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ビジネスで活用できる問題解決のためのフレームワークまとめ

ビジネスの現場で、問題と思っていることは本当に問題なのだろうか。思い込みと事実を明確にするため、問題としているものは何が問題なのか把握するため、フレームワークを活用し、問題解決するためのまとめをご提供します。

更新日: 2015年12月29日

zilonneさん

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◆問題とは何か

現在置かれている状況と、思い描いているあるべき姿との差(ギャップ)が問題。

― 問題だと思っていることは本当に問題なのか?

いったい何が問題なのか

― 数多ある情報の中から、何を問題とするのか?
― 問題の中でも、何を優先として解決するのか?

●問題を問題として認識する手順
 ①事実となる情報を集める。
 ②現状とあるべき姿を明確にする。
 ③問題を抽出し、解決すべき問題が何かを絞り込む。

◆問題解決とは

問題への対応は「解決」ばかりではない

①解決:あるべき姿になった
②妥協:現状とあるべき姿を近づけた
③解消:現状のままで良くなった
④回避:あるべき姿を変更した

問題の分析

誰が、何に、なぜ困っているのか
― なぜ問題なのか?
― 本当に解決しなければいけない問題なのか?

●6W3Hを活用する
6W:Why、What、Where、Who、Whom、When
3H:How to、How much、How many
おまけ:(How long)も有効

問題から課題へ

問題と課題の違い
― 問題とはあるべき姿と現状のギャップ
― 課題とは問題を解決するためにすべきこと(目標)

何をすれば問題が解決するかを洗い出す

◆解決の手順

①問題の発見:何が問題かを発見する
②課題の設定:何を解決するかを設定する
③解決策の検討:どのように解決するかを検討する
④解決策の実行:解決策を実行する
⑤解決策の評価:実行結果を評価し、改善する

いざ、実行へ!

解決の手順は押さえたが、でもどうやって?

●ここでフレームワークを活用する

◆フレームワークとは

解決に導くための”答え”を考える適切な枠組み(フレームワーク)のこと。

PPM、SWOT分析、PMマトリクス、VRIO分析、ABC分析、バリューチェーン、SIPOCダイアグラム、AIDMA、5FORCES、3C分析、PEST分析、7S、4P、課題解決ツリー、特性要因図、決定表、問題課題シート、パレート図、管理図、分布図(回帰分析)、KJ法、層別、曼荼羅、業務フロー図 etc・・・

フレームワークのメリット

フレームワーク思考=問題解決の方法(先人の知恵)を利用することができる

●メリット
― 思考の枠を広げられる
― 情報収集の方向がわかる
ー 情報の整理方法がわかる
ー 問題解決が早い

●デメリット
― 思考停止の罠 →フレームワークが全てと思考が固執してしまう(危険)

◆「問題の発見」の際に使えるフレームワーク

●概要
ー 企業や組織の現状把握に用いる
ー ミクロ視点で成功要因を見つけ、差別化戦略等に活用

●3つの視点で物事を考える
ー 自社
自社の経営資源や企業活動について定性的・定量的に把握する
ー 競合
自社の相対的な強みや弱みを把握するため、競合の現状を把握する
ー 顧客(Customer)
自社の製品やサービスに対する潜在顧客および潜在顧客の現状を把握する

●概要
ー マイケル・E・ポーターが提唱
ー 競争環境を作る要因に対して、対象業界の「魅力度」を5つの視点で経営資源の優先投入順を確認する

①競争業界:業者間の敵対関係
②新規参入業者:新規参入業者の脅威
③代替品:代替製品・サービスの脅威
④供給業者:売り手の交渉力
⑤買い手:買い手の交渉力

●概要
ー マイケル・E・ポーターが提唱
ー 9つの活動に分類し、業務プロセスのうち、どこに価値(競争優位性)があるかを分析する

全般管理:財務、法務、情報サービスなど
人的資源管理:人事、研修
技術開発:研究、商品開発
調達活動:購買、資材管理
購買物流:発注から納期
製造:加工
出荷物流:受注から納品
マーケティングと販売:販売促進、宣伝、セールス
サービス:保守、アフターフォロー

