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交換するなら!本当に使えるロードバイク”ホイール”まとめ

ロードバイクに乗り慣れてきたら、最初に交換したくなるのがホイールではないでしょうか?実際、一番走りが変わったのが実感できるのがホイール交換だと思います。このまとめでは、買って後悔しない、本当に使えるホイール選びをお教えします!

更新日: 2015年06月11日

jobnile1226さん

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ホイール交換したいなあ…でも安い買い物じゃないし、失敗したくないなぁって方に!

ロードバイクに乗り慣れてきたら、最初に交換したくなるのがホイールではないでしょうか?実際、一番走りが変わったのが実感できるのがホイール交換だと思います。もちろん見た目もかっこよくなりますし、さらに愛着が湧くことでしょう。

 でもロードバイクのホイールって、高いですよね。しかも色々種類があって、よく分からないって方のために、用途別におすすめホイールをまとめていきます。

まず知っておきたいホイールの種類!

購入を検討される前にまず最低限知っておきたいのが使うタイヤの種類です。大きく分けて現在では3つの種類のタイヤがロードバイクでは使われています。その3つとは、


1 クリンチャータイヤ

2 チューブラータイヤ

3 チューブレスタイヤ


の三種類です。もしあなたが初めてロードバイクを買って、完成車のまま乗っておられるのならそのホイールにはクリンチャータイヤがついていると思います。現在の主流はこのクリンチャータイヤとなっています。例外を除いて3つのタイヤには互換性がありません。ではそれぞれの特徴を書いていきます。

1 クリンチャータイヤの特徴

クリンチャータイヤは図のように、タイヤの内部にチューブが入っています。特徴としては、

チューブとタイヤは分離しているので、パンク修理はチューブの修理もしくは交換だけで済みます。メンテナンス性はとても優れていますが、チューブラーと比較すると下記のようなデメリットがあります。

リム打ちパンクしやすい
部品が多く重くなりがち
カーボンホイールでは対応しているものが少ない

2 チューブラータイヤの特徴

これが一番古くからあるタイプです。タイヤの中にチューブを入れて縫い合わせて一体化しています。

構造から想像できるようにパンク修理は素人ではほぼ不可能。基本的には使い捨てになります。またホイールにはリムセメントと呼ばれる専用の接着剤で貼り付けます。接着剤の乾燥に時間がかかるのでタイヤ交換してすぐに全力では走れません。

このように使い勝手は悪いのですが、下記の様なメリットがあるため現在でもレースシーン(特にトライアスロン)では主流で使われています。

重量が軽い
リム打ちパンクが少ない
空気圧を高く設定できる
ホイールを軽量につくれる

3 チューブレスタイヤの特徴

自動車と同じ構造でチューブがありません。

最大のメリットは原理的にリム打ちパンクしないということです。

その他にも次の様なメリットがあります。

同じ太さの場合、クリンチャーと比較してチューブの分だけ空気が多く入るので乗り心地がしなやか
チューブとタイヤの内部摩擦が無いのでロスが少ない→転がり感がよく感じる

貫通パンクでも気密層が補強されているので一気に空気が抜けにくい
パンクしてもチューブを入れればクリンチャータイプとして使える
一方で次の様なデメリットもあるそうです。

ホイールへの装着がムチャクチャ大変
リムとの相性によっては空気漏れが多い
種類が少なく値段が高い

この三種類のホイールの中で、普段使いならダントツでクリンチャータイヤが使い易いでしょう。しかし、レースでは未だにチューブラータイヤの人気も根強く、悩みどころですね。また、タイヤの進化の歴史を見ていくと、将来的にはチューブレスタイヤに変わっていくのではないか?というのが筆者の見解です。自動車をはじめ他のタイヤ付きの乗り物はほぼ全てチューブレスですしね。

 
 ・ではなぜレースでチューブラーが使われ続けるのか?
 ・チューブレスはなぜなかなか普及しない?


という2点について説明しましょう。

 チューブラータイヤが使われ続ける理由としては、軽さが〜、とか、転がり抵抗が〜、とか色々言われていますが、筆者は一番の理由はレースでのカーボンホイールの使用率の高さだと思います。高速レースで使われるディープリムのホイールは、普通のクリンチャーのようなアルミで作ると重くなりすぎてしまいます。従って全てカーボンでできたホイールになるのですが、カーボンは熱に弱く、熱によって変形を起こしやすいという特性があります。そのため、なるべく複雑な形状を避けなくてはなりません。

 

 ここで上記のクリンチャーとチューブラーのリムの断面形状を見てみると、明らかにクリンチャーの方が複雑ですね。これを全てカーボンで成形すると重くなるか、脆くなるかしてしまうのは目に見えています。

 

 重くなっては本末転倒、脆くてはレースでは使えない。じゃあカーボンホイールにはチューブラーしかないね!となったわけです。

 

 でも大体の消費者(私たちホビーレーサーですね)にとって、チューブラーはめんどくさい、パンクしたらタイヤ全取っ替えなんてムリ!でもあのカーボンホイールの真っ黒いリムがかっこいいんだよなぁ、、、フルカーボンのクリンチャーホイールがあればなあ、、、というのが本音ですよね。

 

 あるにはあるんです。カーボンクリンチャーのホイール。それも結構昔から。なんでみんな買わなかったかというと、あまりに信頼性が無かったんですね。下りのブレーキングで変形してみたり、タイヤ嵌めようとしたら割れてみたり、頑丈かと思えばアルミ並みに重かったり、要は欠陥品に近かったのです。ホントは使いたい、けどいいのが無い、という状況でした。

 

 しかし2015年、遂に各社から非常に信頼性も高く性能が高いカーボンクリンチャーが一斉に発売されてきています!これは後ほど紹介させていただきます!

