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責任問題で揺れてる…富士山、遭難事故での救助ミス

遭難事故の救助ミスの責任問題。注目の裁判は、2月から始まる予定。

更新日: 2016年01月27日

tea_heartさん

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富士山での遭難事故で、ある訴訟が起こされた

2013年12月に富士山頂付近で起きた滑落事故でのこと。

2013年12月に富士山頂付近で起きた滑落事故で、静岡市消防航空隊のヘリコプターによる救助中に落下した

隊員が京都市の男性(当時55歳)をヘリにつり上げ、機体に収容する際に救命用具が外れ、約3メートルの高さから落ちた

男性は翌日、心肺停止の状態で発見され、その後、死亡を確認。

訴訟を起こした原告は、救助器具の装着が不適切、機内に収容する際の確認が不十分、落下後に救助を継続しなかったなどを主張

当時の状況

Photo by Jupiterimages / PHOTOS.com>>

要救助者の下半身に保温シートが巻かれており、衰弱の激しい男性の股下に通して体を固定する落下防止ベルトを装着しなかった

落下防止ベルトをあえて装着しなかったとした。

防寒シートで固定された両脚と分厚い登山靴がヘリの脚に引っかかったが、隊員がそれに気づかずに男性を引き上げようとして救命用具が外れた可能性が高い

不慮の出来事が起きたとした。

落下した男性は当時、意識があったというが、激しい気流のため再び救助することができず、翌日、心肺停止状態で見つかった

激しい気流のため、近づけなかった。

冬の富士山登頂は、訓練していない人には無謀だが…

山登りの険しさが増す冬期閉鎖期間中に入山する登山者もいる。

非常に風が強く(風速20m/secでマシ、酷いと風速40m/sec)、雪が氷となって固く固まり凄い滑る。ついでに気圧も夏より低くなる

山梨、静岡県と環境省は、厳冬期の富士山で万全な準備をしない登山者の入山を禁止する「ガイドライン」を出している

亡くなった男性に、どの程度の装備・冬山の登山経験があったかは不明。

静岡県は、再発防止策として、救助活動を縮小することにした

Photo by Thinkstock / Stockbyte

富士山の3500メートル付近の救助活動は、困難と判断された。

※画像はイメージです。

隊は3000メートル級の救助活動できるような訓練を積んでいるものの、富士山の9.5合目付近で活動するのは訓練を含めて事故が初めて

しかし事故を受け、再発防止策として、静岡県は市消防局がヘリで救助できる山の高さに3200メートルと上限を設けることにした

救助できる山の高さに上限を設けた理由

山岳遭難救助隊は、現場がどんなに危険で不可能な局面であっても、出動要請があれば行かざるを得ない

しかし静岡市消防局では、市外で訓練ができないため、間ノ岳以上の高度での活動は二次被害発生のリスクが高い

【静岡県警の山岳遭難救助官】
「冬の富士山は命を落とす危険性が非常に高まる。経験のない人は絶対に入らないでもらいたい」

救助隊員のミスは、罪に問われるのか?

国家賠償法で損害賠償が認められるには、公務員が、職務を行うについて、故意・過失によって、違法に、他人に損害を与えたか5点が必要

こういった事故の裁判例の多くは公務員が「職務上通常尽くすべき注意義務を尽くしたか」という基準に則っているといえる

第1回口頭弁論は2月5日に開かれる。どこが市の「過失」にあたるかについて争われることになりそう

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tea_heartさん

紅茶厨です´◡`



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