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人懐っこいキツネを交配し続けたら犬っぽいキツネが誕生した話

ロシアで研究されてきたキツネのペット化。50年に及ぶ研究の結果、キツネは人に懐くだけでなく、シッポを振ったり人に擦り寄ったりするなど行動にも変化があったばかりか、毛色や顔つきなど外見にも変化が見られたそうです。ペットはキツネ、あなたならアリ?

更新日: 2014年09月23日

ppp_comさん

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■ロシアで研究されたキツネのペット化

1959年から40年近くの時間をかけて研究されたのが、「キツネの家畜化」

1959年にソ連でこのプロジェクトはスタートしました。

この交配プロジェクトを担当した遺伝学者Dmitri Belyaev氏は「より従順なキツネ」を求め顔の前に手を出しても噛みついたりしない攻撃性の低い個体同士を掛け合わせていった

人なつっこいキツネを選び交配し、その子供から更に人なつこい個体を選び、それらを掛け合わせる…ということを繰り返して50年

■50年の歳月を経て、ついにキツネのペット化に成功した

生まれたときから人間への警戒心を示さないのみならず、ほとんど、犬同様、柔順なペット同様の態度を示すものが現れた

尻尾を振って人に擦り寄ったり、犬のように顔を舐めたりする仕草まで見られた

実験で生まれたキツネの子孫。人が近づいてくるとシッポを振り、触られるとうれしそうにお腹を見せる様子は、まさに犬のそれ。

■その変化は外見にも現れた

細長い顔やピンと張った髭など、どことなくキツネの特徴は残しているものの、何も知らずに前から歩いてきたら、間違いなくキツネだとは気付かないでしょう。

交配を10世代程繰り返した頃、キツネには従順さだけでなく、新たな特徴が現れはじめた

毛の色までが変わっていき、現在真っ白なキツネや、尻尾が丸いまま、顔の形が丸みがある(通常成長すると顔が尖る)など変化しています

それらの中には、耳が垂れ下がったり、白い斑点が現れたりなど、「形態的変化」を示すものも現れた

■なぜキツネは人懐っこくなったのか

アドレナリンのほか、セロトニンといわれる喜びの感情などによって分泌されるホルモン濃度も野生のキツネと比べて飛躍的に高かったそうです。

原因を探ろうと新世代のキツネ達を調べたところ、アドレナリンレベルが格段に低くなっていることが分かった

アドレナリンの低さが従順さに繋がり、またアドレナリンの生化学的経路と関連のあるメラニンの影響によって目の色や毛皮の色が変わっていったと考えられる

■犬も同様に、長い年月をかけて人と共生の道を歩むようになった

オオカミが犬として人間のペットとなったのも、たまたま人懐こいオオカミが人間に近寄ってきたからだという

狼から犬への移行は数世紀を経て実現したが、ここのキツネのペット化は40年で実現した

■今後、キツネがペットになる日がくるかもしれません

これだけ表情豊かで可愛いなら、犬や猫に並んでキツネがペットになる時代が来るかもしれませんね

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