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ほぼ全員が無職。厳しい環境の「水球日本代表」に変化の兆し

32年ぶりの五輪出場決定にもかかわらず、”選手の大半が無職”と話題になった水球日本代表「ポセイドンジャパン」。その彼らが置かれる厳しい環境に変化の兆しが見えていた

更新日: 2016年02月24日

manuronaldさん

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32年ぶりの五輪出場が決定した水球日本代表

昨年12月に中国で行われたアジア選手権で、3戦全勝で並んだ地元・中国とのリーグ最終戦で16―10と快勝し優勝。

これまで跳ね返され続けてきた「アジアの壁」をついに撃破

04年アテネ、12年ロンドン五輪のアジア予選会では、最終予選の権利を得ながら「勝ち目がない」とチーム派遣を見送った。

BELGRADE, SERBIA - JANUARY 23: Milan Aleksic (L) of Serbia is challenged by Aleksandar Radovic (R) of Montenegro during the Men's Gold Medal match between Serbia and Montenegro at the Waterpolo European Championships in Belgrade Kombank Arena on January 23, 2016 in Belgrade, Serbia. (Photo by Srdjan Stevanovic/Getty Images)

競技の性質上、体の大きな外国勢との”フィジカルの差”がもろに出てしまう水球は、日本人には不利な競技とされていた

そこで12年に就任した大本洋嗣監督は「改革」に乗り出した

日本の武器を泳力とスピードと考え、ゴール前を固める守りから、前に出て相手のパスコースを塞ぐ守備へ方針転換。

新戦術に必要な相手を上回る体力をつけるため、泳ぎ込みと筋力トレーニングにひたすら取り組んだ。

1年の半分は合宿に充て、筋トレとプール練習をそれぞれ午前、午後の2回導入した。通常は2~3時間の練習を倍こなした。

そうやってようやく掴んだ五輪の切符だった

だが直面したのは競技面の問題だけではなかった

「水球」は日本では”マイナー競技”とされるスポーツ

6年前に新潟県柏崎市に社会人クラブ「ブルボンウォーターポロクラブ柏崎」ができ、働きながら競技続行が可能になったばかり。

以前は「会社を休み、自費で遠征に行く生活はきつい。実力があっても辞める選手が多かった」と関係者は話す。

だが問題はその他の面でも

メディアなどへの露出度も少ないため、支援するスポンサーや企業もほとんどなく、個人スポンサーなどが付いている選手もわずか。

さらに大会前は約2か月間合宿を行うため、理解を示し選手を雇用してくれる企業を見つけるのも至難な状況。

海外クラブ所属選手でも報酬は“お小遣い”程度で、水連やJOCなどから強化費の支給を受ける選手もいるが、アルバイトで食いつなぐ選手もいる。

競技面のみならず環境面での問題も厳しいものだった

しかしいま、そんな環境に”変化の兆し”が見えている

現在ハンガリーのプロチーム「Honved」でプレーをしている竹井昂司選手は…

プロチームに参加している8カ月間は月8万円の給料をもらうが、国内では後輩の部屋で居候しながら代表合宿に参加してきた。

25年間、アルバイト経験もなかったが、地元京都の企業にリオ五輪が終わる8月末まで臨時で社員として入社が決定。

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manuronaldさん

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