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無精子症でも赤ちゃんを作ることができる!! 男性不妊周知へのきっかけになるか!?

北九州市の産婦人科医院が、不妊の原因の一つで、精巣で精子がつくられない非閉塞性無精子症であっても体外受精を安定的に成功させられることを実証、米科学誌に発表した。また、厚生労働省が男性不妊治療への助成金支給を決定。こうした報道が男性不妊への認知が広まるきっかけになるか・・・!?

更新日: 2016年01月13日

korikori2さん

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■精子が作られない非閉塞性無精子症でも赤ちゃんを授かることができる!?

不妊の原因の一つで、精巣で精子がつくられない非閉塞(へいそく)性無精子症であっても精子に成熟する前段階の「前期精子細胞(円形精子細胞)」を精巣から採取して体外受精を安定的に成功させられることを、セントマザー産婦人科医院(北九州市、田中温院長)が実証

同症の男性の精巣内には前期精子細胞は存在せず、不妊治療は第三者の精子を使うしかない」とされてきた通説を覆す成果で、不妊に悩む夫婦への新たな福音となりそうだ。

■無精子症とは?

近年増加傾向にあり、男性の100人に1人は無精子症であるといわれています。

■「無精子症」は不妊原因のひとつ

■無精子症の症状は?

精子に問題があっても、自覚症状はなく、自分で気づくことはまずありません。

無精子症であっても射精は問題なく行うことができますし、顕微鏡で覗かない限りは精液から精子の有無を判断することはできません。

■無精子症には「閉塞性」と「非閉塞性」の2タイプがある

無精子症には「閉塞性」と「非閉塞性」の2タイプがあります。

閉塞性は、精巣内で精子が作られているものの精子の通り道が塞がっている状態

非閉塞性は、精巣内で精子が全くもしくはほとんど作られていない状態

無精子症の8割は非閉塞性無精子症だそうです。

■精子がないのに、子どもを作ることができる!?

1996年にフランスで前期精子細胞を使った体外受精で世界初の出産例が報告された。だが、精巣内において、受精能力のある前期精子細胞を他の細胞と見分けることが難しく成功率が非常に低かった

非閉塞性無精子症の男性が赤ちゃんを授かるには、第三者の精子を使った非配偶者間人工授精(AID)しか治療法はないとされてきた。

前期精子細胞は、精巣内で精子のもととなる精祖細胞が2回、減数分裂してできる細胞で、成熟すると精子になる。

セントマザー産婦人科の田中院長は、核膜の状態などから受精能力のある「前期精子細胞」を見分けて採取する技術を確立。

前期精子細胞を用いて112人の赤ちゃんを誕生させることに成功。うち14人は、別の医療機関で「不妊治療をするには第三者の精子を使うしかない」とされた男性から前期精子細胞を採取して出産にこぎつけた例という。

■さらに朗報!? 男性不妊治療にも助成金!!

厚生労働省は、不妊治療の助成について「夫婦間の体外受精等の不妊治療費用は1回15万円を上限に最大6回」としていたが、今後は30万円に引き上げ、男性不妊治療についても最大15万円の助成をするとを決めた。

2016年1月6日、衆議院本会議にて。

今回の助成の拡大により、男性不妊に対する認知もあがる。経済的負担が軽減される以上に、不妊に悩む夫婦の精神的ストレスも減ることを願う。

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korikori2さん



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