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アドルフ・ヒトラーが蘇る?ドイツであの"禁書"が再出版された【我が闘争】

アドルフ・ヒトラーの「我が闘争」がドイツで再出版されました。既にアマゾンでも注文が可能になっています。「我が闘争」は長らくドイツで禁書を扱いを受けてきたいわくつきの本であり、再出版に際しては多くの批判があったようです。特に、排外主義の台頭という現代ドイツの世相が懸念の種となっているようです。

更新日: 2016年02月01日

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アドルフ・ヒトラーの「我が闘争」がドイツで再出版される

「我が闘争」と言えばアドルフ・ヒトラーの著書としてよく知られています。日本では問題なく読むことが出来ますが、ドイツでは長らく事実上の禁書扱いを受けてきました。

しかし、昨年末に著作権が執行した為、第三者による出版が可能となり、とある学術研究機関によって再出版されることになったようです。

この再出版に際してはドイツ国内で様々な議論を呼び、反対する声も大きかったといわれます。

この本は混乱したワイマール・ドイツの世相にマッチしていた面があるといわれますが、現代のドイツでも様々な事情から排外主義が台頭しつつあります。同書が再び偏狭な人種主義を焚きつけるのではないかと懸念されているようです。

ナチス・ドイツの独裁者ヒトラーが反ユダヤ主義の政治信条を表し、事実上の禁書とされてきた著書「わが闘争」が八日、再出版された

同国では長らく実質的に禁書扱いとされてきたが、昨年末に著作権が失効したのを機に、学術的な注釈を大幅に加えた形で再出版が認められた

これまで古書店で原書を入手したり、インターネット上で全文を閲覧したりすることは可能だった。

ドイツでは事実上の禁書扱いを受けてきた「我が闘争」

現在60代以下のドイツ人の多くは「我が闘争」を読んだことが無いという。ナチズムを信奉するネオナチ団体の関係者すら例外ではない。

ヒトラーの生い立ちをつづり、反ユダヤ思想を唱える同書は、ナチズムの原典とも言える書物。

ゲルマン人至上主義と反ユダヤ主義を掲げ、後のナチスによるユダヤ人虐殺を予示したとされる

出版元は州都ミュンヘンの研究機関、現代史研究所。原書は約780ページだが、多くの注釈を加え、2巻で計約2000ページの再出版となる

ある意味、あの時代にマッチしていた書物であったともいわれる

ヒトラーは、19世紀末以降の様々な思想と第一次世界大戦敗北後のヴァイマル共和国ドイツの政治状況を混ぜ合わせた演説によって、ナチ党党首にのぼりつめる

同様に、反ユダヤ主義などの思想と政治状況をミックスさせ、ひとつの「世界観」としてまとめあげた書籍が『わが闘争』である

この「世界観」は、ヴァイマル期ドイツの人々がそれぞれ抱いていた漠たる不安や日常生活の不満のどこかに引っかかるような「感情的なフック」を備えていた

当然ながら再び偏狭な人種主義を煽るのではないかと批判されている

同研究所は記者会見し欧州で排他主義が再び台頭しつつあると指摘。「そういう時代だからこそナチスを研究し、議論の土台を提供する必要がある。『わが闘争』も例外ではない」と再出版の背景を説明した

ユダヤ人の団体は本の出版は排他主義をあおることになりかねないとして懸念を示すなど大きな議論となっています

ホロコースト生存者でミュンヘンのユダヤ人団体代表クノボロホさんは本紙の取材に「ドイツにおけるユダヤ人の歴史を正当に教えることなしに、再版本を自由に販売すべきでない」と反対している

現在、欧州では排外主義の風潮が広まりつつあるという

欧州では押し寄せる難民、テロの影響で、排外主義を訴えるポピュリズムが目立っています。

欧州では、各国で極右政党も台頭している

フランスの地域圏議会選挙の第1回投票で、反移民や反難民政策を掲げる極右政党の国民戦線(FN)が躍進した。

スイスでは10月の国民議会選挙で右派国民党が大勝、ポーランドでも同月に行われた総選挙で保守政党「法と正義」が圧勝、11月に政権が発足したばかりだ

オランダでは極右の自由党が伸張し、FNなどと欧州議会で極右新会派「欧州の国民と自由」を6月に結成。今秋以降、自由党の支持率は世論調査でトップに立っている

極右勢力は、自国の歴史や文化の優位性をことさらに強調する主義・主張を掲げ、存在感をアピールする。異なる民族や宗教との共存を進める「多文化主義」を認めないため、差別的な言説も目立つ

ドイツも例外ではないという

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