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東洋ベジタリアンが食べない「五葷(ごくん)」ってなんのこと?

食のビジネスに関わっていると、頭の痛い問題です…

更新日: 2014年12月25日

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オリエンタルベジタリアンがNGとする、野菜の「五葷(ごくん)」

にんにく、らっきょう、ニラ、ネギ、玉ねぎ。玉ねぎは「あさつき」の場合あり。説によっては、エシャロットなども入ることも

仏教の思想に基づく菜食の一種で精進料理に近いが、「五葷」と呼ぶ食べてはならない植物がある点で、通常の菜食とも異なる

「五葷(ごくん)」はネギ・にんにく・にら・らっきょう・あさつきのことで、仏教からきた精進料理、ベジタリアンというところでしょうか

五葷(ごくん)は、厳格な仏教徒とヒンドゥー教徒には、「臭いが強く修行の妨げになる」との理由から、食べることが禁じられている

そのため五葷食は「オリエンタルベジタリアン」と呼ばれることも

こういうところが良くないらしい

ネギとかばりばり植物では

五葷は大自然の天然の気を傷つけてしまうものとされ、五葷を好むのは五戒で言うところの妄、殺、淫、盗、酒を好む

五葷は五臓(肝・心・脾・肺・腎)に対応しているので、食べれば、五臓の元気が蹴散らされる、霊性が傷つけられます

漢語の文献では明代の『西遊記』第十九回に「五葷三厭」として登場し、仏教や道教での禁忌とされて紹介される

その成立がホントにお釈迦さまの時代のものかは定かではなく、五葷は中国の清めの思想と習合しているという説もあります

科学的にアプローチすると、ネギ類に含まれている成分「アリシン」が血管拡張、平滑筋弛緩などに効くために、禁欲という基本的な教えの妨げになるからだろう

宗教全否定国家だけあって、中国語wikipediaがめっちゃ冷たいw

五葷を断つことで、修行に最適な衰弱状態が維持できるのではないかというのが、発祥国中国の現在の見解

つまり、野菜であっても臭気が強いので「腥(なまぐさもの)」に当たる、というわけだ

これを実行している人が現実的に…そこそこ多い

信仰だったり、アレルギーだったり、好き嫌いだったり、習慣だったり

「ベジタリアン」は基本的に肉を食べず植物性食品を食べる人を指しますが、いろいろな種類があり「ベジタリアン協会」と「アメリカ栄養学会」で細かく分類されている

五葷にもレベルが5段階くらいあるみたいで、レベル1(高)が「ニンニク」。さらに「菜食が進むと五葷を受け付けないない体質になることが多い」

米アマゾンでも素食文化製品が普通に売られていたりする

禅宗などの寺院に行くと、肉や生臭い野菜を食べたり酒を飲んだものは立ち入りを禁ずるという「不許葷肉入山門」などと刻んだ石碑が建っていることが多い

寺院の門にある「不許葷酒入山門」の石柱

中国人観光客「日本の寺に参拝したら、門に「不許葷酒入山門」とか書いてあった。水滸伝で魯智深が出家した時みてぇ!」

中国ではかなり消え失せてしまった文化のようだ

「食の禁忌」で、ビジネスになるものも

現在外食産業界では、日本人向けの食の安全・安心対応だけでなく、2020年の東京オリンピック時の訪日観光客2000万人に向けた、外国人への食の対応を必要としています

ハラールやベジタリアンに対しては「1つの料理を4パターンで作る」。ハラール認証の牛肉を取り寄せたり、牛肉の代わりに厚揚げ照り焼きを使ったりと…

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モダンライムさん

ららら~

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