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カントンの犬 金の亡者にWikipediaから消された学者

1897年、フランスの科学者ルネ・カントンは「カントンの犬」という実験をした。飼っていた犬が病気になったことからその犬の血液を3分の2ほど抜き取り、血液と同程度に調整した塩分濃度の海水を注入。犬は瀕死の状態だったが、次第に減少していた赤血球が増え実験前よりも元気になりその後五年間も生存したという。

更新日: 2014年08月05日

tame2000さん

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「海」が存在するから生命がある

古代ミーレートスの哲学者たちによれば、水は四大のうちの最初のもの、すなわちギリシア語でアルケーArchê (「万物の母」)と呼ばれるものであった。

もし、地球に「海」が存在しなければ、生命が誕生することもなく、今日のように私たちが豊かな生活を営むこともなかったでしょう。

一人の学者が行った大胆な仮説と実験

生命は海から誕生したのなら、最初の細胞が浸っていた水とは海水である。生物の体液は海水に違いない・・・。

1897年ルネ・カントン博士は「カントンの犬」といわれる実験をしました。

フランスにおける最も偉大な生理生物学者の一人。
海洋療法の父と言われている。
犬の血液の代わりに海水を注入する実験を行ない、生命体の体内環境が海水と同じであることを証明。
人類の健康・幸福に貢献する功績を後世に残した。

1.体重が5キログラムの犬に同量の海水を犬の血管に注入

飼っていた犬が病気になったことからその犬の血液を3分の2ほど抜き取り、血液と同程度に調整した塩分濃度の海水を注入したとされます。

90分かけて、犬に海水約3・5リットルを注入した

実験から4日目に減少していた赤血球が次第に増え、海水が私たちの細胞ひとつひとつの環境を守っていることが分かったのです。

実験5日後にはすっかり回復し、元気を取り戻した。体重も元に戻った。

海水によって、細胞生命は完全な状態で生きることをカントンは証明したのである。

Photo by Image Source / Photodisc

2.体重10キログラムの犬の血液を海水に入れ替える

極限まで血液を抜き取り、次に同量の海水を注入すると、どのようになるかという実験である。

大量出血した患者に、海水で輸血したことと同じである。

犬はしばらくは極度の衰弱状態に陥りましたが、実験から八日目、犬はこれまでにない活気あふれ少々度が過ぎるほど元気になりました。

こうした旺盛な活気は、引き続き数ヶ月にわたって確認されました。
実験から五年後の1902年には、この犬はまだ存命していたそうです。

「海水は生体内部の機能に働きかける優れた性質を持っている」

①白血球の増加 ②感染に対する抵抗 ③急速な活力回復 ④赤血球の急速再生 が観察された

Photo by Ryan McVay / Photodisc

3.「白血球が海水中で生きる」ことを実験で証明

①哺乳類(犬、人、ウサギ) ②両生類(カエル) ③爬虫類(トカゲ) ④魚類(テンチ) ⑤鳥類(ハト)

5種の動物の白血球を海水に浸して実験

「もっとも過敏な細胞の一つである白血球を、体内で血液と入れ替えた海水中でも生かしうる。」

人間の白血球は、ほかの人工的な環境のもとでは全て死んでしまうのに、海水の中では生き続けることも立証しました。

Photo by Duncan Smith / Photodisc

結論 「海水は生体内部の機能に働きかける優れた性質を持っている」

「命の起源は海の中にある。体液は海の成分と類似している」ということを証明したのだそうです。

「多くの病気の原因は、人体の内部環境のバランスの乱れにある」
「海水の注入によって、損なわれたバランスを元の状態に復元する」
「局所に現れた病気を治療することが可能だ」

この実験は点滴などで使われる「生理食塩水」の先駆けともなり、またタラソテラピーの大本にもなった実験だそうです。

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