1. まとめトップ

辞書にない新語や死語!時代別の日本語俗語 【明治・大正編】

辞書に載っていない「新語」や「死語」を時代別に紹介! 言わば日本語俗語ですね↑ 今回は明治・大正時代に一世を風靡した「若者言葉・新語・死語・流行語」をまとめました。 中高生や新社会人の方も、是非この機会に昔の文化や略語を勉強して、上司や親など中高年世代と交流して自分の世界を広げましょう!

更新日: 2011年03月01日

48 お気に入り 62103 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

ジリ貧 【日本語俗語辞書】

ジリ貧とは、次第に状況が悪くなること。

【解説】
ジリ貧とは「ジリジリと貧しくなる」の略で、もともとは第一次世界大戦後、不況のため次第に業績が悪化していく企業をさして使われた言葉である。

後にジリ貧は個人レベルでも使われるようになり、内容も金銭的なもの以外に学校やスポーツの成績、人間関係・国家間関係など「次第に状況が悪くなるさま」を表す言葉として様々な場面で使われるようになる。

また、株用語でジリ貧といった場合、相場がジリジリと安くなることを意味し、『ジリ安』ともいう。

逆にジリジリと相場があがることを『ジリ高』という。

閻魔帳 【国語辞書にない新語や死語】

閻魔帳とは、教師が生徒の成績などを書き留めておく手帳のこと。

【解説】
閻魔帳とは本来、「閻魔様が亡者の生前の罪悪を書き留めておくとされる帳面」のことですが、ここから、学校の先生が生徒の成績・採点や日頃の行いを書きとめておく帳面のことを言うようになった。

また、巡査・警官が罪科を調べて書き留めておく手帳を指して閻魔帳という場合もある。

サボる 【大正の日本語俗語】

サボるとは、学校や会社を怠けて休むこと。

【解説】
サボるとは「仕事などを意図的に行わないこと」を意味するフランス語“sabotage”からきている。

1919年(大正5年)9月、神戸川崎造船所でサボタージュ作戦が行われ、賃上げに成功したことが話題となり、同年“sabotage”を略したサボが流行語になる。

このサボに動詞化する接尾語『る』をつけたものがサボるである。

こうしてサボるは学校や職場を病気などの理由もなく、自分の気分で怠けて休んだり早退するという意味で使われるようになった。

ガチャガチャ 【大正の日本語俗語】

ガチャガチャとは、カプセルトイの別称。

【解説】
ガチャガチャとは、フィギュアなどのオモチャが入った丸い透明カプセルを販売する自動販売機のこと。

コインを入れ、商品を取り出すハンドルを回す際に、「ガチャガチャ」と音がすることからこう呼ばれるようになった。

この意味では『ガチャポン』『ガシャポン』『ガチャンコ』など、エリアによって呼び方が異なる。

ガチャガチャ 【大正の流行語】

ガチャガチャとは、新米巡査のこと。

【解説】
ガチャガチャとは新米巡査を嘲う言葉として大正時代に使われた言葉である。

1917年(大正6年)は大戦景気で警察志願者が激減。

通常なら不採用になるような気弱な人も採用になった。

こうして警官になった気弱な人が繁華街を巡回する際、サーベルをガチャガチャと鳴らし、威嚇しながら歩いたことからこう呼ばれるようになった。

ニコポン 【大正の日本語俗語】

ニコポンとは、人を懐柔する態度のこと。処世術のひとつ。

【解説】
ニコポンの「ニコ」とは和やかに笑う表情をあらわしたニコニコの略。

「ポン」は肩を叩くさまをあらわす擬態語。

つまりニコポンとは、ニコニコしながら相手の肩をポンと叩き、親しげにすることで人を懐柔したり、人に物を頼むという処世術の一つである。

ニコポンは1913年(大正2年)に、当時の首相:桂太郎に対するニコポン宰相・ニコポン主義という評に使われて流行。

ニコポン上司など一般にも使われたが、こうした態度で人が動かせる時代ではなくなったせいか、現在ではほとんど使われない死語となっている。

バンカラ 【昔の日本語俗語】

バンカラとは、言動や風貌が保守的で粗雑な人のこと。

【解説】
バンカラとは『野蛮』と『ハイカラ』から成る合成語で蛮カラとも書く。

バンカラは同じ時期に流行した「西洋かぶれ」を意味する俗語『ハイカラ』の対語として生まれたものである。

バンカラの格好は、昭和時代のマンガに登場する応援団に見られる学生服に高下駄、マントといったもので、日本古来の精神を守るという姿勢は骨太であるが、ハイカラに対しては保守的ともとれる。

