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世界一の黒!凹凸を認識できなくなる物質”ベンタブラック”とは?

イギリスのファーンボロー国際航空ショーに出展され、話題を呼んでいる黒い物質”ベンタブラック”。世界一の黒さはまるでブラックホールのようです。

更新日: 2014年12月28日

betanagi1221さん

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まるでブラックホール?世界一黒い物質”ベンタブラック”

英ロンドン郊外で開催中のファーンボロー国際航空ショーに出展され、話題を呼んでいる黒い物質。

世界でも有数の、権威ある研究所で調べられた数値で、過去に試験された中でも最も黒い物質

世界一と言っても、どれだけ黒いのだろう?

出典grapee.jp

黒い布地との比較

布地の黒が黒に見えなく感じる程、ベンタブラックが黒さが際立っています。

黒い塗料や布地などに見られる通常の黒色は吸収率が95~98%

黒く見える原因は光の吸収率にあった

たとえば、りんごが赤く見えるのは、反射された光の波長を目の網膜が受け取り、「赤い色」として脳が認識するからです。

色とは、「光によって感じる、物の感じ方の一つ」

「色材の色」は、光が物体に当たり、その光の吸収と反射によって生まれます。

すべての光が物体に吸収されるということは、光が私たちの目にまったく届かないわけですから、その物体の黒い色どころか、物体そのものを認識することができません

本当の意味での「黒」は私たちは見ることができません

光吸収率が高いと、人間の目では認識できない

アルミホイルの一部にベンタブラックをコーティングしている。
表面には凹凸があるが見ても分からない 。

裏返すとアルミホイルの凹凸がよくわかる。

光が100%近く吸収されてしまうので、わずかな色の濃淡もなくなり、アルミの凹凸さえ認識できなくなってしまう

コーティングされたものは真っ黒過ぎて人間の目ではどのような形をしているのか判別ができなくなり、真っ黒な穴が空いているだけに見える

ベンタブラックを生成するカーボンナノチューブとは?

ベンタブラックは直径2~3ナノメートル(ナノは10億分の1)の多数のカーボンナノチューブ(筒状炭素分子)からできており、アルミホイル上で生成される。

カーボンナノチューブ(Carbon Nanotube)とは、「カーボン=炭素」「ナノ=ナノメートル(nm)」「チューブ=円筒」と3つの言葉を合わせたもの

・レアメタルの代替として
・電池材料に
・軽量強化プラスチックに
・再生医療に

炭素原子が網目のように結びついて筒状になったモノで、直径はナノメートル単位ととても細く、人の髪の毛の5万分の1の太さ

Vantablackは高い熱伝導率を誇り、銅の7.5倍の効率で熱を伝え、鋼よりも抗張力が10倍も高い

余分な光を効率的に吸収・シャットアウトする以外にも、イメージセンサーの汚れを除去するのにも役立てることができるという(検出できないレベルのガスの粒子離脱を防ぐことが可能になるため)

今まで見つけられなかった星が見つかるかも?

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