 

 では次にチューブレスタイヤが普及しない理由について。これは単純に主要タイヤメーカーが何故か積極的に開発していないからでしょう。あまりに選べるタイヤが少なく、しかもマイナーメーカーしか選べないとなれば、慎重な私たち消費者は手が出せません。

 なんとなく、そろそろコンチネンタルあたりがすごくいいチューブレス出して一気に普及する気がします。なぜかというといよいよレースでも本格的にクリンチャーが使われ始めて、クリンチャーとチューブレスはリムの機密性しかほとんど構造上の違いがないからです。

ちょっとまとめ;じゃあどんなホイールがオススメなのか?

じゃあどんなホイールがいいの?って話になりますが、まず最初にベストは何なのかというと、”複数本のホイールを所有してシチュエーションで使い分ける”これ一択です。


練習:今まで付いてた安物ホイールもしくは中級グレードのアルミクリンチャー。

アップダウンのあるコース:24〜35mm程度のミドルハイトのカーボンチューブラー。

サーキットなどの高速レース:50mm以上のディープリムカーボンチューブラー。


 
 これがベストです。ただ、どこのセレブだよ!って話になりますよね…じゃあどうすんの?もし一本だけなら?となると、


・ハイグレードのアルミクリンチャー
・ミドルハイトのカーボンクリンチャーもしくはチューブラー


この2点がいいんじゃないかと思います。コスパ、汎用性を考慮するとこのへんがベストかな、と思います。それでは、筆者的おすすめホイール9点を紹介します!

これ一本で大満足⁉︎なホイール9選

1.MAVIC KSYRIUM SLE

いや、はっきりいって最強なんじゃないかと思います。アルミクリンチャーの使い勝手の良さ、ミドルハイトリムの扱いやすさ、そしてエグザリットリムと呼ばれる真っ黒いリム。これはカーボンではありませんよ。プラズマ電解処理されたアルミです。このリムが雨天だろうがなんだろうが強烈に効きます。人によっては雨の日はエグザリット以外使いたくない、なんていう人もいるほどの高性能です。

 あれ、1発目で勝負ありじゃね?ってくらいです。しかも若干割高かと思いきや、MAVICはWTS(ホイールタイヤシステム)というのを推奨していて、タイヤが付属してきますので実はそんなでもない、という無双っぷりを発揮しています。唯一の難点は、初期出荷時の精度の悪さか…

2.MAVIC コスミック カーボン 40 エリート

2本目もMAVICになってしまいますが、実はこのホイール、ものすごくホビーレーサー視点で作られたホイールなんですね。MAVICが本気で作ったアマチュア最強ホイールなんて書くとすごい良さそうですが、コンセプトとしてこれ一本あればなんでもできる、というまさにこのまとめの答えのようなコンセプトで作られています。特徴としては、


・初めての信頼できるカーボンクリンチャー
・40mmというオールラウンダーなリムハイト
・耐久性に優れたリム


といったところでしょうか。どうやってそれを実現したかというと、

ということでカーボンのリムの中にアルミが隠れています。これによって耐久性、クリンチャーへの対応を果たしているんですね。中のアルミが放熱して熱を逃がす&リムの剛性UPさせて、中の緩衝材がカーボンリムの変形やショック吸収を果たしているということで、実に日常使いを意識したスペックとなっています。じゃあなんで価格は一般向けにしてくれなかったの?ということで登場したのがこのコスミック カーボン 40 エリートとなっています。CC40Cとの違いはハブだけ、となっています。まあ元々MAVICのハブはク…おっと

MAVICのハブは普通です。多分カンパとかが良すぎるだけです。

3.ROVAL RAPIDE CLX 40

続いてはspecializedのプライベートブランドのROVALから発売されたRAPIDE CLX 40。40mmハイトの非常に使いやすいリムで、フルカーボンながら非常に信頼性が高いクリンチャーホイールとなっています。そして他社を圧倒するコストパフォーマンス。(ここ重要)

 
筆者の記憶ではこのホイールが出て初めてカーボンクリンチャーホイールがまともに評価されたような気がします。なんといってもこのホイール発売当初人気過ぎて買えませんでしたからね。もしかしたら今もそんな状況かも知れません。それぐらいインパクトありました。

 
 筆者は偶然このホイールを使っている方と一緒に峠を下ったんですが、その性能の高さに驚きました。こちらはBORAの35mmチューブラーだったんですが、こちらが結構な下りでブレーキがかなり熱でタレて危険な状態だったのにも関わらず全然問題無しでスイスイ下ってましたから。
(あれ、俺がヘタなだけか?)

難点としてはリムが最近の流行りでかなり幅広ですのでクリアランスに注意かと。


あとリムを押すと凹むので耐久性はちょっと不安が残る印象でした。まぁ大手ですのでその辺もしっかり押さえてあるだろうとは思いますけど…ちょっとスペシャその辺弱いので。

やっぱり大手はトータルで設計できる強みがありますね。この24cのクリンチャータイヤもメチャクチャ評判いいです。(一番新しいの以外は…)



う〜ん、こうなるとチューブラーいらない子になっちゃうな…

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ロードバイクの魅力にどっぷり浸かったサラリーマンです。私がこの趣味を始めた頃から今に至るまでに得た知識、経験を失敗談も含めて、これからロードを始めてみようという方へ情報を発信していこうと思います。

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