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ジカ熱だけじゃない?胎児に影響を及ぼす「TORCH症候群」とは?

世界中の注目を集める感染症「ジカ熱」ですが、妊婦が感染することで、胎児に重い症状や障害を起こす感染症「TORCH症候群」にも注意が必要です。

更新日: 2016年02月12日

kyama77さん

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●妊婦が感染するのは「ジカ熱」だけじゃない?

しかしこのほかにも、妊婦が感染することで胎児が生まれるとき、重篤な影響を引き起こす病気があるという。

母子感染する病原体は数多く、感染経路も感染時期も様々で、同じ病原体であっても複数の感染経路で異なった時期に感染する場合があります。

●母子感染により胎児に障害を起こす「TORCH症候群」とは?

小頭症や水頭症、発達の遅れ、肝機能障害などを胎児に引き起こす恐れがあります。

妊婦がこれら4つの疾患にかかると、胎児に先天異常を発生させる怖れがあります。

・「TORCH症候群」の分類

(1)トキソプラズマ症(Toxoplasmosis)(2)他の感染症(Other infections:梅毒、B型肝炎、水痘、EBウイルス等)(3)風疹(Rubella)

Others(その他)に含まれるものには
梅毒トレポネーマ、水痘・帯状疱疹ウイルス、Epstein-Barr ウイルス、パルボウイルスB19、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)、ヘパドナウイルス(B型肝炎ウイルス)などがあります。

(4)サイトメガロウイルス(Cytomegalovirus)(5)単純性ヘルペス(Herpes simplex virus)

●「トキソプラズマ」とは?

トキソプラズマ症とは、トキソプラズマ(Toxoplasma gondii)というアピコンプレクサに属する一属一種の寄生性原生生物(原虫)により起こされる『人畜共通感染症』の一つです。

トキソプラズマ原虫はネコ科動物を終宿主としヒトを含むほとんどすべての哺乳類に感染します。

健康な人に感染した場合には特に症状は出ませんが、HIVなど免疫不全の状態で感染すると、脳炎などに発展します。

・妊婦が感染した場合、先天性トキソプラズマ症が発症する場合も

妊婦さんに感染した場合、おなかの赤ちゃんに先天性トキソプラズマ症が発症する場合があります。

先天性トキソプラズマ症では、水頭症、視力障害、脳内石灰化、精神運動機能障害が4大徴候として知られています。

●「サイトメガロウイルス」とは?

サイトメガロウイルスは、ありふれたウイルスで、多くの人が子どもの頃に感染し特に病気を起こすことはありません。

ウイルスは、感染している子どもの唾液や尿などに多く存在します。

胎児への影響は、水頭症や小頭症、子宮内胎児発育遅延、肝臓異常、黄疸、流死産などである。

そして、日本人の妊娠可能年齢の女性の60~70%は、過去にサイトメガロウィルスに感染し、免疫を持っているとされています。

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