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ジャンルを超えて進化する『新世代JAZZ』が新たな地平を切り拓く

他のジャンルとクロスオーヴァーし、今も絶えず進化を続けるジャズ。近年注目を浴びる新世代のジャズミュージシャンを音源とともに紹介します。これからジャズを聴いてみたい方にもおすすめです。ぜひ爆音でお楽しみください!

更新日: 2016年01月27日

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進化を続ける音楽=ジャズ

皆さんは、ジャズと聴いてどんな音楽を想像するでしょうか?

薄暗いバーでBGMとして流れているオシャレな音楽?
オジサンが聴いてるなんだか古臭くて良く分からない音楽?

様々なイメージがあると思いますが、今も進化し続けるジャズという音楽の面白さが伝われば幸いです。

クロスオーバー化が進み、J・ディラやレディオヘッド、アニマル・コレクティヴやフライング・ロータスといった他ジャンルのアクトともナチュラルな感性でシンクロしていく現在のジャズ。

ジャズは、従来よりその時代のトレンドを積極的に取り入れ、時代に合わせ変化してきました。

現代のジャズは、黒人音楽全体の実験性が拡大した事によって再び勃興してきている事が解る。かつて電化やラップとの融合で見せた変容の次のステージである。日本でも、新世代のアーティストの多くが再びジャズへの接近を試みており、確実にシーンが面白くなってきている

巷にあふれる初心者向けのジャズ紹介本は、多くが50年も前の古いジャズばかり。
ジャズという音楽は、決して停滞している音楽ではありません。
あらゆるジャンルを飲み込み、即興を主体に今も進化を続ける音楽=ジャズの素晴らしさの一端に触れて頂けるよう、今もっとも注目されている“新世代”のジャズミュージシャンを紹介していきます。

ロバート・グラスパー(ピアノ / アメリカ合衆国)

米国のピアニスト/アレンジャー、ロバート・グラスパーの楽曲です。
ジャズの名門レーベル、ブルーノート(Blue Note)よりリリースされ、ジャズファンの度肝を抜いたHip Hop / R&Bサイド。

ジャズをヒップホップやR&B、ソウルなどと融合させた革新的なサウンドにより、世界で最も注目を集めるジャズピアニストの1人とも言われる

ロバート・グラスパーはジャズとHip Hop、R&Bを融合させ、新次元を切り拓いたピアニストです。

2012年の第55回グラミー賞で最優秀R&Bアルバム賞を、アルバム『Black Radio』で獲得している。

2012年のアルバム『Black Radio』で注目を集め、以降のジャズは一部では“ロバート・グラスパー以前/以降”で語られるようになりました。

ジャズはロバート・グラスパー以降、確実に潮目が変わったように感じます。少ない音数とヒップホップ・マナーのリズム・トラック。それでいてコードやフレーズはジャズのイディオムが散りばめられている。考えてみれば、実は一番何でもありのフィールドがジャズやヒップホップなんだと思うんですよね。

【おすすめの一枚】
グラミー賞ベストR&Bアルバムを受賞した2012年の作品。
R&BやHip Hopへの新しいジャズのアプローチを魅せ、以降の新しいジャズの方向性を決定づけた。

こちらはロバート・グラスパーによるジャズスタンダード「星影のステラ」の演奏。

やっとロバートグラスパー聞いた。なるほど。 好きなはずなのに今まですっぽかしてたものだったw

今更ながら、ロバートグラスパーの凄さ(;o;)に驚きながら、聴いている♪ピアノの音感がe.s.tを彷彿させるなぁ。音に身を委ねて聞ける極上な音楽だ。#DOUBLE BOOKD pic.twitter.com/TOrESDBRdI

ロバートグラスパーがスメルズライクティーンスピリットのジャズカバーITUNEでバラ売りしてないの2016年の初怒りだな

カマシ・ワシントン(テナーサックス / アメリカ合衆国)

”ジャズの歴史の全てが詰まっている“と評価された、カマシ・ワシントンによる2015年の大作アルバム『The Epic』からの1曲。

怒涛のサックス・ブロウとスピリチュアルなサウンドで音楽シーンに衝撃を与えるカマシ・ワシントン

現代ニューヨークのジャズシーンで最も注目を浴びるプレイヤーが、このカマシ・ワシントンというサックス奏者。

13歳からサックスを始め、ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーター、ケニー・バレル、ジェラルド・ウィルソンなど錚々たるジャズ・プレイヤーに加え、チャカ・カーン、ローリン・ヒル、スヌープ・ドッグのバック・バンドも務めるなどその才能は折り紙つき。

ケンドリック・ラマー、フライング・ロータス、スヌープ・ドッグといったHip Hop / ビートミュージック系のトップランナーが絶大な信頼を寄せるジャズミュージシャンです。

彼がなにも新しいことをやっていないという批判は、ある意味あたっている。だが逆に、彼は新しくないこと以外はすべてやっているのだ。
いわばこれはジャズ百年の歴史の決算報告だ。これまでのジャズの終わり、これからのジャズの始まりを告げる日の出のごとき作品だ。

先人が積み重ねてきたジャズという音楽のの正統な後継者であり、今後もその熱い音楽を後世に伝えていく存在です。

【おすすめの一枚】
総勢60名の精鋭ジャズミュージシャンが参加した2015年のジャズの最重要アルバム。
トータルで3時間に及ぶ壮大な3枚組のこの芸術作品には、ディキシーランドジャズやビバップ、フリージャズにフュージョン、ジャズヒップホップなど“ジャズの歴史が全て詰まっている”。

ミュージシャンとしての一流の技術が前提となった上で、音楽に対する熱い想いが伝わってきます。

このカマシ・ワシントンは聴いていて久しぶりに鳥肌が立つほどの演奏で購入したい一枚。新しい所もあるが昔のジャズの匂いも醸し出している所が良いなと思った。ピーター・バラカンさん曰く「一曲の演奏時間が長い」らしいが大丈夫。マイルスやコルトレーンで慣れているんで。

そういや今話題沸騰のカマシ・ワシントンの3枚組CD買っちゃったわけだけど、予想以上にコルトレーン系列のテナー奏者で完全にいい買い物でした

カマシ・ワシントンて、今ひとつとっかかりがないというかとっつきづらい感じがしてあまり聴かなかったけど、Youtubeに上がってるThe Epicのライヴをちゃんと聴いてみたら、すごくて感動してしまった。Thundercatとかあのあたりのミュージシャンも追いかけてみたくなる

エスペランサ・スポルディング(ベース / アメリカ合衆国)

スティーヴィー・ワンダーの名曲をソウルフルに歌い上げる才女エスペランサ。

オレゴン州ポートタンド出身のジャズ・ベーシスト&ヴォーカリスト。アコースティック・ベースとエレクトリック・ベースを鮮やかに弾きこなし、ヴォーカリストとしても高い評価を集める。

出身は貧民街で、奨学金を得てジャズの名門バークリー音楽大学に進学。生活にも困窮し音楽の道を諦め政治学へ転向しようとしていたところ、パット・メセニーにその才能を見出された。

ニュー・ヒロインが紡ぐ、心地よいエレガンスポップスの色香+ジャズの気品を体現する芸術感覚で2011年グラミー賞最優秀新人賞を受賞した新星

エスペランサ・スポルディングは世界一のジャズの名門高、バークリー音楽大学に20歳で史上最年少講師として就任しました。あのオバマ大統領もファンと言われており、実際に大統領の前でプレイしています。

今では世界的な名声を得、ホワイトハウスでも演奏するなどシンデレラストーリーも多くの若い音楽家に希望を与えています。

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