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性的虐待でPTSD発症…親族男性に約3千万円の賠償を命じる逆転判決

幼少期の性的虐待で心的外傷後ストレス障害(PTSD)とうつ病などの精神障害を発症したとして、40代の女性が親族の男性に約4180万円の損害賠償を求めた訴訟で、全請求を棄却した1審判決を一部変更し、男性に約3040万円の支払いを命じました。

更新日: 2014年09月26日

kyama77さん

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●性的虐待でうつ病の被害女性が、1審・釧路地裁判決を変更し、男性に約3千万円の賠償を命じる逆転判決

幼少期の性的虐待で心的外傷後ストレス障害(PTSD)とうつ病などを負ったとして、北海道釧路市出身の女性が親族男性に約4180万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審

裁判長は「性的虐待でうつ病を発症させた」として、女性の請求を棄却した一審・釧路地裁判決を変更し、男性に3039万円の支払いを命じた。

・民法724条で定める20年という「除斥期間」の解釈で、損害賠償請求権は消滅してしまうものなのか?が最大の争点だった

男性による不法行為から提訴までの期間が、損害賠償を請求できなくなる20年の「除斥期間」を経過していたかどうか、民法724条の解釈が最大の争点だった。

・判決では1978~83年に性的虐待を受け、2006年ごろにうつ病をそれぞれ発症したと認定した

判決によると、女性は3歳だった1978年から8歳だった83年にかけて男性から性的虐待を受け、2011年4月にPTSDと診断された。

83年ごろにPTSDなどを、06年9月ごろにうつ病を発症した。

裁判長は「うつ病の発症は2006年9月ごろで、この時期を起算点ととらえれば除斥期間は経過していない」と判断した。

・判決理由で裁判長は、女性のPTSDとうつ病は別個の損害と認定

判決理由で岡本岳裁判長は、女性のPTSDとうつ病は症状や治療方法が異なることを踏まえ、男性の不法行為による別個の損害と認定。

うつ病になった損害として慰謝料2千万円、治療費約910万円などを認容した。

・一審判決では、いずれの症状も性的虐待が原因で発症したと指摘していた

2013年4月の一審判決は「PTSD患者がうつ病を併発することが多い」とし

最後の虐待があった1983年から提訴までの期間が、損害賠償を請求できなくなる20年の「除斥期間」を経過していたと判断していた。

女性側は「幼い子供が性的虐待を原因としたPTSDを自覚することは困難。診断された日から起算すべきだ」などと訴え、控訴していた。

●今回被害女性も発症したPTSDとは?

PTSDとは、外傷的出来事にさらされたことによる精神的な後遺症のことです。

PTSDが発症すると、自分の力ではコントロール出来ないような激しい恐怖や不安が襲いかかってきます。

突然の不幸な出来事によって、命の安全が脅かされたり、大けがをしたり、恐怖感や無力感を感じるなど、強い精神的衝撃を受けることが原因とされています。

子どもの場合には、虐待や無視・放置、他者の被害の目撃が成人以上に外傷となり得ます。

・PTSDの主要症状

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