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手塚治虫も嫉妬した才能「佐々木マキ」のナンセンス・ワールド

絵本作家、漫画家、イラストレーターと多方面で知られる佐々木マキとは?

更新日: 2016年09月16日

szczesnyndjiさん

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▼ 佐々木マキとは

1946年神戸市生まれ。
漫画家、絵本作家、イラストレーター。

佐々木マキという作家は、きわめて多彩な表情を持っています。その名前は聞く人によってさまざまに異なったイメージを呼び起こすことでしょう。

たとえば、子どもの頃に読んだ忘れられない絵本作家。または、ガロ世代にはセンセーションを起こした前衛漫画家として、そして村上春樹ファンには、イラストレーターとしてお馴染みです。

ちなみに「佐々木マキ」はペンネーム。フランスのレジスタンス勢力マキ団から取られている。

⚫︎ 漫画家 佐々木マキ

1966年に『ガロ』でデビュー以来、その実験的、前衛的作風はナンセンスでありつつハイセンス。漫画の世界に鮮烈な新風を吹き入れる。

はじめての投稿作「よくあるはなし」でデビュー。

『ガロ』編集長の長井勝一の斡旋で朝日新聞社『朝日ジャーナル』の漫画ページを担当することに

なお手塚治虫が佐々木マキの漫画に対し「わからぬ漫画」をもてはやす風潮と批判を行っている。

手塚治虫が「あれは狂ってる」「あの連載をすぐにやめろ、載せるべきではない」などと表明するぐらいだ

手塚治虫は、佐々木マキの実験精神に恐れを抱いていたのかもしれない。『カムイ伝』のような超大作が『ガロ』で連載されると『火の鳥』で対抗し、水木しげるが妖怪漫画でヒットすると『どろろ』で対抗した。佐々木マキも『ガロ』でその自由奔放な発想をスパークさせていたので、手塚治虫の嫉妬にも見える攻撃のターゲットになったのだ。

『朝日ジャーナル』の仕事が終わると漫画の仕事が激減して苦境に陥る。同時に実験的な漫画に行き詰まりを覚え、ストーリー性のあるメルヘン風の作品を描くようになる。

⚪︎ 主な漫画作品

音楽で言えばコラージュのようでプログレのようでサイケ。音楽を漫画に求める人は読んでください。音楽ファンに佐々木マキファンが多いと聞く。うなづける。

「うみべのまち」は佐々木マキ先生の漫画短編集だよ!モンタージュ手法というやり方で描かれているものも多くて、それが独特のリズムがあって最高にグルーヴィーな漫画であります!(´ω`)みんなよもうぜーー!!

この人の漫画やべえよほんと。ジャンルとしては脱構築だとかアバンギャルドなのかなこれ「うみべのまち」は是非読んでほしいんだけど

佐々木マキは、音楽を聴きながら、リズムにのって唄いながら漫画を描いているのではないだろうか。セリフもない作品でも絵が唄っている。

最近、佐々木マキさんがガロ時代に描いていたマンガ「ピクルス街異聞」を読んで、それがムッシュ・ムニエルの原点だということに気付きました。

やくしまるえつこさんは、表題作の「ピクルス街異聞」が好きだそうな。

⚫︎ 絵本作家・イラストレーター 佐々木マキ

実験漫画に行き詰った佐々木は、漫画よりも印刷条件がよく、また比較的自由に絵を発表することができることから絵本を描きたいと考える

1973年、福音館書店より最初の絵本『やっぱりおおかみ』を発表。

真っ黒な一匹の狼が自分に似た子を探して街をさまよい歩くという話。

漫画風のスタイルは、モーリス・センダックの絵本『まよなかのだいどころ』を参考にしている。

何を見ても「け」と呟く狼、『ガロ』に掲載された漫画「セブンティーン」のキャラクターが原点。

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