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抗うつ薬より効果的!?高齢者がPCゲームをすると元気になる可能性も

コンピューターゲームを使ったプログラムを利用することで、失われた学習機能や記憶機能の復帰など、うつの症状を軽減できるとする説を検証するために開発されたという。大人がうつ病にかかるように、高齢者もうつ病になりますが、高齢者のうつ病が意外にも多いようです。

更新日: 2014年08月06日

sun3355さん

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コンピューターゲームを使ったプログラムを利用することによって、老化した脳が激しい訓練によって再生可能であるという。

米国と中国の専門家らからなる国際研究チームが発表した論文によると、抗うつ薬の効果がみられなかった60歳~89歳の被験者グループに、脳の健康を増進することを目的に開発されたコンピューターゲームを使ったプログラムに4週間取り組んでもらったころ、被験者らはすっかり元気を取り戻したという。

プログラムは、老化した脳が激しい訓練によって再生可能であり、失われた学習機能や記憶機能の復帰、さらには意思決定機能を向上させることで、うつの症状を軽減できるとする説を検証するために開発されたという。

特定の知的機能に問題がみられる場合、抗うつ薬に対する反応も不十分になることが、これまでの研究で判明している。

「従来の抗うつ治療は、著しい進歩がみられるにもかかわらず、いまだに多くの高齢者がうつ状態で苦しんでいる状況を改善できていない」と論文は指摘する。

ただ今回の研究については、サンプルの規模が小さいことと、同時に研究対象とする比較グループが存在しないことなどが限界事項として挙げられており、追跡研究を行う必要があるとしている。

意外と多い高齢者のうつ病

高齢者のうつ病有病率が高く女性は30歳代~70歳代まで高く、女性の患者が非常に多い傾向が明らかになっています。

年齢を重ねて精神的に安定していると考えられがちな老年期ですが、体力や気力の衰え、健康への不安、親しい人たちの死別、一人暮らしの孤独感などからうつ病になることが意外と多いのです。

高齢者のうつ病は、若い世代のうつ病と比べてさまざまな喪失体験がきっかけとなりやすいことが知られています。具体的には、老化による身体・知的機能の低下や配偶者や知人・友人との死別、定年退職による社会的役割の喪失などがあげられます。

通常の診断基準ではうつ病が見落とされてしまう場合もあるという。

高齢になってから発症する老人性うつ病は、ほかの病気や衰えとの関係もあり、専門家でも診断が難しい病気です。

高齢者のうつ病は、通常の診断基準に頼るだけでは見落とされてしまう可能性があります。高齢者では典型的なうつ病の症状を示す人は1/3から1/4しかいないと言われています。

頭痛やめまい、しびれ、肩こり、耳鳴り、吐き気、食欲不振、不眠など、身体症状を訴えることが多いのが特徴です。そのため、内科や外科などを転々としていろいろな検査を受けたけれど、「異常なし」と言われた…という方も少なくありません。

まずは、正しい診断を受け、適切な治療を受けること。「治らないだろう」 「元には戻らないだろう」とあきらめていた症状が良くなるかもしれません。

抗うつ薬は効きはじめるまでに1~2週間かかる。薬の効き目を実感するには6~8週間要するかもしれない。

同じ薬を処方しても若年者と高齢の患者様では、体内での作用・副作用が違います。抗うつ剤の処方も、患者様の体格・健康状態、その他の心身の病気などに応じた微調整をしながら行います。

高齢者の自殺率が高い

高齢者のうつ病では、自殺率が高いということも特徴の一つです。

日本の高齢者の自殺率は諸外国と比較しても高くその中でも女性の比率が高いことが注目されます。

高齢者の自殺の動機としては健康問題が6割以上を占めており、経済・生活問題、家庭問題がそれに続きますが、その背景にはうつ病などの精神疾患が存在していることが多いことが知られています。

老年期のうつ病に見られやすい症状としては、体の不調(痛み、しびれ、胃や胸部の不快感など)の訴えが多く、また、「自分は周りのみんなに迷惑ばかりかけている」「ガンなどの悪い病気にかかっているのではないか」など、過剰に心配する傾向があります。

老年期のうつ病は一般的なうつ病と同じく抗うつ薬で症状はよくなります。うつ病の予後を良好にする重要な要素は、できるだけ早く治療を開始することです。

認知症がうつ病と誤診されるケースもある

認知症の介護においては、しばしばアパシー(自発性の低下・無関心)の存在が大きな問題となります。

アパシー(apathy)とは、無気力・無関心・無感動のため、周りがやるようにと促しても、本人は面倒だから、全然動こうとしないし気にもしない状態です。そして、このアパシーの存在ゆえに、認知症がうつ病と誤診されているケースもあります。

また、うつ病の人は認知症になりやすい

認知機能に問題のない健康な77歳前後の健康な成人1764人を対象に行った約8年間にわたる認知機能の追跡調査の結果、うつ症状を持つ人は記憶力の低下が著しく、明らかに認知機能の低下にうつ病が関係していることが分かった。

追跡調査では認知機能の低下や認知症と診断された人たちは、うつ症状の程度が高いことが判明。うつ症状を持つ人は、認知機能の低下において4.4%ほどの違いがあると研究者らは試算している。

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sun3355さん



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