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『正義感』も?…両親から「遺伝」する意外な要素

親から子へと遺伝する要素には身体能力、知力、容姿などが知られていますが、意外なことに「心理的要素」も遺伝することが判明しました。

更新日: 2016年05月01日

justastarterさん

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◆人の「性格」も両親から子へと遺伝する?

近年の研究によって、親から受け継ぐ「遺伝子」が、身体的な特徴だけではなく、あらゆることを決定付けていることが分かりました。

◆「性格」の約50%は遺伝で決まる。

さらに、スポーツ、音楽、数学、一般知能などの「能力」となると8割が遺伝によって決まる。

性格における遺伝の影響が約半分とすると、残りの半分は環境によるもの。

いわゆる「後天的性格」。育てられ方や役割、経験などで変わっていく性格のことを指します。

例えば「誰かのために尽くしたい」というのは気質によるものです。反対に「人の世話をするのがかなり苦痛」という気質もあります。また「周りの雰囲気に敏感」という気質もあれば、「マイペースで人の意見を気にしない」というものもあります。

◆人の性格の半分は遺伝によるもの。その中でも『正義感』も両親から遺伝するという研究成果が明らかとなった。

正義感、モラルといったものは社会で培われる「後天的な」イメージが強いが…

一体、どのように調査したのか?

ジェイソン・カウエル氏とジーン・デサティ氏は、正義感や道徳心が遺伝するのかを調べるために、生後12カ月から24カ月の幼児73人とその両親を調査。

最初に両親の正義感をチェック

実験では、最初に幼児の両親に対して正義感や倫理感をチェックする試験が行われました。

この試験は不公平な事例を見て人がどのように反応するかを見るためのテストで、正義感や道徳心の強い人と、そうでない人に分類された。

続いて幼児にアニメを見せて脳波を調べた。

続いて、幼児に「献身的で正義感の強いキャラクター」と「他人の邪魔ばかりする意地悪なキャラクター」という2種類の主人公が登場するアニメを見せました。

幼児の正義感を直接調べることは難しいことから、脳波を測定するelectroencephalography(EEG)ヘッドセットを使って、幼児の脳波を測定して正義感の強さを推測。

アニメを見ているときの幼児の脳波を調べると、一部の幼児は、正義キャラが登場するアニメを見ているときの方が意地悪キャラのアニメを見ているときよりも強い反応を示すことが分かりました。

そして、これらの反応を見せた幼児の両親のほとんどが、正義感テストで「正義感が高い人物」に分類されたことも分かった。

つまり、正義感の強い両親から生まれた子供は、正義感の強いアニメキャラクターにより関心を示したということ。

今回の実験から、これまで正義感や道徳心という後天的に獲得すると思われていた性質が、両親から遺伝的に受け継がれるものであるという可能性が示唆されています。

モラルの高さも親から引き継いだ部分が多かった…

◆遺伝として受け継がれる「意外」な要素は他にも存在していた。

【幸福度】

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