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夏に読みたい!大人にこそおすすめの児童書16選

ノスタルジックに浸りたい大人の夏に,この1冊を届けたい。ワクワク・ドキドキが詰まった児童書の名作をご紹介します。もちろん,時間がいっぱいある学生の夏にもおすすめです。お子さんに読ませる本の参考にもどうぞ。

更新日: 2016年07月16日

moka1102さん

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●名作者

ふしぎな木の実の料理法 (こそあどの森の物語 1)/岡田 淳

こそあどの森に雪が積もっています。学者のバーバさんは南の島からスキッパーに小包を送りました。ポアポアの実。でも料理法がわかりません。人間嫌いのスキッパーは次の日大決心をしてお料理上手のトマトさんを訪ねました。

本を読んだり、化石をながめたりするのが好きで、森の他の住人とは口をきいたこともなかったスキッパー。うちの息子そっくりです。
かたい殻を持つ不思議な木の実ポアポアの料理法を探るうちに、スキッパーの心の殻も開いてきます・・・・
とぼけた味わいのある語り口と、作者自身の手によるさし絵がマッチして、何とも言えない味わいを醸し出していて、繰り返し読んでいます。

娘もわたしも、大ファンの岡田淳さん。
娘が小3の時、親子でハマって、どっぷり満喫。

二分間の冒険/岡田 淳

たった二分間で冒険? 信じられないかもしれません。でもこれは、六年生の悟に本当に起こったこと。体育館を抜け出して、ふしぎな黒猫に出会った時から、悟の長い長い二分間の大冒険が始まります。

児童文学と思って侮ってはいけません。仕事で遅くなり、深夜読み始めたところ、あっという間に読み終わり、読み終わる頃には、なぜだか涙がぽろぽろわいてきました。悟とかおりの心の交流に純粋さを感じ、「この世界でいちばんたしかなもの」を問いかけた作者の岡田氏の愛情を感じ、胸がつまりました。

私がこの本を読んだのは小学校2年生の時でしたが,とても面白く物語に引き込まれ二・三日で読み終わったことを10年以上経った今でも覚えています。

びりっかすの神さま/岡田 淳

毎日、そこですごしているひとには、わからないのに、ふいに、よそからやってきたひとが気づく、そんなことがあります。この物語の転入生は、四年一組の教室で、いままでだれも見なかったものを、見ました。

何気なく手に取ったのだが、頑張り過ぎなくていいよ、と言われたような気がして、「びりっかすさん」がとても好きになった。

先を読まずにいられなくなるテンポの良い文体でスイスイ読めるのですが,実は大事なテーマが含まれており大人から子どもまで十分満足できる素晴らしい内容の本です。

チョコレート工場の秘密/ロアルド・ダール

チャーリーが住んでいる町に、チョコレート工場がある。世界一広大で、世界一有名なワンカの工場。働く人たちの姿をだれも見たことがない、ナゾの工場!そこへ、五人の子供たちが招待されることになった。招待状の入ったチョコレートは、世界にたったの五枚。大騒ぎになったけれど、チャーリーには望みがない。貧しいチャーリーがチョコレートを口にするのは、一年に一度、誕生日に、一枚だけなのだから…。

小学生の時に読んでから、何度も何度も読み返している素晴らしい本です。なんと言っても、チョコレート工場の中には、子供なら誰でもあこがれるようなチョコレートの川を筆頭にチョコレートだらけ。チョコレート工場に行けるようになった経緯も素敵です。当時、チョコレートなど買ってもらえなかった私は、くじ付きのチョコレートにあこがれました。自分の子供にも大きくなったら絶対読んでもらいたい本です。

マチルダはちいさな大天才/ロアルド・ダール

四歳ちょっとで図書館の本をほとんど読んでしまった、天才少女マチルダ。どなってばかりいる親や凶暴な女校長に頭脳で対抗するマチルダは、ある日、天才の上に“超”のつく能力まで身につけてしまった―。めちゃくちゃにおもしろくってたのしい、ダールの傑作童話。

現在小4の娘が小3の時に買ってやりました。夢中になって読みましたが、驚くのはその後です。「また?」という位繰り返し読むのです。20回以上(もっと?)読み返していると思います。他の本も読んでいますし、再読を好む子供ですがここまで読み返す本は他にはありません。「またマチルダ?!」「もういい加減飽きたんじゃない?」と聞くと「面白い。大好き」と。何度読んでも面白いんだそうな。…スゴい本だな、と敬服です。

父親に読んでいた本を引き裂かれても泣きもしないで、冷静に
「かつてナポレオンがいったように、攻撃されたときには、反撃することだ。それがただひとつの思慮深いやりかただ」
って考えるマチルダが大好きになりました。

●海外のシリーズ作品

ネシャン・サーガ〈1〉ヨナタンと伝説の杖/ラルフ イーザウ

ネシャン北域の森で、少年は謎めいた杖を発見する。青い光を発する杖を握ると、五感はとぎすまされ、記憶や感情を伝える力まで強まるようだ。これは涙の地ネシャンを解き放つ伝説の杖ハシェベトなのか?エンデが見いだした本格ファンタジー作家が放つ少年たちの地の果てへの旅。

ファンタジー世界のネシャンと19世紀のイギリスとをオーバーラップさせながら物語が進んでいくところなど、普通のファンタジーには見られない斬新さ

ヨナタンの危険と好奇心に満ちた冒険を,ジョナサンといっしょにドキドキしながらページをめくれば,時間がたつのもあっというまです。

崖の国物語〈1〉深森をこえて/ポール スチュワート

「飛空船には、背の高い若者の活躍する場所は常に用意されているぞ」おそろしいはずの空賊の、その言葉が忘れられない。ウッドトロル族の村は自分の故郷ではないと知り、旅立った少年トウィッグだが、神秘的な森に魅せられて思わず道をはずれたとたん、死ととなりあわせの旅がはじまった。トビムシ退治、ホフリ族との一夜、食肉植物チスイガシとの死闘、オオハグレグマとの友情と別離、ヤシャトログに飼われる日々―。次々遭遇する妖しい怪物の脅威をくぐりぬけ、深森にすむ友だちができても、そこは、自分の居場所ではない。進むしかない―。虚空にはりだす船首像のように切りたった崖の国で繰り広げられる、壮大な冒険ファンタジー大作第一部。

想像もつかないような描写もクリス・リッデルのすばらしいイラストに助けられ、イラストには表されていないにおいや音まで感じられ、どんどん読み進められます。

はじめて読んだのは、小学生の時。それ以来何度も何度も読み返しています。
それほど、設定に飽きがきません。植物や動物、そして食べ物の描写がしっかり書いてあり、クリスリデル氏の絵がぴったり!という感じで、想像力をかきたてます。

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moka1102さん

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