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もし倒れている人がいたら、すぐに「人工呼吸」じゃないの?知っておきたい、最新の「心肺蘇生」の手順とは

倒れた人を発見し、すぐに行う心肺蘇生のやり方が、常に状況を踏まえてより良いものに変化しているようです。いつ自分が直面するかわからない事態に備えて、しっかりと知っておきたい知識です。

更新日: 2015年04月05日

dreamflowさん

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学校の体育の時間などに習う、「心肺蘇生」のやり方

日常的に起こる出来事ではないかもしれない。

しかし、いつ、そのような場面に直面するのか、それは誰もわからない・・・

声を出して、しっかりと相手に意識があるかを確認

呼びかけに反応がなく、普段通りの息(正常な呼吸)がない人は心停止の可能性があります。ためらわずに、ただちに心肺蘇生を始め、止まってしまった心臓の代わりに、脳や心臓に血液を送り続ける必要があります。

周囲に声をかけて、他人に協力をお願いする

この時に、今までは「人工呼吸」を真っ先に行う必要があった・・・

これまでの心肺蘇生法は次のような流れでした。反応の確認、応援とAED要請、気道確保(Airway)、呼吸確認(見て聞いて感じて)、人工呼吸(Breathing)、(脈拍触知:医療者のみ)、胸骨圧迫(Compression/Circulation)開始

しかし、今は人工呼吸よりも「胸骨圧迫」を優先にすることに

以前のガイドラインでは、人工呼吸2回と胸骨圧迫30回を繰り返す方法を推奨していたが、23年のガイドラインでは胸骨圧迫を最優先とするよう変更。

何と言っても重要で優先されるべき行為は、「胸骨圧迫」なのです(心臓マッサージのことですが、最近はこの言葉を使わなくなりました)。

以前のガイドラインより更に胸骨圧迫(心臓マッサージ)の重要性が強調されるようになりました。心肺蘇生法の開始手順が、人工呼吸から胸骨圧迫(心臓マッサージ)に変わったのもこのためです。

なぜ、このような変更がなされていたのか???

総務省消防庁によると、傷病者が倒れるのが目撃され、心肺停止が確認されたケースのうち、現場に居合わせた人が応急手当てを行った実施率は44・9%にとどまる。

つまり、心肺停止の状態で、半分以下のケースしか、応急手当てを迅速に行うことが出来ないのです。

それは・・・

街で聞くと「訓練も受けたことないから、たぶん現場に居合わせたら、ちょっと自分はちゅうちょするだろうな」とか、「実際に目の前に事故が起こったこともあったけど、結局、救急車を呼んだりってことぐらいしかできなくて」という答えが返ってきました。

そこに今回、手順が改定された理由の一端があるんです・・・

経験がない人には難しい印象が強い人工呼吸を省略することで、とっさの場合に、居合わせた人が取り組みやすい心臓マッサージなどの応急手当てを行うケースを増やそうというのが狙い

最低限触れなくてはいけないのは、傷病者に触れるのは反応確認の時の肩と、胸骨圧迫のための胸部のみとなり、心的な障壁は相当小さくなるはずです。

変更の理由はそれだけに留まらず・・・

蘇生に対する取り組みがずいぶん変わってきたのは、救急医療に対する研究が進み、心肺蘇生の重要項目が変わってきたからです。

でも、そんなことしなくても、すぐに救急車が助けに、と思うかもしれない・・・

救急車はがいつも「すぐに」来られるとは限らない・・・

救急車が119番通報から現場に到着するまでの所要時間は平均8分30秒。この時間は年々延びており、その間、傷病者を目の前にした市民が協力し合い、心肺蘇生法を行えば、より多くの命が救われる。

救急車が到着するまでの間、1分当たり少なくとも100回のペースで続ける。できるだけ同じリズムで繰り返し、周囲に人がいれば助け合って交代すること

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dreamflowさん

独自の視点ではありますが、何かの形で笑顔のきっかけになるまとめが作れたらと思っています。



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