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ISから奪還のパルミラ。分かってきた「文化財の被害の実態」

ISに昨年5月から支配されていた『パルミラ』がついに奪還。文化財への深刻な被害が懸念される中、果たして被害の実態は?

更新日: 2016年03月29日

manuronaldさん

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昨年5月からイスラム国(IS)に占領されていた『パルミラ遺跡』

2015年5月21日にISがシリア軍を撃破して市街地を制圧し、遺跡も同組織の支配下に置かれた。

シリア中央部のホムス県タドモルにあるローマ帝国支配時の都市遺跡で、シリアを代表する遺跡の1つ

1980年には、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている

今月27日、ついにISからのパルミラ奪還に成功

この戦闘によるIS側の死者は400人で、約2年前にISが国家建設を宣言して以来、最大規模の死者数に。

奪還後の現在は、ISがパルミラから逃走する際に遺跡とその周辺に埋設した地雷の除去作業を進めている。

心配されていたのは「貴重な文化財への被害」

ISは、遺跡の保護に携わっていた専門家を殺害し、8月にはバール・シャミン、ベル両神殿を相次いで破壊。

また、「パルミラの象徴」ともされる凱旋門も、柱の飾りが偶像崇拝に当たるとの理由で破壊。

破壊された「凱旋門」

ISは爆破現場の画像を公開するなどし、ユネスコは同遺跡の破壊を「戦争犯罪」と呼んで非難。

だが破壊の程度の詳細は不明だったため、心配されていた。

■奪還後の調査により、次第に明らかになってきた被害の実態

大規模な破壊が確認されたのは「ベル神殿」、「バール・シャミン神殿」、「凱旋門」など。

爆弾を仕掛けられたとみられ、石柱など一部を残して周辺にがれきが散乱した状態。

また、博物館に収蔵されていた石像などが破壊。3世紀ごろのパルミラの女王とされる「ゼノビア」の像が行方不明になっている。

「最悪を覚悟していたものの、懸念されていたよりも破壊されておらず、遺跡群全体で見ると石柱や墓石の8割は良い状態」

「一部の貴重な遺跡は破壊されたが、古代都市としての構造は残っている」

「被害は去年の秋に報じられたときとほとんど変わっておらず、ISは住民からの要望で破壊をやめたのではないか」

シリア文化財博物館総局は28日、パルミラの世界遺産の被害は「修復可能」との見解を表明。

すでに現地入りしている専門家による被害状況の調査を進め、被害が少ない遺跡は修復し、被害が大きなものは復元する方針。

国連教育科学文化機関(ユネスコ)や国際社会の支援があれば、今後5年ほどで修復できる見通し。

シリアの、パルミラ遺跡の被害の様子に涙が出る。。。 橿原考古学研究所さん、助けてあげて。。。

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manuronaldさん

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