米が貴重で芋ばかり食べていた幼少期から、荒れていた中学・高校時代を経た、ある意味凄絶な告白だが、読後感に後味の悪さがないのは、一貫して「自分」に視点をおいて「他人のせい」にしない覚悟なのかもしれない。

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