1. まとめトップ
  2. カラダ

心の病になる前に覚えておきたい、ストレス・マネジメント

ストレス社会の中で、心の健康を保つために覚えておきたいストレスマネジメント、ストレスコーピングの知識です。

更新日: 2016年03月27日

596 お気に入り 78594 view
お気に入り追加

▽ ストレス・マネージメントの考え方

Photo by Michael Blann / DigitalVision

生きていく上で避けることのできない、ストレス。
ストレスとうまく付き合っていくためにはどうしたら良いのでしょうか。

ストレスにもレベルがあって、その程度が高くなりすぎたり、高いままの状態を長く続けたりしていると、さまざまな症状や病気を引き起こす原因になります。

心の病は、その人のストレスがあるレベルを超えた時に発生すると考えられているが、あるレベルを超えないようにすれば、心の病は発生しない。

ストレス・マネジメントは、ストレスがあるレベルを超えないようにするために考えられた対策であり、ストレスを発生させる原因が強いストレスとならないよう、コントロールすること

▽ 「良いストレス」と「悪いストレス」

たとえ、ストレスによって心身の不調が起こる、病気を招くことがわかっていても、ストレスはなくてはなりません。
ストレスがなければ、私たちの体は怠け者のようになってしまい、きっと、免疫力や抵抗力も低下し、より一層、病気になったり怪我をしやすくなったり、弱い体になってしまうでしょう。

人間はまったくストレスのない環境に置かれると、体温調節の機能が働かなくなるなど様々な影響が現れるという実験結果も。

実は、ストレスには「良いストレス」と「悪いストレス」が存在します。言い換えれば、自らの気持ちとコントロールの仕方で、ストレスの質を決めるといっても過言ではないでしょう。

例えば、何かをやり遂げようという目標をもっていた時、新しいことへの挑戦は必ずストレスを伴います。しかし、目標に向って頑張ろうとする意欲や気持ちの高まりは、やりがいとなってエネルギーに変わっていきます。

スポーツ選手などは特に、自分に負荷をかけ、それを乗り越えることで技術を高めていきます。

克服できるぐらいのストレスならば、良いストレスにも出来ます。
良いストレスとは、自分を成長させるための、充実感、達成感、満足感を得るためのストレスと言えます。

出典e-eap.com

適度なストレス状態は生産性を高めるなど、当事者にとって良い影響があります。

一方、「悪いストレス」とは、辛い状況のなかでも「やらなくてはいけない」「頑張り続けなくてはいけない」と自分を強迫的に追い込み、自らの意思とは無関係に、過剰行動を続けた延長線に生じるストレスです。

適度な「良いストレス」を持つようにし、その一方で、「悪いストレス」はできるだけ少なくし、あるいは、何とかそれに対処していくこと(ストレスを解消する、受け止め方を変える、など)が重要です。

▽ 「悪いストレス」にどうやって向き合う?

Photo by Erik Snyder / Photodisc

「悪いストレス」とは、例えば、過労、悪い人間関係、不安など、自分のからだやこころが苦しくなったり、嫌な気分になったり、やる気をなくしたり、まわりの人に何らかの迷惑を及ぼしてしまうような行動をとったりするような刺激とその状態のことをいいます。あまり過剰な「悪いストレス」は体調を崩し気分を害し、病気になることさえあります。

たとえ悪いストレスでも、自身の成長のため、同じ過ちを繰り替えさないため、失敗を繰り返さないため、将来の役に立てるため、と捉えることで、良いストレスに変えることもできます。

▽ ストレス対処法(ストレス・コーピング)

ストレスと上手につきあっていくためにポイントとなるのが、「ストレスコーピング」です。コーピングとは 、「対処法」「適切に対処する」という意味です。

「ストレス・コーピング」とは、ストレスの基(ストレッサー)米に対して適切に対処する方法のことで、国の心理学者ラザルス博士が考案した心理学用語です。

ストレッサーによって過剰なストレスが慢性的にかかると心身へのさまざまな悪影響が考えられるため、健康を維持するにはうまくストレスコーピングすることが必要になります。

ストレスコーピングには様々な方法がある。

困ったとき、「うまくいかないな」、「ストレスがたまったな」と感じたときには、いつもと違うコーピングを実践してみてください。

コーピング方法を「多く」知り、身に着け、実践することで、その後の状況は変わります。ストレス反応になってしまうか、自信や成功体験、成長につながるかはそのコーピングをうまく組み合わせて使えたか、状況に合ったコーピングを使えたかで決まってきます。

コーピングには苦痛をもたらすストレッサー自体を処理して変化させていく問題焦点型コーピングと、ストレッサーに対する情動反応を調節していく情動焦点型コーピングがある。

① 問題解決型(問題中心型)コーピング

Photo by Martin Barraud / OJO Images

問題そのものを積極的に解決しようとするストレス対処法が「問題解決型コーピング」

直面している問題に対して、自分の努力あるいは周囲の協力を得て、解決したり、対策を立てるような対処行動(自分の能力ではどうにもならない場合は、担当を変わってもらったり、配置転換をしてもらうような回避行動も、広い意味での問題解決コーピングに含まれます)。

ストレスの「原因そのもの」を取り除こうとするのが、問題解決型コーピングです。

問題を解決もしくは緩和させることができれば再評価の段階にて脅威などの気持ちが減少し、それによりストレス反応が改善することができる。

例えば、がんが発見されたとき、慌てふためくのではなくて、医療従事者や、本、ウェブサイト、あるいは学術書などから、正確な情報収集を行って、どのようにして、治療を行っていくのか、うまくがんと付き合いながら治していく計画を練る、といった方法で、「がんの発見」というストレスを乗り越えていきます。

② 情動処理型(情動中心型)コーピング

1 2





質を大事に、自分なりの視点でまとめを発信していきます。

【得意分野】
IT
スマートフォン
音楽
雑学
子育て
レッサーパンダ

よろしくお願いいたします!



  • 話題の動画をまとめよう