が取られている。

交通刑務所では、計画的な犯罪で送られる刑務所とは待遇や施設環境がちょっと異なります

たとえば交通犯罪の刑務所は、分厚いコンクリートの壁はなく大人の背丈ほどの金網で、鉄格子もありません

一般的な刑務所と比べると格段に処遇等、受刑生活全般が緩めとなっている交通刑務所。娯楽室や図書室内での私語は禁止とされているが、実際にはそこまで厳しく制限はされていないという。

また、房に鍵がない、窓の外の鉄格子も頑丈でない、トイレも部屋の外でそのときは自由に出入りしてよいという

このほか所内に教習コースがあり、ここで仮免許まで取得することも出来ます

重大事故を起こした人は かなりの確率で免許証も取り上げになっているので、ここで仮免まで取り直すことが出来るという。

このように中での生活は独特で、自主的・自律的生活に重点を置いており、例えば寮生活の細かいルールなど受刑者自身で話し合い、決めたりします

集団で生活を行う「開放寮」では、寮生活のルールを決める寮委員が選出され、視聴するテレビ番組も受刑者自身が決めるという。

「開放的処遇」が行われている交通刑務所だが…細かい条件も

交通刑務所に収容される受刑者の場合、一般の受刑者と比べて比較的犯罪傾向が進んでいないため、自由度が高い開放的処遇という方式が取られている。 

*画像は市原刑務所で作られている、刑務作業による醤油や味噌。

交通刑務所では、鉄格子や高い塀に囲まれておらず、一般の刑務所と比べて規則が緩い「開放的処遇」が行なわれています

これは他の計画的な犯罪とは違い、重大な事故を起こした場合でも過失であることがほとんどのためです

一方で、全ての交通事犯が交通刑務所に入れられるわけではありません

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