そういった風貌や気質が後に硬派な番長をイメージし、番カラという表記も使われた。

たちんぼ 【昔流行した死語】

たちんぼとは、立ったままで長時間いること。

【解説】
たちんぼとは、車の性能がよくなかった時代に、坂の下に立って車を待ち、車がきたら坂を後押しして金をもらう者や、職業安定所近辺でぶらぶらと立ちながら仕事を待つ日雇い労働者を意味した。

更に立って仕事を待つということから、道路に立って客を待つ娼婦のこともたちんぼと呼ぶようになる。

たちんぼはこういった意味が転じ、「立ち仕事」「立っている人」、「長時間立っていること=立ちっぱなし」と意味を広げた。

兵隊勘定 【流行した死語】

兵隊勘定とは、割り勘で支払うこと。

【解説】
兵隊勘定とは複数人で飲食をした際、代金を各自均等に負担して支払うことをいう。

兵隊勘定は日露戦争が開戦となる1904年(明治37年)に流行となった言い回しだが、現在では当時を知る人が使う程度の死語となっている。

兵隊勘定の由来には、同じ兵隊という立場だから均等に負担するという考えからきた説と、明日生きているか定かでない兵隊だから、貸し借りなしで均等に支払うという考えからきた説がある。

花電車 【一世風靡した流行語】

花電車とは、ストリップ・ショーでの芸のこと。

【解説】
花電車とは本来、装飾を施した電車のことで、特に路面電車が市街地を走っていた頃は、祭り・祝事になると華やかな電灯や花などの装飾を付けて走っていた。

この花電車の特徴として、華やかな飾りとともに客を乗せないといった点がある。

これはそうした装飾を見せるためだけに走らせるためだが、こうした特徴から、風俗業において客を乗せない(=客に直接触れない)ストリップでのショー、パフォーマンスといった見せるだけの芸を「花電車」と呼ぶ。

花電車 【一世風靡した流行語】

花電車とは、ストリップ・ショーでの芸のこと。

【解説】
花電車とは本来、装飾を施した電車のことで、特に路面電車が市街地を走っていた頃は、祭り・祝事になると華やかな電灯や花などの装飾を付けて走っていた。

この花電車の特徴として、華やかな飾りとともに客を乗せないといった点がある。

これはそうした装飾を見せるためだけに走らせるためだが、こうした特徴から、風俗業において客を乗せない(=客に直接触れない)ストリップでのショー、パフォーマンスといった見せるだけの芸を「花電車」と呼ぶ。

成金 【昔の流行語】

成金とは、急に大金持ちになることや、急にお金持ちになった人のこと。

【解説】
成金とは元々将棋用語で『歩』が敵陣地に入ると『金』に成る(変わる)ことをいう。

ここから急に金持ちになるという意味でも使われるようになった。

成金は江戸時代から使われている言葉ですが、株式市場が暴落・高騰した1906年、鈴木五郎が株で儲けたことが話題となり、成金という言葉も広く普及した。

出歯亀 【明治の日本語スラング】

出歯亀とは、覗きの常習者、変態、助平のこと。

【解説】
出歯亀とは女湯覗きの常習犯“池田亀太郎”からきている言葉である。

1908年3月22日、東京・大久保で銭湯帰りの電話交換局長夫人が殺害され、その犯人として池田亀太郎が逮捕される。

マスコミは池田が出っ歯であったことから出歯亀と呼び、出歯亀事件という名で大きく報道した。

ここから覗きの常習者を出歯亀と呼ぶようになり、後に出歯亀は変態、変質者、更に単に助平といった形で意味を広げて使われるようになる。

レッテル 【明治の日本語俗語】

レッテルとは、ある人や物事に対する特定の評価こと。

【解説】
レッテルとはオランダ語の“letter”で、もともとは商品に貼る商品名や内容、容量などを書いた小札のこと。

この小札は商品の案内という目的と同時に、商品のイメージを一方的に作るという考え方も出来る。

ここからある人や物事に対する特定の評価や固定的なイメージをレッテルという。

ハイカる 【明治に使われた新語や死語】

ハイカるとは、西洋風な格好をしたり、西洋風に振る舞うこと。

【解説】
ハイカるとは西洋風の格好をしたり、西洋風に振る舞うことを意味する流行語『ハイカラ』に、名詞を動詞化する接尾語『る』をつけた造語で、西洋風の格好や物を取り入れたり、西洋風に振舞うことをいう。

ハイカラ 【明治に使われた日本の俗語】

ハイカラとは、西洋かぶれした人やその様。

【解説】
西洋の服装や文化を取り入れることが当たり前となるとともに、ハイカラという言葉も使われなくなった。

しかし、昭和後期に入り、少女マンガ『はいからさんが通る』で再びハイカラという言葉が脚光を浴びた。

1





このまとめへのコメント1

1