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未知への好奇心を刺激する、空想生物学の奇書5撰

知的好奇心の強い方は、一生のうちにこの5冊コンプリートをおすすめしたい!

更新日: 2016年05月15日

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『秘密の動物誌』

著:ジョアン・フォンクベルタ 、ペレ・フォルミゲーラ

光る象、多足蛇、水面直立魚―。世界各地には驚くべき未知の動物が棲息していた!数々の珍獣を「発見」したのち謎の失踪を遂げた動物学者、ペーター・アーマイゼンハウフェン博士の偉業を、膨大な写真や詳細な観察記録などから紹介。

「世界各地に生息する珍獣・幻獣を多数採取し、膨大な観察記録を残したのち謎の失踪を遂げた動物学者、ペーター・アーマイゼンハウフェン博士の資料が発見された」と銘打ち数々の常識ではありえない生物(翼の生えたライオン・空を飛ぶゾウなど)の生態写真や解剖図などを紹介。

本文・写真・データ・状況設定などは非常にリアルで、ペーター・アーマイゼンハウフェン博士の生い立ちなども詳しく紹介されていますが、全てでっち上げです。

世界各地に生息する新種の動物たちをつぎつぎと発見、膨大な写真と詳細な観察記録を残して謎の失踪を遂げた一動物学者の偉業の全貌。

「存在するとは写真にうつるということである」という逆説が、動物たちの存在証明を主張する。

この本の特色は、この得体の知れない動物たちをイラストではなく“写真”で掲載していること。

この世界は、目に見えるものと、みえないもの、この二つで構成されています。
なにをみるか、どこを信じるか、どの媒体が本物か。今生きている世界は現実なのか。
もう、マトリックスです。

インド南部に生息し、蛇に似ているが鶏に似た脚を12本持っているという「ソレノグリファ・ポリポディーダ」。

フォンクベルタの秘密の動物誌は、小学校の時に市立図書館で見て以来、ラヴクラフトと同じくらい強い衝撃を受け今に至る。

フォンクベルタ、フォルミゲーラ『秘密の動物誌』 タイムリーに解説が茂木健一郎で嬉しい。荒俣宏は安定。ちくま"学芸"文庫ってところがポイントで、クラフトエヴィング商會と同じようなものかと思ってたらもっと高尚だった。 pic.twitter.com/hx6B57RzU3

全力で架空の物事を本物っぽく扱うっていいなぁ(秘密の動物誌)

光が丘公園で娘が「この池にカッパがいるらしい」(同級生に聞いたようだ)とか言い出したので、夜に「秘密の動物誌」貸したら「え、ケンタウロスてホントに居たんだ~」とか言ってた。これは買い逃していた「異形再生」も買っとく流れかな~

『異形再生』

著:エリック・ハズペス

19世紀末、スフィンクス、ケンタウロスにハルピュイアなど伝説の奇獣の解剖図を『絶滅動物図録』として記し消息を絶ったスペンサー・ブラック博士。
その数奇な人生をたどり、代表作『絶滅動物図録』を付したゴシック風味に満ちた奇書。

19世紀マッド・サイエンティストのスペンサー・ブラック博士の伝記が前半、後半は博士の出版予定だった『絶滅動物図録』。ノンフィクションの様なゴシック・ホラー小説。

二部構成の前半は「スペンサー・ブラック博士」の狂気めいた生涯の紹介と、後半はその博士が遺した幻獣たちの解剖図という体裁をとっています。

スペンサー博士は奇形児の研究をする中、ある見世物小屋での「山羊少年」との出会いをきっかけにして医学会を去り、自分の家に研究室を作りその中で動物を使って実際にキメラを作る研究に没頭する。
最後には研究を手伝わせていた自分の息子(アルフォンス・エドワード・ブラック)や妻をも改造し、本人の消息はおろか、その消息を追った実の兄もまた消息を断つ。

スフィンクス/セイレン/サテュロス/ミノタウロス…。みんな、伝説の化け物ばかりだ。これらを、「今は絶滅してしまった生物」として扱い、繊細なスケッチを添えて図鑑にしたのが、この本である。

後半はスペンサー・ブラック博士が失踪前にまとめ上げたという図鑑『絶滅動物図録』。

伝説の化け物の骨格標本を、徹底して生真面目な学術書のフリして出したのが、この本のシャレが利いてるところ。表紙を見てピンと来たら、後半をパラパラとめくってみよう。

出典i1.wp.com

スペンサー・ブラック博士が著したとする『絶滅動物図録』の章では、人魚やペガサスなど空想上の動物(本書では“今は絶滅してしまった動物”と主張)の解剖図などが精緻に描かれている。

先日アップした本、『異形再生 絶滅動物図録』全部読みました。前半は絶滅動物図録を描いた博士の半生についてだったんですが、博士が狂人で妻が可哀想って感想です。これがフィクションかノンフィクションかどうか確か語られてないんですが、ありそうでなさそう。うまい所を狙ってきてる話でした。

あぁぁぁ異形再生検索したらこんなのあったうわぁあめっちゃ気になるふひぃ pic.twitter.com/aLHAam4lLQ

「異形再生」の感想でしたあっとのーと。絶滅動物図録の部分は美術解剖学の本と一緒に読んだらめっちゃ勉強になりそうデスネ〜神話生物好きの友人に勧めてみよう。

「異形再生」って本借りてきて読んだ。面白いけど気持ち悪いわー。たぶん二度と読み返さない。でも面白かった。

『フューチャー・イズ・ワイルド』

著:ドゥーガル・ディクソン

舞台は500万~2億年後の地球。もはや人類の姿はそこになく、大陸の移動と氷河の浸食によって生態系は激変、新たな環境に適応すべく、動物たちは想像を絶した姿に進化した―一見、奇想天外とも思えるこの大胆な仮説を、著者は第一線で活躍する科学者たちの検証を交えながら、きわめて具体的に組み立てていく。

2億年後にイカが体重8トンの巨体で海から陸にあがってくる。荒唐無稽な夢の冒険活劇ではなく、あらゆるデータをもとに綿密で柔軟な未来生物学を駆使して描く、ありうべき地球の未来。大人の科学的ワンダーランド。

人類が地球を離れたあと、どのような生物が地球上で栄えているかをシミュレートしたもの。500万年後、1億年後、2億年後、環境が激変したパリやニューヨーク、アマゾンの様子がCGで描かれている。

地球上から人類がいなくなってから500万年後、1億年後、2億年後の世界です。なんて雄大な話でしょう!!
科学的なのに、決して難解でなく、むしろ、その時にいるであろう生物の想像図が、リアルなイラストで描いてあるので、とても楽しんで読むことが出来ました。

この作品は日本でも大きな人気を得ている。書籍の日本語版は2004年1月に発行された。ほぼ同時期にテレビ版もNHK教育の『地球ドラマチック』枠内で『オドロキ!これが未来の生き物だ』の題で3回シリーズに編集して放送され、後に原題にてDVD化して発売された。

登場する生物のフィギュア化などもされ、大きな話題となりました。

『アフターマン』の著者ドューガル・ディクソンが描く、人間絶滅後の地球の姿。
精巧なイラストと解説文が未知の未来への妄想を掻き立てる。

『フューチャー・イズ・ワイルド』(ドゥーガル・ディクソン著、ダイヤモンド社)「人類が絶滅したあと、500万年後、1億年後、2億年後の地球はどうなっているか」の予想本。SFに入るのかな、正直ジャンル分けはよくわからん。大型タコが森林闊歩してたりするのでおもしろいです

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