1. まとめトップ
  2. ニュース・ゴシップ

今日本の中枢で起こっていること。『日本会議の研究』が話題

4月29日に『日本会議の研究』なる書籍が本屋に並びました。すぐにAmazonベストセラーとなったこの本をめぐり、議論が過熱してきています。

更新日: 2016年07月12日

120 お気に入り 51552 view
お気に入り追加

Amazonでもベストセラーに…とある本が脚光を浴びている

「右傾化」の淵源はどこなのか?
「日本会議」とは何なのか?

市民運動が嘲笑の対象にさえなった80年代以降の日本で、めげずに、愚直に、地道に、
そして極めて民主的な、市民運動の王道を歩んできた「一群の人々」がいた。

彼らは地道な運動を通し、「日本会議」をフロント団体として政権に影響を与えるまでに至った。
そして今、彼らの運動が結実し、日本の民主主義は殺されんとしている。――

安倍政権を支える「日本会議」の真の姿とは? 中核にはどのような思想があるのか?
膨大な資料と関係者への取材により明らかになる「日本の保守圧力団体」の真の姿。

(Amazon 書籍紹介文より)

日本最大の保守系市民団体の実像を、膨大な資料と関係者への取材から明らかにした菅野さんの新刊『日本会議の研究』。

『日本会議の研究』菅野 完著(扶桑社)のなんと昨日29日発売で、Amazonの売上ランキング1位に

発売前から予約が殺到し、すぐにランキング1位に。

「日本会議の研究」という本なんだが、Twitterでも話題になっていて、本屋でも売り切れになっているところが多いらしい。今の内閣ではほとんどの閣僚が日本会議のメンバーなので、一層関心が高いわけです。

社会学者の宮台真司さんは「社会の劣化による必然と歴史の偶然が織りなす綾を、見事に描いた」と推薦文を寄せ、政治学者の中島岳志さんも「現時点における最も詳細な日本会議論」(2016年4月26日東京新聞夕刊「論壇時評」)と、高く評価しています。

発売日当日に出版差し止め要望も

書籍の発売日当日に日本会議事務総長名義で、扶桑社に対し出版差し止めの申し入れが届けられた。

日本会議事務総長 椛島有三が、扶桑社「#日本会議 の研究 菅野完・著」の出版差し止めを同社に要求。敵に塩を送るとはまさにこのこと。 pic.twitter.com/7VHJbOjyjE

私もお勧めしている「日本会議の研究」に当の日本会議が慌てているようです。内容はもちろん、お仲間の扶桑社から出版されることが腹に据えかねている様子。菅野さんのお仕事に箔がついた格好ですが、出版差し止め要求はいただけない。 https://t.co/o6ieYwJuYI

日本会議を批判的に検証する新書『日本会議の研究』がなぜか扶桑社から出た。日本会議はさっそく出版差し止めを求めたが、産経新聞はどっちにつくのか。経営上の同士たる扶桑社か、思想上の同士たる日本会議か。

『日本会議の研究』を出版した扶桑社はフジサンケイグループ傘下であり、社会運動団体「新しい歴史教科書をつくる会」制作の教科書を刊行するなど、“右寄り”の出版社としても知られていた。

noiehoie『日本会議の研究』は確かに面白そうではあるのだが、これを出版してるのが、90年代後半以降に日本会議と並んで日本版歴史修正主義を中心的に推進してきた「つくる会」の教科書を出してた扶桑社だという逆説的な事実の方がもっと面白いと思うのよなぁ

菅野さんの元連載はほぼ全部読んだけれど、基本日本会議や生長の家等々が発行していた文献を元にした研究内容なので、仮に法廷で出版差し止めを争っても恐らく無理筋。扶桑社がビビって絶版にすることもまずないだろうし、絶版になったらなったで著者が他の出版社に持ち込めばいいし。 >RT

なぜ「日本会議」が注目を浴びているのか?