→マージン:企業活動全体から得られる価値

バリューチェーンの再構築

技術革新の影響で従来のバリューチェーンの構造が破壊され、新しい構造へと作り直され、これまで当然とみなされてきた事業の定義やルールが根本的に変わることを「バリューチェーンの再構築」という。

1.レイヤーマスター:一つの付加価値活動に関するエキスパートとなる
2.オーケストレーター:コアとなる付加価値活動に注力し、他はアウトソーシングする。
3.マーケット・メーカー:既存のチャネルの弱いところを乗っ取って市場を作る。
4.パーソナル・エージェント:顧客の購買代理店として情報のナビゲーターとなる。

●概要
― アルバート・ハンフリーが構築
― 企業の内部環境(強み、弱み)と外部環境(機会、脅威)を把握することで、企業の現状を分析する

●強み・弱み(内部環境)
経営資源に対する競合他社との現在の比較
ー 戦略性、資金力、既存顧客数、機動性 等
●機会・脅威(外部環境)
経営環境が将来変化する可能性
ー 社会・文化、政治・法規制、経営、新技術 等

●概要
認識した問題点を中心に、解決すべき「抱える問題の本質」を明らかにするために情報を整理する

●以下の4点で情報を整理する
①問題・課題
②原因
③影響
④満たすべき基準

●概要
ー 川喜多二郎考案の定性情報の整理方法
ー 問題やアイデア等をポストイットやカードに記載し、グループ分けしながらストーリーを考え、文章にまとめる

●ステップ
①ラベル作り
― 問題やアイデア等整理したい事項をラベルに記載
②グループ編成
ー 似たようなら別を集めてグループを作る
③図解化
ー ストーリーを考えながらラベル群を配置し、図にまとめる
④叙述化
ー 図解化した内容を文章にまとめる

●留意点
基本的に単語の羅列は避ける
グループにならない場合は無理にグループ化しない
グループをさらにグループ化してまとめてもOK

●概要
ー MECEな考え方で上位概念と下位概念を階層的に表す手法
※MECEとは:モレなく、ダブりなく物事を網羅する

●以下の階層を作り、ロジカルに物事を考える
①イシュー:問題提起
②枠組み:物事の切り口
③初期仮説:枠組みに対する初期の答え・仮説
④根拠・情報:上位階層を支えるための証拠

→結論を出す

ロジックツリーを極める~その1~

・MECEに考えることは重要だが、MECEを証明することは極めて困難。
 こだわり過ぎず、思考を前進させる
・イシュー(問題提起)は最も重要(結論を左右する)
・イシューを疑う(そのイシューは妥当か、なぜそのイシューでないといけないのか)
・枠組み(ゴールデンカット)で物事を考える(その枠組みがあれば全てを網羅できているか)

ロジックツリーを極める~その2~

・初期仮説は深めすぎす進める(際限なく追求できるため、時間・費用のバランスを見て進める)
・根拠に基づき検証を繰り返して初期仮説を進化させる
・定量的評価と定性的評価をバランスよく活用して検証する
・枠組み、仮説は途中で変更しても良い(検証・進化により納得感のある枠組み、仮説を立てる)
・聞こえの良い言葉でまとめない(相手に伝わる納得感のある言葉で伝える)
 =伝わらないと意味がない

●概要
ー 相手の立場にたって論理の構造を組み直すときに利用する
ー 相手は何を知りたがって、何を伝えることが最善なのかを理解し、考える

●ピラミッド・ストラクチャーの構造
①メインメッセージ
ー イシューに対して伝えたい答え
②キーメッセージ群
ー 枠組みに対して伝えたい答え
③各キーメッセージとその下の情報群・解釈や前提
④ キーメッセージの下の情報群・解釈や前提とさらにその下の情報群 etc・・・

→それぞれが結論(主張)とそれを支える情報群(根拠)の関係(論理の三角形)であることが必要

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zilonneさん

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