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27日午前11時53分ごろ、御嶽山噴火

長野県と岐阜県にまたがる御嶽山(おんたけさん、3067メートル)で27日正午前に起きた噴火で、長野県の木曽広域消防本部は同日夜、登山者27人がけがをし、このうち10人が重傷を負ったと発表した。意識不明の人もいるという。

御嶽山は長野と岐阜の県境にある火山で、最も高い剣ヶ峰は標高が3067メートルです。35年前の昭和54年には剣ヶ峰の南斜面で中規模の噴火が発生して山麓(さんろく)の農作物に火山灰による被害が出たほか、7年前の平成19年にもごく小規模な噴火が発生しています。

予兆はあったが、予知はできなかった

御嶽山では、10日昼頃から、剣ヶ峰山頂付近で火山性地震が増加し、10日の火山性地震は51回観測されました。1日当たりの火山性地震が50回を超えたのは2007年1月25日以来7年7か月ぶりとなります。

9月11日に火山性地震85回を観測。その後は収まって20回以下の日がほぼ続いていたが、噴火した27日は午前11時から午後5時までに313回を記録した。うち約240回が噴火前後の約2時間に集中し、以後は減少傾向にある。

御嶽山では今月10日ごろから山頂付近を震源とする火山性の地震が増加し、気象庁は今後の火山活動の推移に注意するよう呼びかけていました。

噴火警戒レベルについては、地殻変動などそのほかのデータには変化がなかったため「平常」の1を維持。北川課長は「噴火の前兆との判断は難しかった」と述べた。

さらに噴火をきっかけに火山性の地震は急激に増加し、その後、午後5時までの間に313回の火山性の地震が観測されました。

噴火は地震と比べると予知しやすいとされるが、過去の噴火で観測されたデータに頼る部分が大きい。気象庁火山噴火予知連絡会の藤井敏嗣会長は「今回の噴火は予知の限界」と話す。

マグマ活動との関連が指摘される火山性微動は噴火の約10分前に観測されたが、衛星利用測位システム(GPS)や傾斜計のデータに異常はなく、マグマ上昇を示す山体膨張は観測されなかった。

藤井会長は「観測点がもっとあれば分かったかもしれないが、噴火予知は多くの場合、難しいのが現状だ」と話している。

今後も注意が必要

気象庁は「今後も噴火の可能性がある」と警戒を呼びかけている。

気象庁の北川貞之火山課長は午後2時半すぎから記者会見し、「御嶽山で噴火が確認されたのは平成19年3月以来で、火口から4キロメートルの範囲では大きな噴石が落下するおそれがあるので警戒が必要だ。風によっては小さな噴石も風下側に流され、住宅の窓ガラスが割れるなどの影響も考えられるので念のため注意してほしい」と述べました。

風下となる御嶽山の東側にあたる長野県中部・南部から山梨県中西部にかけて降灰が予想されています。

富士山頂付近と南アルプス付近で降灰が予想されるとした。静岡地方気象台には27日夜までに、県内で火山灰が確認されたとの情報は入っていない。

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sjapanさん



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