1. まとめトップ
  2. おでかけ・グルメ

世界で唯一、黒い溶岩が噴出するマサイの “神の山”

タンザニアの活火山、オルドイニョ・レンガイは世界で唯一、黒い溶岩を噴出する火山です。噴出した溶岩はすぐに白く固まり、雪が積もったような奇観を作り出します。

更新日: 2015年09月07日

52 お気に入り 32363 view
お気に入り追加

神の山、オルドイニョ・レンガイ

オルドイニョ・レンガイ
タンザニア北部にある活火山。標高2,960m。

アフリカ大陸を南北に縦断するグレート・リフト・バレーにある活火山でタンザニア北部にある

地元のマサイ族の言葉で「オルドイニョ」は「山」、「レンガイ」は「神」であり、「神の山」を意味する

カーボナタイト (火成炭酸塩岩) を噴出する地球上で唯一の活火山

この山の最大の特徴は、噴出する溶岩の組成が世界で唯一この場所でしか見られないものだという点です。

火口付近は絶えず溶岩が噴き出し、固まっては奇妙な景観を造り出す

特にこの山の溶岩はナトロカーボナタイトと呼ばれ、溶岩の温度は510℃しかない

火山の溶岩の温度は通常、900℃〜1100℃です。

その山の溶岩は黒く噴き出し、白く固まる

▷ 溶岩が白く固まったオルドイニョ・レンガイの火口。

オルドイニョ・レンガイは黒い溶岩を噴出する活火山

世界中のほとんどの溶岩はケイ酸塩鉱物が豊富なのに対し、オルドイニョ・レンガイの溶岩は希少なナトリウムとカリウムの炭酸塩鉱物であるニエレレアイトNa2Ca(CO3)2 と グレゴライト(Na2,K2,Ca)CO3)が豊富

この異常な組成のため、溶岩は比較的低い温度 (500 - 600℃) で噴出する。この温度の低さのためマグマは他の火山で見られるような赤い輝きを持たず、太陽光下で黒色に見える

▷ 流れ出る小規模な黒い溶岩流。

オルドイニョ・レンガイによって作られた溶岩のナトリウムとカリウムの炭酸塩鉱物は地表では不安定で、風化を受けやすく、すぐに黒色から灰色になってしまう。その結果、世界の他の火山景観とは違ったものになっている

オルドイニョ・レンガイで唯一噴出したカーボナタイトとは

黒色が磁鉄鉱、白色が方解石、緑色がかんらん石。

カーボナタイトは、方解石または苦灰石を主成分とする火成岩

アルカリ岩複合岩体に伴われ、主に方解石またはドロマイトからなるマグマ起源の炭酸塩岩

カーボナタイトの産地は安定した大陸地域や地溝帯に限られ、とくにアフリカ大地溝帯に多い

方解石または苦灰石を主成分とする火成岩。石灰岩や苦灰岩とは起源が全く異なり、火成炭酸塩岩ともいう

岩脈や岩床など貫入岩として見られることが多く、世界中でとくに古い年代で知られる

かつてこの岩石は,火成岩か,堆積岩起源かで論争されたが,1960年タンザニアのオル・ドニヨ・レンガイ火山において炭酸ソーダを多量に含む溶岩が噴出し,火成岩であることが確認された

動画

真っ黒な煙をあげて噴火するオルドイニョ・レンガイ。

オルドイニョ・レンガイのドキュメンタリー。8:10頃からは噴出する黒い溶岩の映像も。

1





質を大事に、自分なりの視点でまとめを発信していきます。

【得意分野】
IT
スマートフォン
音楽
雑学
子育て
レッサーパンダ

よろしくお願いいたします!



  • 話題の動画をまとめよう