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巨大な奇岩連なる木曽上松『寝覚の床』の絶景と、浦島太郎の伝説

エメラルドグリーンの木曽川の川面と、白い巨岩の対比がこの上なく美しい日本の絶景「寝覚の床」。竜宮城から帰った浦島太郎が絶望の末辿り着き、最後に玉手箱を開けたという伝説の残る地でもあります。国の名勝「寝覚の床」と、ほとんど知られていない穴場「裏寝覚」を紹介します。

更新日: 2014年10月24日

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美しい日本の名勝、寝覚の床

長野県木曽郡上松町の名勝。
木曽の幹線道路、国道19号線沿いでアクセスも容易い。

寝覚の床(ねざめのとこ)は、長野県木曽郡上松町にある景勝地

中山道・木曽路に「木曽八景」として数えられる景勝地のうちでも最も迫力ある場所です。

木曽川の水流によって侵食された花崗岩が「自然の彫刻」を形成していて、まるで人工的に作られたかのような、屏風や床、そして亀のような形の岩があり、その間にはエメラルドグリーンの色をした水面が輝き、幻想的な空間を作り出しています

白い巨岩とエメラルドグリーンの川面、そして山々の深緑がなんとも美しい、まさに絶景。

岩盤に見られる水平方向と垂直方向に発達した方丈節理(割れ目)やポットホール(甌穴・対岸の岩にあいた穴)は、日本でも代表的なもの

花崗岩の方状節理、岩盤に刻み込まれた歐穴は、国内でも学術的に貴重なものとして注目されています。

岩にはそれぞれ獅子岩、釜岩、亀岩、床岩、屏風岩などの名前がつけられ正に奇岩と呼ぶにふさわしい

木曽川の水流によって花岡岩が浸食されてできた自然地形。
国の名勝に指定されています。

周囲は公園として整備されている。また川沿いの高所を走るJR中央本線の列車の車窓からも一望できる

中央西線の特急「しなの」では、車掌が近くを通過する際にアナウンスをすることがあるそうです。

その昔、浦島太郎が竜宮城から帰り、ここで玉手箱を明けて”眠り”から覚めたとされる場所

そして何とも興味深いのが、この地に伝わるあの「浦島太郎」の伝説。

寝覚に伝わる浦島太郎伝説

寝覚の床には、浦島太郎が竜宮城から帰ってきた後の伝説が残っている

実はここ「寝覚めの床」は、浦島太郎が旅の最後にたどり着いた土地であるという伝説があります。

俳人正岡子規が「誠やここは天然の庭園にて・・・・・仙人の住処とも覚えて尊し」と感じ入ったこの絶景は、古くから浦島太郎の伝説の舞台としても有名

一説によると、地上に戻ると何年も時間が経過しており、ショックを受けた浦島太郎が旅に出て長野県木曽郡まで行ったとされている

竜宮城から帰った浦島太郎は、ふるさとの風景が変わり、知人も居なくなったことから旅に出たと言われています。

竜宮城から戻った浦島太郎は、諸国を旅して廻り、途中で立ち寄った寝覚の里の美しさに惹かれて、ここに住むようになりました

寝覚の里で、浦島太郎は気ままに釣りなどを楽しんでいたようです。

ある日、里の人に昔の思い出話をしていて、玉手箱の存在を思い出す。そこで浦島太郎が玉手箱を開けてみると、中から紫色の煙が出て来て、彼を300歳の翁に変えてしまった

このときの紫の煙=パープル・ヘイズは、伝説的ギタリスト、ジミ・ヘンドリックスが楽曲のテーマにしたことでも有名です。

浦島太郎には、今までの出来事がまるで「夢」であったかのように思われ、目が覚めたかのように思われた。このことから、この里を「寝覚め」、岩が床のようであったことから「床」、すなわち「寝覚の床」と呼ぶようになったという

中央の大きな花崗岩の上には、浦島太郎が弁財天像を残したといわれている浦島堂が建ち、徒歩で辿ることができます

寝覚の床の巨大な岩の上に、浦島太郎が玉手箱を開けたとされる「浦島堂」があります。
ここに辿り着くための道は整備されておらず、岩の上を飛び移っていかなければなりません(これが楽しい!)。

浦島太郎なんて架空の人物でしょ・・・と思いがちですがここへ来ると、本当にいたのかなぁと信じてしまいそうな場所です

穴場『裏寝覚』も見逃せない

寝覚の床から歩いて10分ほど下流に下ったところに、地元の人しか知らない「裏寝覚」という奇勝地があります。

ほとんど見学者の来ない裏寝覚では四角い巨岩は少なく、複雑な節理と無数のポットホールが特徴

ポットホールとは、流れてきた岩が亀裂などに引っかかってその場でゴロゴロと動き続け、長い時間をかけて巨岩に穴を掘ったもの。

兎に角静かなのが良いです、ざわめきが無くしっとりとした感じがなんとも言えません

観光客の多い寝覚の床と比べ、裏寝覚は殆ど知られておらず、絶景の中でのんびりするには最適です。

寝覚の床とは一味違った美しさです

時間のある方はぜひこちらも!

寝覚の床へのアクセス

寝床の床へのアプローチで、駐車場は2箇所あります。一つは国道19号沿いのドライブインの駐車場で、もう一つはドライブインの少し名古屋寄りにある町営駐車場です

ドライブインの無料駐車場は寝覚の床に最も近いですが、岩場まで降りるには臨川寺の拝観料200円が必要です。
それよりも南側の無料の町営駐車場側は寝覚の床までは少し歩きますが完全無料、さらに裏寝覚にも近いです。

ドライブインの駐車場を利用した場合、臨川寺の拝観料が必要ですが、展望所があり上から寝覚の床を見渡すことができます。また歩く距離も短いです

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