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死因一位のガン。なぜ「心臓ガン」はできないのか?その理由

ガンができない臓器、心臓と脾臓。なぜ心臓にガンはできないのか?逆にガンができやすい臓器は何なのか?その理由をまとめてみました。

更新日: 2015年07月24日

rainshineさん

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日本の死因順位、第1位は「がん」

日本人の死亡原因の1位は「がん(悪性新生物)」です。 1980年頃までは脳血管疾患が1位でしたが、それ以降はがんのトップが続いています。

現代は、2人に1人が、がんにかかると言われますが、がんは、近年の医療技術の発展で、早期発見でのがん治療の場合は、その後の生存率が大きく改善し、治る病気となりつつあります。

とろころで「心臓ガン」って聞いたこと無いけど...。なぜ心臓にガンができないのか?

心臓の筋肉によるため

心臓は横紋筋という筋肉で成り立っていますが、実はこの横紋筋には細胞分裂がほとんど起こりません。したがって、細胞が極めて増殖しにくい環境にある心臓は、細胞の異常増殖の病気であるガンが発生しないと言われています。

そもそも悪性腫瘍は遺伝子の障害による細胞分裂の異常がおおもとになりますが、胃や大腸などの上皮とは異なり、心臓の筋肉はほとんど細胞分裂しません。ですので当然、心臓は悪性腫瘍になりにくいのです。

心臓の温度が高いため

心臓が高温のため、心臓は体全体が発生する熱の10%以上をつくり出しており、常に40度近くの高温になっている。ガンは熱にとても弱く体温が40度以上になるとガン細胞は死滅してしまうことが知られている。

悪性腫瘍というものは基本的に熱に弱く、42℃以上になると死滅するといわれています。実際の心臓の温度はせいぜい37~38℃にとどまりますが、安静時の体温維持には心臓から産生される熱が大きな役目を担っています。

体温が40度以上になるとガン細胞は死滅する。この性質を利用した「温熱療法」もある。

脾臓も同じように温度が高いので「脾臓ガン」もできない

脾臓もとても温度の高い臓器です。赤血球を貯蔵しており、その色は赤く、そしてまたリンパ球や単球など白血球の生産も行っています。つまり、温度が高いので、冷えの病気であるガンになるにはならないのです。

他の説もある

心臓にガンができない理由は、他にも「血液の流れが速すぎて、ガン細胞が定着しないから」とか、「活性酸素の傷害に対して抵抗力を持っているから」など、さまざまな説があります。

肺や肝臓は毛細血管が張り巡らされた構造になっており、他からの腫瘍が転移しやすいのに対して心臓はその動きのために腫瘍細胞が転移しにくいんです。

心臓にも腫瘍はできるけど「ガン」とは呼ばない

一般的に「がん」と言った場合は、“悪性腫瘍”全体を示す「がん」と、肺癌・胃癌・乳癌のように“上皮性の腫瘍”に限った「癌」とに区別されます。

ガンというのは、基本的に上皮細胞が悪性化して異常増殖したものを指し、それ以外の細胞の悪性化したものは肉腫といいます。なので、一般的に “ 血液のガン ” と呼ばれる白血病やリンパ腫は、実際は “ 肉腫 ” であってガンではありません。

心臓は,体の表面と連続していない非上皮性細胞で構成されているので,心臓に出来た悪性腫瘍は,癌と呼ばないのです。心臓も,他の臓器と同じように腫瘍が発生しますが,どちらかというと稀な疾患です。

心臓は横紋筋という種類の筋肉で出来た臓器であり、筋肉は上皮ではありません。ですので「心臓のがん」はありますが、「心臓の癌」はありません。

医学的には「心臓横紋筋肉腫」という名前になります。

逆にガンになりやすい臓器は?

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