安倍政権の内閣メンバーは、ほとんどが「日本会議」の所属であることが報道されている。

『日本会議』とは日本最大規模の保守主義・民族主義系の政治・言論団体であり、現在は安倍内閣の後ろ盾ともいわれる団体です。

国会議員の多くが所属する国内最大の右派団体。

「日本会議」には神社本庁、解脱会、国柱会、霊友会、崇教真光、モラロジー研究所、倫理研究所、キリストの幕屋、仏所護念会、念法真教、新生佛教教団、オイスカ・インターナショナル、三五教等、宗教団体や宗教系の財団法人が多く参加していることから、「日本会議」は「カルト」として紹介されることが多い。

日本会議のHPを見ると、「私たちは、美しい日本の再建と誇りある国づくりのために、政策提言と国民運動を推進する」と書かれている。どこかで聞いたような言葉だが、憲法改正、愛国心教育、“自虐的”な歴史教育の是正、戦後レジームからの脱却──これらはすべて日本会議が提言してきたものだ。

「愛国者教育」「改憲」「有事法制整備」など、今の安倍政権が進めている政策のほとんどを提言。海外メディアからも、安倍政権の極右政策、歴史修正主義の「黒幕」として注目を集めている。

日本会議はこれまで、改憲運動のみならず、夫婦別姓反対、ジェンダーフリー反対、閣僚・政治家による靖国神社参拝推進、慰安婦問題での朝日新聞への攻撃、教育基本法への「愛国心条項」の追加、教科書採択運動などなどと、ここ20年ほどの間に立ち現れたありとあらゆる「右傾化」路線を支える圧力団体として活動してきた。

日本会議が目指すもの(日本会議公式サイトより)

1. 美しい伝統の国柄を明日の日本へ
2. 新しい時代にふさわしい新憲法を
3. 国の名誉と国民の命を守る政治を
4. 日本の感性をはぐくむ教育の創造を
5. 国の安全を高め世界への平和貢献を
6. 共生共栄の心でむすぶ世界との友好を

彼らの運動は、ここ最近始まったわけではなく、70年代安保の時代にまでさかのぼることができる。実に40年以上の歴史を誇る「市民団体」なのだ。そしてその40年以上に渡る運動の最後の仕上げとして、今、安倍政権とともに、「改憲」という彼らの宿願を果たそうとしている。

ヨーロッパの人たちから見れば、日本会議はネオナチに等しい存在であり、そんな右翼団体が政権の中枢に多大な影響力を持っていることは非常に不健全だし、それではいつまでたっても日本は本当の意味での「戦後からの脱却」を果たすことができないのです。

すでに多くの反響が寄せられている

『日本会議の研究』めっちゃ気になる。ここ数年で一番読みたい本 #日本会議の研究100万部運動

五反田にて漸く『日本会議の研究』購入。冒頭の「日本は本当に右傾化したのか」この問いかけから一気に引きずりこまれた。そう、誰もそう感じていないのにいつの間にか「右傾化した」ことになっている。この問いかけ意外に重要なのでは? #日本会議の研究100万部運動

「日本会議の研究」は、もともと中の人だった私などが読むとよく取材しているなと思う。椛島さんも祖国と青年の記事についても自分で書かずに、後輩の部下にやらせていたし、広島の市議会議員からは自著を無断転載されたと聞く。従来の日本会議批判は、日本青年協議会についての理解が乏しかった。

管野完氏の「日本会議の研究」は、資料を中心とした実証的なノンフィクションでありながら、「20世紀少年」を思わせるポリティカル・ホラーのような驚き に満ちた本。検証されていくのは、「闇の勢力」でも「世の中を影で動かす巨大な組織」でもなく、極めて平凡な右派市民運動としての日本会議。

『日本会議の研究』を読んで思うのはアメリカ保守運動との類似で、アメリカではニューディール以降の社会の左傾化に危機感を持った少数の保守イデオローグが運動を起こして次第に大きな影響力を持つようにななったと言われる。日本でも運動の起点には重要な役割を果たす少数の人々がいるということ。

1 2





質を大事に、自分なりの視点でまとめを発信していきます。

【得意分野】
IT
スマートフォン
音楽
雑学
子育て
レッサーパンダ

よろしくお願いいたします!



  • 話題の動画をまとめよう