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カフェ等で大人気!素敵な最古のポピュラー音楽『ショーロ』と偉大な作曲家たち

ジャズよりも歴史の古いブラジルの即興主体の音楽、ショーロ(Choro)。ヨーロッパの室内楽とアフリカのリズムが見事に融合したこの素晴らしい音楽を、ジャンルを代表する作曲家たちを軸に紹介します。

更新日: 2016年01月17日

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ブラジルのサロン音楽、ショーロとは

クラシックとポピュラー音楽のちょうど中間に位置する、ブラジル産まれの楽しい音楽。
それがショーロ。

ショーロとは、ボサノバ、サンバと共にブラジルを代表する音楽のジャンルのひとつです。

日本ではよくカフェや雑貨屋などのBGMとして耳にすることが多い音楽です。

ショーロは、ヨーロッパの室内楽とアフリカのリズムが出会い、リオで1860年頃に誕生しました。
クラシックが初めて垣根をこえた世界で最も古いポピュラー音楽です。

ブラジルのクラシック音楽ともいえるショーロは、移民の地・ブラジルで独自に発展した“最古のポピュラーミュージック”です。

即興を重視したショーロは、ジャズより歴史が古く、サンバ、 ボサノヴァ、タンゴなどにも大きな影響を与えました。

その歴史は古く、北米のジャズよりも早く誕生した即興重視の音楽です。

当初、ショーロはフルート、ギター、カヴァキーニョ(ウクレレと同起源の小型4弦弦楽器)のトリオ形式で演奏されたが、その後、パンデイロ(タンバリンに似た打楽器)、バンドリンが加わり、「管楽器+バンドリン+カヴァキーニョ+ギター+パンデイロ」からなるショーロの最も基本的な楽器編成が完成した。

モヤのかかった頭にはコーヒーが良く効く。けだるい心にはショーロが良く染み込む。時間はゆっくりと進み、あたりの空気がきらめきだす

はじけるように煌びやかなバンドリンやカヴァキーニョの音色、フルートやアコーディオンで奏でられるサウダーヂ満載のメロディ、パンデイロの強力なリズム…一度聴いたら虜になっちゃうかも!?

最近では、カフェでもよく聞くようになりました。休日のコーヒータイムにおすすめです♪

▽ ショーロの偉大な作曲家たちとその代表曲

ショーロの時代を築き、今もなおその音楽が愛されている偉大な作曲家たちを音源とともに紹介していきます。

ピシンギーニャ

1897年4月23日 - 1973年2月17日
“ブラジル音楽の父” と称えられるショーロの作編曲家、演奏家(フルート/サックス)。

ピシンギーニャは、ショーロの最高の作曲家であり、歴代最高のフルート奏者であり、ブラジル独自のオーケストレーションを発明した最高のアレンジャーでもありました。

ピシンギーニャの書いた音楽は、ブラジリアン・クラシックとして今も多くの演奏家たちに愛されています。

ショーロを一つのジャンルとして大きく開拓した彼は、その性格とアイデンティティ故に賞賛を受け、1950年代末に創生されたボサノヴァにも影響を与えた。

2001年には、彼の誕生日の4月23日が「ショーロの日」に制定されました。

原点回帰とでも言うのでしょうか。ショーロの故郷であるブラジルで、“ブラジル音楽の父”と称され、現在でも多くのミュージシャンから尊敬されているPixinguinha(ピシンギーニャ)の音楽が大変流行している

ショーロは歴史の古い音楽ですが、ブラジルではボサノヴァよりもずっと人気があるそうです。

超絶技巧派のショーロの聖典ともいえる楽曲。
この曲は1919年のサッカーの試合でブラジルがウルグアイに1対0で勝った際に作曲された。
演奏は天才バンドリン奏者、ダニロ・ブリートのバンド。

ピシンギーニャの書いた作品の中で最も愛され、“ブラジル第二の国歌” とまで言われているのがこの「カリニョーゾ」という曲。奇跡的に美しいメロディ、アレンジです。
パウリーニョ・ダ・ヴィオラの熟練のギターと、マリーザ・モンチの愛情深く歌われるこの映像は屈指の名演です。

失恋をうたったピシンギーニャの代表曲「ラメントス」。
7弦ギターの名手ヤマンドゥ・コスタと、サンフォーナ(アコーディオン)の巨匠ドミンギーニョスのデュオで。

思うところあり、ショーロ関係のレコードをどっさり買った。それぞれに素晴らしいが、やはりピシンギーニャの良さは格別。古い録音の、ちりちりノイズの向こう側にくっきりと浮かび上がるカリオカの夜。

ヤマンドゥ・コスタによるピシンギーニャのカリニョーゾ。小さな音楽フェスに集った観客たちが、約90年前のポップスを、おそらく当時と変わらぬ劇場で、若き怪物の即興演奏をバックに自然に歌い始める。文化や歴史というものを考えされられる動画 youtu.be/4-DA68hlKO4

ピシンギーニャってほんと良い曲書きますよね。彼のカヴァーが入っているってだけでワクワクしちゃうのは私だけでしょうか? pic.twitter.com/K0nBvT40ay

ジャコー・ド・バンドリン

1918年2月14日 - 1969年8月13日
ショーロの作曲家、バンドリン奏者。
本名はJacob Pick Bittencourt。

『バンドリン』はショーロでよく使われるマンドリンに似た小さいギターで4コース8弦の複弦楽器です。ジャコーはバンドリンの名手だったので「バンドリンのジャコー」つまりジャコー・ド・バンドリンと呼ばれたのです。

バンドリンはマンドリンに似たブラジル特有の楽器で、とても煌びやかな音のショーロの花形楽器です。

多くのショーロミュージシャンと同じく、プロの音楽家ではなく公務員や保険外交員、薬屋店員などをしていたそうです。

当時はショーロの音楽だけで食べていくことは難しかったらしく、彼も様々な職業で働く傍ら、音楽活動をしていました。

ジャコー・ド・バンドリンの代表曲、邦題「カリオカの夜」。カルメン・ミランダが映画『コパカバーナ』の中で歌い、世界的にヒットしました。

僕はいつ頃ショーロのバンドリンの音を初めて聴いたんだろう?20年前くらいに、ジャコー・ド・バンドリンで夢中になったことは確かだけど、もっと前から聴いていたはずだ。なにかのショーロの企画盤というか、現代のショーロ演奏家達が、過去のショーロの名曲をやったアルバムだったような気がする。

ゼキーニャ・ジ・アヴレウ

1880年9月19日 - 1935年1月22日
ショーロを中心にワルツ、マーチなど約120曲を遺した作曲家。

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