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6歳未満の子がインフルで初の脳死…「インフルエンザ脳症」とは?

公表されている中で初めてインフルエンザが原因で脳死判定されました。脳死に至る「インフルエンザ脳症」とはいったいどんな病気なのか?

更新日: 2016年02月25日

CloverSさん

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◆インフルエンザによる脳死は公表されているなかで初

東海地方の病院に入院していた6歳未満の女の子が23日、脳死と判定され、臓器が提供されることになりました。

インフルエンザによる脳死は、公表されているなかで初めてです。

◆6歳未満の脳死判定は基準が厳しい

脳死とは、呼吸・循環機能の調節や意識の伝達など、生きていくために必要な働きを司る脳幹を含む、脳全体の機能が失われた状態です。

日本の臓器移植法では、臓器を提供する意思がある場合に限って「脳死を人の死」としています。

法改正により、本人の拒否がなければ15歳未満でも家族承諾で臓器提供できるようになった。6歳未満は脳の回復力が強いと考えられており、判定基準が厳しくなっている。

◆女の子は「インフルエンザ脳症」と診断され、その後脳死と判定された

女児はインフルエンザ感染により過剰な免疫反応が起きて脳に障害が出る「インフルエンザ脳症」と診断

感染後に重い脳障害になり、主治医から回復が難しいとの説明を受け、家族13人の総意で21日に臓器提供を承諾。23日に脳死と判定された。

◆女の子の家族は臓器移植を決断をした

女の子の家族は「突然の入院で、つらく苦しい思いがあったが、『今できる最善のことをしよう』と考え、決断した」と話している

25日以降、肺は岡山大病院で10歳未満の男児、肝臓は国立成育医療研究センターで10歳未満の女児、腎臓は静岡県立総合病院で40代男性にそれぞれ移植される。

心臓と膵臓(すいぞう)の提供は、医学的な理由で見合わせた

◆「インフルエンザ脳症」は免疫が過剰反応して脳組織を壊す

一般的に、脳内に直接ウイルスが浸潤して、炎症を起こす場合を脳炎といい、脳内にウイルスが検出されず、過剰な免疫反応が見られる場合に脳症と診断されています。

ウイルスに対抗しようとした体内の免疫がオーバーワークし、脳の組織を破壊してしまう病気です。

インフルエンザ脳症の死亡率は年々下がっており、1998~1999年では31%だったものが、ガイドラインができて、2001~2002年で17%に減少。さらに2005~2006年では9.8%まで減少

◆症状としては多くの場合で、痙攣が起きる

インフルエンザ脳症になったら、いかに早く症状を抑えるか、時間との戦いになります

インフルエンザ脳症は子供に多く、インフルエンザの熱が出てから24時間以内、早い例で6時間以内にけいれんが起きます。

その前に、自分の手を食べ物と勘違いしてかじる、アニメキャラクターが見えるといった幻視・幻覚を訴える子もいます。

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CloverSさん



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