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震災の傷跡は将来に遺すべき?「震災遺構」を巡って議論が続いてる

昨日、3月11日で東日本大震災から5年の歳月が経ちました。今、被災地では「震災遺構」を保存を巡って議論が続けられています。次世代に向けて震災が起きたという記憶や記録を残すべきだという意見もあれば、遺族に辛い思いをさせるべきではないという意見もあります。

更新日: 2016年07月11日

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「震災遺構」でサバイバルゲームをする不届き者が現れる

実は今、「震災遺構」を巡って東北各地で議論が続けられています。被災した各種施設を保存するべきか、あるいは解体するべきかで意見が分かれているのです。震災の記憶を将来に伝えるために保存するべきであるという意見もあるば、モニュメント化するべきではないという意見もあります。

宮城県警亘理署は11日、東日本大震災の津波で損壊した宮城県山元町坂元の旧中浜小校舎に無断侵入しサバイバルゲームをしたとして、福島県相馬市と宮城県丸森町の18~23歳の男性9人を軽犯罪法違反の疑いで任意で捜査していると発表した

同署によると、9人は10日午後8時40分ごろ、校舎に無断で立ち入りエアガンで撃ち合うなどした疑い。

この「震災遺構」とは何か

遺構(いこう)は、過去の建築物、工作物、土木構造物などが後世に残された状態、言い換えれば過去の人類の活動の痕跡のうちの不動産的なものを指す

震災遺構(しんさいいこう)とは震災が原因で倒壊した建物などであるが、次世代に向けて震災が起きたという記憶や教訓のために取り壊さないで保存しておくというもの

2011年3月11日に発生した東日本大震災の被災地では、津波で被災した建物などの保存を求める声があがり、県や市町村で検討が続けられている。

実は今、この震災遺構を巡って議論が起きている

東日本大震災の巨大津波の脅威を伝える「震災遺構」をめぐり、被災地の一部で今なお議論が続く。

地元住民の理解が得られず解体されたケースがある一方、保存に向けた整備が進み、多くの見学者を受け入れている建物もある。

岩手、宮城両県では13市町村で校舎や防潮堤などの保存が検討され、うち一部は国の復興交付金を受けて整備事業が進められている。

専門家は「一度壊してしまったら終わり。拙速に結論を出さず、時間をかけて考えることも必要だ」と話す。

宮城県では二つの被災校舎を巡って議論が続く

宮城県石巻市では、亀山紘市長が3月末までに、市の震災遺構に推されている2つの被災校舎(旧門脇小学校、旧大川小学校)を保存するか解体するかを決める。

2月13日に行われた石巻市の旧門脇小学校と旧大川小学校の2校の震災遺構に関する公聴会では、多くの発言者から、そんな賛否を超える内容の意見が出された

遺族ら計12人が保存、解体双方の立場から発言し「後世に警鐘となるものが必要だ」「もう校舎は見たくない」と訴えた。

記憶を風化させない為に残すべきだという意見は多い

小学5年時に津波にのまれたものの生還し、当時からメディアに出て意見を述べてきた只野哲也さん(石巻工高1年)はビデオメッセージで保存を訴えた。

「残すことで、いろいろな災害にも危機意識が出て、少しでも多くの命が救える。風化させないよう、これからの防災意識にも必要だと思う」

只野哲也さん

「マスコミの前で大川小を残してほしいと伝え続けてきたけど、何十回、何百回言っても伝わらない。もう少し、子どもの話も聞いてほしいです」

只野哲也さん

「大川小があれば、どんなつらいことが起きても、自分を立ち直らせてくれる」

只野哲也さん

「震災を風化させず、警鐘を鳴らし続けることが使命。大川小を見て防災意識が高まり、多くの人の命が救えるなら残した方がいい」

小2の弟=当時(8)=を亡くした大学3年、永沼悠斗さん(21)

「これが震災なんだと伝えるものが石巻になくなったらどうするのか? 誰がコレを後世に伝えるのか?」

門脇小の近くで40年間自宅を兼ねた建物でラーメン屋を営んできた男性

一方で「解体してほしい」という声も根強い

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