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「経済的理由」による大学中退が増加し、20.4%で最多に。。

大学生の「ブラックバイト」(労働基準法を無視した劣悪な条件で働かされるアルバイト)が問題になっているように、今は経済的に苦労している大学生が少なくないんですね。

更新日: 2015年05月02日

morintaroさん

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■大学中退の理由で、「経済的理由」の割合が増加した

2012年度に大学などを中途退学した人は約7万9千人と全学生の2.7%に上り、退学の原因は「経済的理由」が20.4%を占めることが25日、文部科学省の調査で分かった。

▽"中退者数"自体も増加していることが明らかに

平成24年度1年間に中退した若者は7万9311人で、学生全体の2.65%となり、5年前の調査に比べ0.24ポイント増加しました。

調査は今年2~3月、全国の国公私立の大学と短大、高専の計1191校に実施、1163校(97・6%)が回答した。

■文科省は、景気の低迷と格差拡大が原因と分析しているが、

文科省は「経済格差が広がり、家計から学生への支出総額が年々減っている」としている。

同省は「08年のリーマン・ショック後に続いた景気低迷の影響で家庭の学費負担の厳しさが増した」とみている。

▽たしかに大学生への"仕送り"金額を見ても、年々減少傾向にある

首都圏を中心とする私立大に2013年春に入学した下宿生への仕送り額(6月以降の月平均)は月額8万9千円で、13年連続で減少した

仕送りから家賃を引いた1カ月の生活費は2万8100円。1日当たり937円で、最も多かった90年度(2460円)の4割にとどまる。

■また、「奨学金を借りることを躊躇している」ことも中退の増加につながっている?

文部科学省の渡辺正実学生・留学生課長は、
「家庭の経済状況の厳しさだけでなく、将来の返済への不安から奨学金の利用をためらっている様子もうかがえる。

貸した側の日本学生支援機構(旧日本育英会)が2012年度に起こした訴訟は6193件で、8年前の100倍を超えた。

日本学生支援機構の調べでは、奨学金の滞納者は33万人を超え、その滞納者の8割以上が年収300万円以下であることが判明しています。

■そもそも日本は「大学授業料が高く、しかし奨学金が充実していない」という、世界的に見ても大学生に厳しい国

グローバルスタンダードとかぬかす人たちにはぜひこのグラフを見せてあげたい。縦軸は大学の学費、横軸は奨学金の充実度(公的補助金を受け取っている学生の割合)を表している。日本だけが特異。 pic.twitter.com/og0Tug2gBe

(画像クリックで拡大)
日本は世界の中で例外的に、学費が高く奨学金が充実していないことが一目瞭然。

高等教育への公的助成総額のうち,家計対象の援助費目の割合。日本は3割くらいで平均よりは高いけど,そのほぼ全てが「学生ローン」じゃん。日本では奨学金といわれているけど,国際統計では「ローン」にしっかり直されている。 pic.twitter.com/raNvm67mLs

(画像クリックで拡大)

日本の奨学金は返還義務のない「給付型奨学金」の応募枠が少ない、応募規定が細かすぎるなど貧弱さへの指摘がある

日本で「奨学金」と言われているものは、多くが学生ローン(つまり借金)のことで、本当の意味での奨学金=給付型はかなり少ない。

授業料のある国でも、たとえばイギリスでは、学生の43%が免除、14%が減額措置をうけています。
アメリカでは、私立大学は高いものの学生の7割がかよう州立大学が安くなっており、学生のいる家庭には数十万円の減税措置がとられています。

そもそも英・米以外の国では無料か年間数万円という授業料の国が多い。

▽日本の大学授業料は年々急激に値上げしてきている

(画像クリックで拡大)

国立・私立ともにかなり値上げしている

国立大学の授業料は昭和50年代から30年以上、一貫して急激な値上げ。⇒15倍増

国立大学でも、年間の授業料は約54万円、入学料の約28万円を足すと、初年度は80万円余りが必要になる。

アメリカ・イギリスのように、日本と同程度かあるいは日本以上に授業料が高いという国もありますが、ドイツやフランスなどの欧州各国では年間数万円だったり無料だったりするので、それと比べるとやっぱり高い、、、

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