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度肝を抜かれる!おすすめミステリ

これまで読んできたミステリの中で、衝撃がいつまでも残っている作品を、いくつかご紹介します。

更新日: 2015年12月28日

foolyさん

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叙述トリックの名手の頂点に数えられる1冊

いくつかの異なった文体がクロスオーバーし、驚愕のラストに向かっていくスタイルは折原氏の真骨頂!!没頭できる!!読後の余韻をも楽しめる傑作。自分の頭の中では、本を読んだというより、一本の映画を観たような感慨を憶える作品でした。

伏線であるという匂いをプンプンさせておいて、それでも読者を騙し切る手腕はたいしたものです。

SF的設定なのに、論理的な帰結にビックリ!

正体不明な施設の影響で、6人の人格が入れ替わり続けるという状況下での連続殺人、犯人は誰なのかではなく、犯人の人格は誰なのかという『フーダニット』に作者のスピリットを感じる。

人格転移のルールはシンプルですが、それによって引き起こさる結果がややこしく、読んでいると混乱しそうです。私はこういったややこしい話が大好き(笑)なので、人格転移の過程を追いかけながら楽しく読むことが出来ました。

これが「禅」ということなのか

雪の温泉宿の庭に忽然とあらわれた僧の遺体。
 それは、連続する不可解な殺人事件のはじまりでした。
 舞台は、山の中にある「知られざる禅寺。」
 取材にきた雑誌記者たちの前で、次々と僧達が殺されます。

これは「犯人を見つける」物語、つまりミステリーではない。伏線は確りしている。物語が破綻しているとか、肝心な部分がぼかされているとか、そういうことではないのだ。寧ろ、そういう部分はそこらのミステリー小説よりよっぽどミステリーらしい。しかし、読者は何故かそれらが「見えない」。見えているし、わかっているはずだ。読んでいるし、そのことを覚えてもいる。しかし、何故か本質をとらえられてはいない。常識で考えればわかるはずなのだ。

主人公(探偵役)はシリアルキラー!

連続美少女殺人事件。死体ののどに突き立てられたハサミ。その残虐性から「ハサミ男」と名づけられたシリアル・キラーが、自分の犯行を真似た第三の殺人の真犯人を探す羽目に…。メフィスト賞受賞作。

次々と衝撃が襲いくる怒涛のクライマックスでは、作者が用意した一筋縄ではいかない企みにしてやられるよりほかありません。

国内ミステリーの怪作でありながら傑作

ニューイングランドの片田舎で死者が相次いで甦った! この怪現象の中、霊園経営者一族の上に殺人者の魔手が伸びる。死んだ筈の人間が生き還ってくる状況下で展開される殺人劇の必然性とは何なのか?

殺された人間がよみがえることで、殺人という行為の意義が失われてしまっているかのように思える世界の中で、犯人はなぜ殺人を続けるのか。この、特殊な設定ゆえの風変わりな謎は、この作品の大きな魅力となっています。

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foolyさん

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