1. まとめトップ

福島第1原発2号機、格納容器破損報道まとめ

最も危険な原子炉、福島第1原発2号機についての情報まとめです。

更新日: 2011年03月16日

0 お気に入り 10879 view
お気に入り追加

2号機は最も危険な原子炉

今、一番深刻な状況は2号機で、14日におよそ2時間、15日はおよそ6時間半にわたり燃料棒が完全に露出したという状態で、その後、原子炉を直接守っている格納容器の一部に損傷の恐れがあることから、放射能漏れの危険が一番高いといえる。

燃料棒が露出した状態が続くとどうなるの?

燃料棒が露出した状態(空だき状態)が続くと、高温の燃料が溶け出す「炉心溶融」が起きる。炉の底にたまり、その熱で原子炉圧力容器が溶け、外とつながるため、大量の放射性物質が外に出る可能性がある。また、炉内で燃料と容器にたまった水が反応すれば水素爆発が起こり、大量の放射性物質が外部に放出される危険性がある。

なぜ露出した状態が続いたの?

経済産業省原子力安全・保安院によると、海水(燃料棒の冷却水)を注入していたポンプは、職員がパトロールに出掛け、目を離したすきに燃料切れになって停止したという。

格納容器の一部?どこが破損したの?

格納容器の底の部分で水蒸気を水に変える「サプレッションプール」(圧力抑制室)に欠損が生じていることを明らかにした。

原子炉格納容器の下部にある水を貯蔵した設備。

原子炉格納容器内の圧力が蒸気などで上昇した場合に、蒸気を逃がして冷却し、水にする。格納容器内の圧力を低下させる役割を担う。非常時の炉心冷却用水源となる機能もある。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110315-OYT1T00184.htm

圧力抑制室が破損するとどうなるの?

圧力抑制室は格納容器の一部。格納容器内にある水は高濃度の放射性物質で汚染されている。この水が外部に漏れ出れば、原子炉付近に近づくことも難しくなる。
小林英男・横浜国立大客員教授(破壊工学)は「作業員の被曝(ひばく)を考えると、もっとも大事な、燃料棒を冷やすための圧力容器に水を注入する作業が困難になる」と指摘する。

圧力抑制室はいつ破損したの?

15日午前6時10分頃に爆発音。これによる破損と思われる。

なぜ爆発したの?

爆発音に関しては水素爆発の可能性を指摘する専門家もいる。近畿大原子力研究所の伊藤哲夫所長は「圧力抑制室は蒸気を水に戻す機能も持つ。ここで爆発が起きたとすると、原子炉圧力容器から漏れ出た水素の一部が蒸気に混じり、水素爆発を起こしたとも考えられる。元々格納容器は窒素で満たされ酸素がない。水素が爆発するために必要な酸素は、格納容器の圧力を逃がす作業の中で入り込んだ可能性もある」と話す。

なぜ破損したと分かるの?

・正門付近で7時すぎ時点で1941マイクロシーベルトと放射線量が大幅に上昇(ただちに健康に影響がある数字ではない)。
・圧力抑制室の圧力が低下し、何らかの異常が発生していると思われると説明。

東京電力の作業員とかは大丈夫なの?

東電は注水作業に直接携わる50人を残し、作業員を発電所内の放射性物質を防ぐことができる避難場所に退避させた。

現在の状況は?(15日午後)

枝野官房長官は15日午後、記者会見し「2号機も注水がなされているが、安定的かはもう少し経緯を見る必要がある」と述べた。

関連まとめ

1





アメブロでメリハリニュースブログというブログを書いています。
ブログで使ったネタや、使う予定のネタなどを「NEVERまとめ」でまとめていきたいと思っています。

このまとめに参加する