1. まとめトップ
  2. ニュース・ゴシップ

「神の報復を受けるだろう」ついにサウジアラビアとイランが断交宣言

サウジアラビア政府は3日、イランとの関係を断絶すると発表しました。現在中東ではサウジアラビアによって執行されたテロ関係者の大規模処刑に対する抗議行動が過激さを増しており、イランではデモ隊がサウジ大使館に放火するなどの事件も起きました。今回の断行宣言にはこうした対立の激化が背景にあるとみられています。

更新日: 2016年01月04日

42 お気に入り 56222 view
お気に入り追加

サウジアラビアがイランとの断交を宣言…

その中には著名なシーア派の有力指導者ニムル師も含まれており、これに対してシーア派の大国であるイランが猛烈な反発を示したのです。

イスラム教スンニ派が支配するサウジアラビアとシーア派のイランは多くの火種を抱えていました。長らく内戦が続くイエメンにおいてはサウジアラビアがシーア派武装組織「フーシ」を攻撃、シリアの内戦においても革命防衛隊を派遣してアサド政権を支えるイランと反体制派を支援するサウジが代理戦争を戦っています。また、両国の対立は対イスラム国掃討作戦でも表面化しており、国際社会にとっても看過できないものとなっていました。

サウジアラビアでイスラム教シーア派の有力指導者が処刑され、緊張が高まっている。

ロイター通信によると、サウジアラビア政府は3日、イランとの関係を断絶すると発表した。

サウジアラビアのジュベイル外相は3日、首都リヤドで記者会見を開き、「イランとの外交関係を断絶する。イランの外交関係者に対し、48時間以内に国外に出るよう要請した」と発表した

事の発端はサウジアラビアが執行したテロ関係者の大規模処刑

サウジアラビア政府は2日にテロ関係者の大規模な処刑を実施した。その中にはサウジ王室に批判的だった少数派シーア派の有力指導者ニムル師も含まれていた。これに対してシーア派の大国イランを筆頭に、中東各地から抗議の声があがっていた。

サウジアラビア政府は2日、国内でのテロに関与したなどとして死刑判決を受けた47人を処刑したと発表した。

処刑されたのは、スンニ派の国際テロ組織アルカイダ系の組織に属し2003~06年ごろ、サウジ国内でのテロに関与したとされる死刑囚が中心

イスラム教スンニ派のサウジ王室に批判的だった少数派シーア派の有力指導者ニムル師も含まれている。

特に、著名な宗教指導者であるニムル師の処刑が問題に

ニムル師は、サウジ東部のシーア派多数地域のモスク(イスラム教礼拝所)で、指導者を務めていた。

シーア派大国イランでイスラム法学などを学んだ経験もあることから、イランの宗教界や政府とも密接な関係にあったといわれる。

2011年、北アフリカや中東諸国に広がった民主化運動「アラブの春」が勃発した際は、各地の反政府運動を公に支持した。

この処刑に対してシーア派住民らの反感が高まっていた

シーア派信徒達の自然発生的な抗議行動は、イラクからイエメンまで広がった。

抗議行動の波は、欧州にもおよび、ロンドンでも抗議デモが行われた。

イラン政府もこの処刑に対して厳しく抗議している

イランはニムル師の死刑が執行されれば「サウジアラビアは大きな犠牲を払うことになる」と警告していた。

国営イラン通信(IRNA)によれば、イラン政府はサウジの大使を首都テヘランに呼び、ニムル師の処刑に抗議。

「ニムル師のように政治的・宗教的目的を追求するのに言論以外の方法を持たない人物を処刑するのは、思慮のなさと無責任の深さを浮き彫りにするだけだ」

イラン外務省のホセイン・ジャベリ報道官

イラン革命最高指導者もこの大規模処刑を非難

イラン革命最高指導者のハーメネイー師は、3日日曜に催されたイスラム法学の研究会でサウジアラビアの行為を激しく非難した。

「抑圧されたこのイスラム法学者は、人々に武器を取るよう奨励したこともなく、また、裏で陰謀を企てていたということもなく、彼の行動は、明らかな批判、善行の奨励、宗教的な狂信や偏見による不正行為の否定のみにとどまっていた」

1 2





スポーツネタやガジェット、映画などが好きです。スポーツはメジャースポーツから地域限定のマイナースポーツまで何でも観ます。これはと思ったニュースや映画を紹介していきたいと思います。



  • 話題の動画をまとめよう