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マジで!? 女性の男性遍歴が生まれる子供に影響してるかも

俗説・迷信だとして否定されているテレゴニー(先夫遺伝)。女性の男性遍歴が生まれてくる子供に影響を与えるというかつて広く信じられていた説ですが、今、科学的にこの説が再び注目を集めているようです。

更新日: 2016年07月09日

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女性の男性遍歴が胎児に影響を及ぼす

人生の中で誰にとっても忘れられない人物なのが“初体験”のお相手だろう。思い出だけの存在であるのかどうかはその後の人生次第だが、この初めてのお相手は女性にとってはなお重要な意味を持っているという

カップルの愛の結晶である赤ちゃんは、お互いの遺伝子が50%ずつ伝わっていると言われていますが、 実はそれ以外、もしかすると昔の恋人の因子が含まれているかもしれません。

愛する男女の遺伝子が半分ずつ子供に伝えられている、そう信じられていますが、もしかしたらそこに第三者由来の遺伝子が含まれることがある可能性が指摘されています。

女性は妊娠を前提にせずとも、おそらく後世に伝える男性の要素をえり好みできる存在なのです。彼女たちが過去の性交渉でその男性から獲得したものが、将来の我が子に影響を及ぼすのです

経験則で信じられていたが、科学で否定されていた “テレゴニー”

親の形質にはないものが子供に現れる…
昔の人々は、この不思議な現象を先夫遺伝(テレゴニー)によるものと考えました。

この驚くべき遺伝のメカニズムは「テレゴニー(telegony)」と呼ばれ、中世ヨーロッパの王家が離婚歴のある女性を嫁に取らない根拠にされてきたという。保守的な男性社会が持つ“処女”を重んじる価値観にも影響を及ぼしているのかもしれない。

テレゴニーは、ある雌が以前ある雄と交わり、その後その雌と別の雄との間に生んだ子に、前の雄の特徴が遺伝する、という説、理論。つまり未亡人や再婚した女性は先の夫の性質を帯びている可能性がある、と考えられた。19世紀後半までは広く信じられてきたが証拠は見つかっていなかった。

テレゴニーは、一応は根拠が無いから否定されてる

今ではテレゴニー(先夫遺伝)は隔世遺伝が知られていなかった当時の俗説・迷信であるというのが一般的な考え方になっています。

テレゴニーは実際にこれまでも広く信じられてきたのだが、最近になってこのような研究でようやく信ぴょう性を帯びはじめて再び注目されることになった。

しかし、遺伝子の水平伝播や、ハエでテレゴニーに似た現象が確認されたことから、再びこの現象が注目されているというのです。

現在考えられているテレゴニーのメカニズム

精子の中にはRNAが少なからず含まれ、それが遺伝に何らかの影響を及ぼしているかもしれない。

他の生物のDNAのなかに自分の遺伝子を送り込むためには逆転写酵素(自分の遺伝子を他の遺伝子に組み込む酵素)が不可欠であり、主に【RNA】がその特徴を有している。

従来、遺伝情報は DNAからRNAへの転写によって一方向にのみなされる(セントラルドグマ)と考えられていましたが、逆転写酵素の発見(1970年)により遺伝情報はRNAからDNAへも伝達されうることが明らかとなっています。

通常精子は卵子にたどり着いて受精し、減数分裂を繰り返してそれが赤ん坊になる。
そしてその細胞分裂の司令塔的役割を果たしているのが精子の【中心体】という部分である。
ということはこの中心体が受精卵の細胞分裂の仕方を決める中心人物という事になる。

中心体は、RNAとタンパク質の複合体である、RNP(リボ核酸タンパク質)という物質で構成されています。

DNAが二重螺旋状の構造を持っているのに対し、RNAはほとんどが1本鎖で存在しています。また、反応性が高いことから、鎖の切断や結合の柔軟性を持っています。

精子とは、『中心体(RNA)→変異性を組み込んだ配偶子』ということができます。逆に中心体を持たない卵子は、変異性を避けて安定性に特化した配偶子と捉えることができます。

今の通説では受精できなかった精子は膣内に吸収され、たんぱく質として膣内で吸収されるだけということになっている。

もし逆転酵素を有するRNAが元カレの精子に含まれていたと仮定すれば、RNAは水に溶けやすい性質を持っているという生物学的事実との相乗効果で、膣内に無造作にばらまかれた一億匹の精子たちのRNAは単に膣内で吸収されて死ぬのではなく、■エイズウイルスのように膣内に溶け込んで元カレの遺伝子を女性のDNAに逆転写酵素で組み込むことが出来る■という仮説が成り立つ。

実際の所、テレゴニーを引き起こすメカニズムについての説明も出そろった感がある。後は証拠さえ見つかればテレゴニーは証明できる。

最新の研究

オーストラリア、シドニーにあるニューサウスウェールズ大学の研究チームによれば、ハエの子供の大きさは母親が最初に交尾した相手によって決まる可能性があるという。たとえその相手が父親でなくてもだ。

ハエでは、テレゴニーに似た現象が起きることがわかっています。

実験では身体サイズの大小の差がはっきりつく2グループのオスのハエを選んで用意し、メスのハエとの交尾を記録した。すると例えば異なるオスと2回の交尾の後に2回目で受胎した場合、驚くことに孵った子どもは最初に交尾したオスのボディサイズに近くなることが判明したのだ。

もちろんDNA的には小さなオスとの間にできた子どもなのだが、最初のオスの精液に含まれていた化学物質がその子どもに影響を及ぼすと考えられている。

「実の父親のDNAが子どもに遺伝することは確かですが、実際の遺伝はそう単純な話ではなく、もっと複雑な要素があると確信しています」とニューサウスウェールズ大学のラッセル・ボンデュリアンスキ教授は英紙「Daily Mail」の記事で言及している。

スタンフォード大学のレオナルド・ハーゼンバーグ教授は1979年に胎児のDNAが妊娠によって母親の胎内に残る事を最初に証明した。

フレッド・ハッチンソン癌研究センターは2012年に胎児のDNAが脳関門を通過し、母親の脳内に残る事が珍しくない事を明らかにした。同じ年にレイデン大学医療センターは以前の妊娠で母親の体に入った胎児のDNAが年下の兄弟の中にも入る事を指摘した。2013年には世界中の科学者が動物では外来DNAの組み込みに重要な効果がある事を発見した。

上記の事実から一部の科学者はテレゴニーを説明できる分子生物学的メカニズムを提唱している。そのメカニズムとは精子による女性生殖器内の体細胞への侵入、妊娠による胎児の細胞を経由したDNAの結合、精子から放出されたDNAの母体体細胞への取り込み、母体血中に存在する胎児のDNAによる影響、体細胞への外来性DNAの編入、精子や胎児に含まれるRNAによるエピジェネティクスな非メンデル遺伝などである。

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