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狼の血を継ぐ!? 長野のローカル犬『川上犬』が凛々しい上に可愛い

ニホンオオカミの血を引くという、長野県川上村に古くから伝わるローカル犬種・川上犬。勇敢で凛々しくかっこよく、その上主人に従順で可愛い貴重な犬です。

更新日: 2015年01月31日

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天然記念物、川上犬

川上犬(かわかみけん、かわかみいぬ)は、長野県南佐久郡川上村に伝わり、保護育成されている小型日本犬の一種

川上犬は、長野県の川上村原産の犬種です。

村の名前が犬の品種の名前の由来になっている、唯一の犬の品種

警戒心が強く、見知らぬ人に友好的というような犬種ではありません。眼光が鋭く、オオカミのような凛々しい雰囲気を持っています。

四方を2,000m級の山々に囲まれた南佐久郡川上村は、冷涼な気候によるレタスや白菜などの高原野菜の一大産地として有名です。その川上村に、とっても可愛らしい「生きた文化財」があるんです。

隔絶された山村であった川上村にて猟犬として飼育されていた川上犬は、1921年に国の天然記念物に認定。

川上村は長野県の東端に位置している、人口4,000人程度の村。

信州川上犬保存会により保護育成が始まった昭和43年(1968年)に、純血性が薄れたということで、長野県天然記念物の指定を一旦解除されたが、その後、純血種との交配努力により純血性が高まったことが認められ、昭和57年(1982年)に再指定されたという経緯がある。

村内には80頭以上の川上犬がいますが、実際に天然記念物に指定されているのは半数にも満たない

川上犬であれば天然記念物に指定されるわけではなく、川上犬保存会事務局と長野県により厳しい審査により、川上犬の条件を充分に整えていると認められた個体のみが天然記念物として指定されています。

2006年の正月には戌年にちなんで上野動物園で短期間、子犬が数匹展示された。

川上犬の特徴

スキンシップ不足などで信頼関係が失われると、神経質で攻撃的になることがあるので注意が必要です。主人のことを大切に考えて、添い遂げようとする従順さがあります。期待を裏切らないコミュニケーションをしっかりととれば、素晴らしい名犬に成長します。

柴犬は長じて顔が丸くなる傾向があるが、川上犬は、狼の面影を感じさせる野性的な顔で、長野県の天然記念物。

戦時中には軍の撲殺令等により、川上犬は絶滅の危機にひんした時期がありました。それでも戦後の貧困な時代に、村内有志の努力により復興され、現在では約350頭までに生息数は回復しています。

現在でも川上村に数十頭、全国でも300頭前後しかいない貴重な犬種です。

ニホンオオカミの血を引いている!?

古くは猟犬としての勇敢さを保つために、雌犬を山中に留めてニホンオオカミと交配させたという伝承がある。

「秩父山塊のニホンオオカミが猟師によって飼い慣らされた」との言い伝えが残っている。

元々日本オオカミの血を引く川上犬には狼爪があったそうです。戦前の川上犬を知る人によるとかつての川上犬には皆この狼爪を持っていたそうですが戦後交配の過程で柴犬の血が入り今では狼爪の無い川上犬も珍しくはないとか。

狼爪とは親指に当たる爪で、飼い犬の場合もともと退化しているか、幼少時に切除されてしまうことが多いそうです。

自分より体の大きな獲物にも勇敢に立ち向かいます。主人が熊に襲われそうになったとき、自分の何倍もある相手に飛びかかり、主人を助けたというエピソードも残されています。

勇敢なんですね!

上野動物園で短期間飼育されていた三頭。

ペットとして飼うことはできるの?

川上犬保存会の飼い主希望名簿に名前を連ねれば、飼い主になれる可能性があるのだ。ただし現在、約100名の希望者が待機している状態なのだとか。

純血種を飼うことは、なかなか大変なことのようです。

川上犬自体が稀少種で、その中でも長野県の天然記念物に指定された犬の子孫ですから、長野県の文化財保護条例が適応されます。従って、分譲といっても、ペットショップやブリーダーから購入する犬とは違い私物化できず、長野県の生きた文化財を共有する事になるため、事前審査もあります。

事前審査の内容は、自然環境を中心とした飼育環境を重視し、川上犬の体質に適合しない高温多湿な地域や、都市部にお住まいの場合は、ご遠慮頂くこともあります。

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