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知らなかった・・・子供の脳卒中が近年増えてる!?

大人の病気だと思っていた脳卒中。実は子供でも起こり得るそうです。しかも、近年は増加傾向とのこと。

更新日: 2016年06月20日

TORUKKbさん

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子供も脳卒中になる?

脳卒中になるのは高齢者だけではありません。 脳卒中の20%は55歳以下の人に起こっています。

小児が脳卒中に罹るケースは稀だが、子供や十代の若者が脳卒中に罹るリスクは、以前に考えられていたよりも2倍から4倍大きい。

子どもの脳卒中はまれですが、脳の血管に生まれつき異常がある場合などで起こります。

似た症状を起こす病気もあり、脳卒中かどうかを素早く見分けることが重要です。

海外の報告では

米国の報告では、子供や、ティーンエイジャー、青年での脳卒中の発生が急速に増加しており、脳卒中になる人の平均年齢が過去10年間で71歳から59歳へと大きく下がっています。

研究者がカリフォルニア州内230万人の記録を分析したところ、小児が脳卒中を患う割合は100,000人当たり2.4ケースであった。

脳卒中を疑う症状とは?

NewYork-Presbyterian Hospital の脳卒中センターでは、脳卒中を「FAST(急いで!)」で見分けろと教えています

Face - 顔の表情が左右で異なっている。
Arm - 片方の腕がだらんと下がっている。
Speech - 喋り方が不明瞭であったり、混乱していたり、喋るのに苦労している。
Time - 上記に該当していれば大至急、救急車を呼びましょう。

脳卒中を発症した小児には、けいれん発作、突然の失語、表象言語(ボディーランゲージやジェスチャーなど)の喪失、不全麻痺(体の片側の筋力の低下)、完全麻痺、構語障害(発語の障害)、てんかん、頭痛、発熱などの症状が出ます。

脳卒中と間違えやすい病気とは?

脳卒中と紛らわしかった例の診断として、片頭痛、最初のてんかん発作、ベル麻痺、転換性障害があった。

原因となる疾患は?

この総説を読み解いてみると、成人と比べると異なる病態を有しており、原因疾患がものすごく多いことが“小児脳卒中の特徴”なのだそうです。
「Table1:小児の脳卒中の主な原因」を見て、血管奇形とか出血傾向をきたす疾患があることには驚きませんが、感染症とか「その他」のところの片麻痺性片頭痛という聞き慣れない病名のところに私は思わず注目してしまいます。

☆ 最近の研究報告より ☆

成人の脳卒中を見分けるために使われている基準を使い、子どもでも脳卒中と似た病気を正しく見分けられるかを検証した

「成人の脳卒中を認識するツールは子どもについてはうまく機能せず、小児脳卒中を同定する役に立つべく調節される必要がある」と結論しています。

迅速かつ適切な診断・治療のために

米国では American Heart Association(AHA)より小児の脳卒中治療のガイドラインが発行されている

出典https://www.jstage.jst.go.jp/article/jstroke/36/2/36_96/_pdf

一方で,本邦の脳卒中治療ガイドラインには小児に特化した項目はなく,もやもや病の項で少しの記載があるのみ

出典https://www.jstage.jst.go.jp/article/jstroke/36/2/36_96/_pdf

まとめ

子どもの脳卒中を見分けるのは、なかなか一筋縄ではいかないという結果でしたが、紛らわしい病気のそれぞれの特徴を把握しておくことが、万が一子どもに似た症状が出たときに備える第一歩になるのではないでしょうか。
また、本邦でも更なる研究により、早期発見、早期治療に結び付くガイドラインが作成されることが望まれます。

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TORUKKbさん

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