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ホワイ?『1分間の沈黙』を収録した無音の曲がiTunesで1位に

8月20日、オーストリアのiTunes Music Storeで現地アーティストが発表した「1分間の沈黙」という無音の楽曲が、発売日前にもかわらず予約だけでチャート1位になりました。

更新日: 2015年10月05日

justastarterさん

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◆8月20日、オーストラリアのiTunesチャートで異変が起こった。

オーストリア人アーティストが発表した「1分間の沈黙」を収録した「楽曲」が20日、発売前にもかかわらず、アップル(Apple)の「iTunes(アイチューンズ)」同国版チャート1位に躍り出た。

◆この「1分間の沈黙」という曲…文字通り「無音」だった。

さっそく聞いてみると…音がいつまで経っても流れて来ません。iTunesが壊れた?それともAppleのミス?…と思いきや実はこの曲、1分間に渡ってまったく音が収録されていない全編”無音”の曲。

オーストリアやドイツでは、既に複数のラジオ局で「全曲」または一部が放送されている。

って、放送事故だろ…

◆制作したのは現地のビジュアルアーティスト「ラウス・ハスペル」氏。

・「欧州各国における難民の待遇への抗議」をテーマとして製作した。

近年、ISILに制圧されたパレスチナやシリアなどからEU各国への亡命が絶え間なく続いています。

イタリアやギリシャを目指して密航船で地中海を渡る難民申請希望者の数は、すでに6月初旬で10万人を突破した。

こうした難民への対応として、ハンガリーは国境沿いにフェンスを設置。ドイツでは難民への反発から収容施設への放火や襲撃事件が多発し、イタリアでは難民を受け入れこそするものの、定住を支援しないために貧困生活を強いられる人が続出しています。他のEU各国でも難民受け入れには難色を示す国が大半です。

この曲はそんなEUや欧州各国における難民待遇への抗議として、ビジュアルアーティスト(視覚芸術作家)のラウス・ハスペルさんが制作したもの。

作品の収益は全てオーストリア・ウィーン南方にある過密状態の施設、トライスキルヘン難民センターの支援に充てられる。

リスナーがiTunesのランキングを見て試聴した時に音が入っていない事に気付き、詳しく調べる→その曲の製作意図が分かる→難民の待遇への問題意識が芽生える、といういいサイクルができている気がします。

◆実は、カナダでも類似の事例が存在していた。「8秒の雑音」がiTunesチャート1位に!

新アルバム「1989」の発売を間近に控えた人気歌手のテイラー・スウィフト。カナダのiTunesで、彼女のアルバム名義でホワイトノイズ(シャーという雑音)のトラックが誤って販売され、なんとチャートで1位を獲得していたことがわかった。

何かが、オカシイ!? ダウンロードした人は大混乱!

その正体は……システムエラーで入ってしまった8秒間のノイズ。

出典CROOZgrp・それ失敗!テイラースウィフトの「8秒」のトラックがiTunesで第1位に!—カナダ|CROOZ blog

なんとたったの8秒しかないその曲は、通常どおりの価格であるにもかかわらず瞬く間にダウンロード数を伸ばし、カナダのランキング第1位に。

出典CROOZgrp・それ失敗!テイラースウィフトの「8秒」のトラックがiTunesで第1位に!—カナダ|CROOZ blog

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