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「関越バス事故」の教訓は生かされなかった?バス業界が抱える問題点とは

15人の死者を出した軽井沢のバス事故。バス会社のずさんな管理などが明らかになったが、これは氷山の一角。バス業界が抱えるたくさんの問題点。過去の事故の教訓は生かされていないのか?

更新日: 2016年01月19日

haru-tomoさん

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■死者15名を出した軽井沢のバス事故

北佐久郡軽井沢町のバス転落事故で、重体となっていた千葉県松戸市の大学生並木昭憲さん(21)が18日午後9時42分、脳挫傷のため死亡した

事故の犠牲者は、乗客の大学生13人、乗員2人の計15人となった。ほかは重体1人、重傷16人、軽傷9人

警察のこれまでの調べでは、バスは下り坂で制限速度の時速50キロを超えるスピードで走行し、100メートル程手前のガードレールに接触したあと、車体が右に傾き、バランスを崩した

■いろいろと明らかになったバス会社の問題点

・ずさんな管理だったバス会社

バスには東京都渋谷区の「キースツアー」が企画したスキーツアーの参加者39人が乗車し、東京都羽村市の「イーエスピー」が運行した

バス会社から運転手に渡された運行指示書は発着地しか書かれていない不完全なものだったうえ、バスは本来通るべきルートから外れて運行していたのです

道路運送法では、ルート変更がある場合、会社への報告が義務づけられていますが、今回は運転手から連絡はありませんでした

・事故当時の運転手は「大型バスが苦手」と会社に告げていた

事故当時、運転していた土屋広さん(65)は先月、バス会社に入社する際、「大型バスは苦手で乗りたくない」などと話していた

バスを運転していて死亡した土屋廣運転手(65)の同僚で、事故の数日前にもスキーツアーで一緒に大型バスに乗ったという運転手の男性が、匿名を条件にNHKの取材に応じました

このなかで、男性は土屋運転手について、「大型バスもある程度は運転できたが、ハンドルさばきに疑問があったり、進路変更が少し遅れたりすることがあった」と話していました

■しかし、これは氷山の一角。バス業界には様々な問題点がある

「格安バスツアー」という言葉があふれているように、各事業者は過当競争や人手不足に直面している

・2000年の規制緩和で一気に増えたバス会社

スキーツアーや修学旅行などに利用される貸し切りバスは、平成12年に免許制から許可制に規制が緩和されました

これに伴って多くの業者が参入し、現在は貸切バスの事業者は、規制緩和の前の2倍近くのおよそ4500社にまで増え、競争が一気に激化しました

・その結果、ドライバーの「人手不足」になってしまった

利用客も7,000万人増加しています。これに対し、貸切バスの運転手は1万人ほど増えただけです

業者の数が大幅に増えたため監査など国のチェックが追いついておらず、バス会社の中には無理な運行計画を立てたり、乗務員の健康管理を行っていなかったりするなど、安全管理が不十分な業者もある

外国人観光客の増加への対応も求められる中、バス会社三十五社のうち三十四社が「運転手不足による悪影響が出ている」と回答した

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haru-tomoさん

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