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「やっと国民になれた...」32年間"無戸籍"だった女性が手に入れた日常

出生届が提出されなかった事により、32年という長い時間を「無戸籍」で過ごしてきた一人の女性が自らの手で戸籍を手に入れました。

更新日: 2014年09月19日

ppp_comさん

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32年間、無戸籍で過ごしてきた女性がいる

無戸籍になった経緯

ある女性が離婚した後、300日以内に子どもを産んだ場合に、法律上は「前の夫の子」と考える、という規定。100年以上前の1898年に施行された民法で、「300日」という日数が定められた。

母親が元夫の暴力から逃れるため兵庫県から埼玉県へ避難した後の1981年、別の男性との間に生まれました

離婚が成立しておらず、「婚姻中に妊娠した場合は夫の子と推定する」という民法の規定があるため、夫の戸籍に入ってしまうことを母親が避けた

父親でないことを証明するには前夫と連絡を取る必要があるため、母親は84年の協議離婚後も届けを出さなかった

母親は戸籍を通じて前夫に居場所が知られることを恐れ出生届を出せなかった。

自分に「戸籍が無い」と知ったのは中学2年のとき

誰しもが持っていて当然であるハズの戸籍。「あなたには戸籍が無いの」そう告げられた女性の気持ちは一体どんなものだったのでしょうか。

修学旅行で保険証が必要になり、母親に話すと「無戸籍で住民票もないから、保険証はない」と告げられた

母親から健康保険に加入していない理由を聞かされたが、「何のことか理解できなかった」

戸籍の無い女性には、多くの困難が待ち受けていた

行政サービスや身分証明などに必要不可欠である住民票が得られない事による弊害と心的ストレスは想像を絶するものがあります。

女性は無戸籍のまま中学を卒業できたが、公的な証明書がなく高校進学などを断念し、アルバイトで生活せざるを得なかった

料理人を目指したが、戸籍謄本がないため調理師免許を取得できなかった

まじめな働きが買われ勤め先から正社員になるよう勧められたが、戸籍がないことがわかると解雇されてしまう心配があり断った

戸籍を求めて、女性は動き出した

キッカケは昨年10月。インターネットで見つけた無戸籍者支援団体に初めてメールを送った。その後、連絡を重ねるうちに「戸籍を得るには裁判しかない」という気持ちが強くなり、今年4月、提訴に踏み切った。

母親の前夫(故人)と親子関係がないことの確認を求める訴訟を、神戸家裁に起こした

最近になって前夫の死亡を知り、前夫を父親としない戸籍を得るため今年4月に提訴した

ここでいう「前夫」とは無戸籍女性の「実父」のこと

そして大きな一歩を踏み出す

国が所管する戸籍と違い、住民票は自治体の裁量で作ることができるため、女性は、戸籍がない人たちを支援する民間団体の協力を受けながら住民票の申請しました。

自治体の判断で住民票が交付され、行政サービスが受けられることになりました

国が所管する戸籍と違い、住民票は自治体の裁量で作ることができる。

住民票を取得したことで、自治体が行う行政サービスが受けられるほか、運転免許の取得なども可能に

「先日、初めて歯医者に行ってきた。ふつうの生活だけどうれしい。ふつうの生活ができないのが一番つらい」

訴訟の末、ついに戸籍を勝ち取った

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