1. まとめトップ
  2. エンタメ・カルチャー

広瀬正「時に憑かれた作家」その不運な人生とは

SFが苦手な人でも読めばわかる面白さ!星新一もその死を惜しんだ、その不運な人生とその作品、広瀬正のサイエンス・フィクションとは? 代表作に「マイナス・ゼロ」 「ツィス」 「エロス」など。

更新日: 2016年09月16日

szczesnyndjiさん

  • このまとめをはてなブックマークに追加
94 お気に入り 8321 view
お気に入り追加

◆ 時に憑かれた作家

1924年、東京・京橋生まれ。本名は広瀬祥吉。日本大学工学部卒。小説家、ジャズ奏者、クラシックカーモデル製作者。

時間をテーマにしたSF作品を多く残し、「時に憑かれた作家」とも呼ばれる

特にタイムトラベルのSFを憑かれたように書き続けた。

とにかく不幸、というか不運な作家

◆ その不運な人生

◇ もともとはジャズ奏者

兵役を逃れるため、徴兵猶予のある日本大学工学部建築科に入学。

理系の学生には兵役免除期間があった。戦時中は、吹奏楽部でテナーサックスを吹いたり、ジャズレコードを聴いたりして過ごした。

1952年にジャズバンド「広瀬正とスカイトーンズ」を結成し活躍していたが、1960年にバンドは借金のため解散してしまう。

あるジャズ雑誌のファン投票で日本一に選ばれるほどだった。ジャズ音楽評論家のいソノてルヲ氏も絶賛した。

◇ 小説家としてデビュー

日本の推理小説雑誌。1946年創刊、1964年まで発行。出版社は岩谷書店、1956年からは独立した宝石社。この期間の日本の推理小説界を代表する雑誌。

1961年 - デビュー作『殺そうとした』が『宝石』臨時増刊号に掲載

同年、SF同人誌『宇宙塵』に参加、ショートショート「もの」が星新一に絶賛され、以降は『宇宙塵』に時間ものの短編・ショートショートを中心に発表。

日本最古のSF同人誌。1957年から2013年まで発行。星新一、小松左京、筒井康隆ら、後に日本を代表するSF作家たちの作品発表の場でもあった。

『宇宙塵』90-99号に処女長編『マイナス・ゼロ』を連載。SFファンには高く評価されたが、出版各社からは反響無し。以降、失意のためか、5年間にわたり作家活動を停止。

60年代当時、日本のSFはまだまだ緒についたばかりであり、英米や東欧に比べると社会的認知度も評価も低い時代

SF作家は文壇での地位の低さを「士農工商・穢多・非人・SF」と自虐的に表現した。

◇ クラシックカーのモデル製作の第一人者に

この間は、クラシックカーのモデル製作を本業としていた。

クラシックカーのモデルの製作に関しては世界的な作家だった

実物の1/12のモデルを一から制作していた。

作品には国産自動車並みの値段がつけられた。国内だけでなく、ヨーロッパにも輸出していた

もっとも成功したのは、ジャズや小説の世界ではなかった。

◇ 不遇な時代を経て作家活動に復帰

〈あらすじ〉
1945年、東京大空襲の戦時下に浜田少年は「先生」から「18年後の今日、ここに来てほしい」と奇妙なことを頼まれる。そして約束の日「先生」が密かに開発したタイムマシンを目にする。時を超えて「昭和」の東京で浜田が見たものとは?

1970年、河出書房新社から『マイナス・ゼロ』がようやく刊行され作家活動に復帰

広瀬の代表作と言われ、熱狂的ファンを多く持つ作品

タイムトラベル小説の最高峰といわれる名作。

日活時代の藤田敏八が、『マイナス・ゼロ』を映画化しようとして、広瀬と共同で脚本まで執筆した

しかし、過去の銀座のセットを作るには予算が莫大となるため企画は没となった。

2008年の本屋大賞5周年記念イベント「この文庫を復刊せよ!」にて「マイナス・ゼロ」は、全国の書店員からダントツで票を集めた。同年、見事復刊を果たした作品でもある。その後、ほかの作品も復刊した。表紙イラストは和田誠。

広瀬正「マイナス・ゼロ」4分の1読んだ。あら!あれ~~あれ~~!という感じで話が流れてく。50年前の本か。予想外に面白い(^^)

広瀬正「マイナス・ゼロ」を読んだ タイムマシンものってパターンだけど(※有名なやつとか映画とかしか知らない)舞台/装置で楽しむ、みたいなところが強いのかな わたしは数字嫌い計算嫌いなので逆にさらっと飲み込めるのかも、それにしても凄い話だった買ってよかった

しかし、広瀬正のマイナス・ゼロって映像化されてないのか、、、CGの発達した今なら映像化できると思うんだけども、、

広瀬正の半生を映画化するのも面白いかも。また、アニメ「僕だけがいない街」2話で主人公の家の本棚に「マイナス・ゼロ」がある。

広瀬正さんの「マイナスゼロ」を読んだ。戦前戦後の東京が舞台のノスタルジックなタイムパラドックスもの。各時代の人物風俗の描写が鮮明で、東京に住んでる今に読めてよかった。贅沢な午後を過ごせました。

1 2





szczesnyndjiさん



  • 話題の動画をまとめよう