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飲食物の摂取基準と基準値ギリギリの食物を摂取した場合の内部被曝量について

政府の基準値には疑念が多いです、その中の一つである飲食物摂取基準と基準値の食べ物を摂取した場合の内部被曝量について計算してみました。

更新日: 2011年11月17日

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飲食物摂取制限
PDF http://bit.ly/foBuwU

「ヨウ素 飲料水・牛乳・乳製品 300Bq/kg

 野菜類と魚類(根菜、芋類を除く)2000Bq/kg


セシウム 飲料水・牛乳・乳製品 200Bq/kg

     野菜類・穀類・肉・卵・魚・その他 500Bq/kg」


4月5日
枝野官房長官、魚介類の放射性ヨウ素は野菜類と同一の暫定基準値に
http://bit.ly/gWUEI5



暫定基準値ギリギリの年間累積被曝量を計算します、摂取量は全年齢の平均、
ヨウ素・セシウムはそれぞれ代表核種であるヨウ素131とセシウム137でやります。
Bq=ベクレル 1m(ミリ)SV(シーベルト)=1000μ(マイクロ)SV


厚労省による年代別平均食物摂取量の調査
http://bit.ly/ipFVQX
1~2歳 1020g 3~5歳1240g 6~8歳1540g
9~11歳1790g 12~14歳2000g 15~17歳2070g
18~29歳1920g 30~49歳2130g 50~69歳2330g 70歳以上2050g
全年齢平均2070g


穀類460g  いも類60g  豆類60g  野菜類280g  果実類120g  魚介類90g
肉類80g   卵類40g   乳類130g  菓子類30g  嗜好飲料類600g
※1桁の位は四捨五入



ヨウ素の年間累積被曝量から

「飲料水・牛乳・乳製品」に分類される食品は「乳類・嗜好飲料類」730g(300Bq/kg)

「野菜類と魚類」に分類される食品は「野菜類と果実類といも類と魚介類」490g(2000Bq/kg)
※但し芋類は飲食物摂取制限から除かれている


300×0.73=219Bq 2000×0.49=980Bq

219+980=1199Bq(1日のベクレル数)
1199×365=437635Bq(1年間のベクレル数)

ヨウ素131の経口摂取による実効線量 1ベクレル=0.022μSV
http://bit.ly/gmcKoj



437635×0.022=9628μSV=「9.628ミリシーベルト」



セシウム

「飲料水・牛乳・乳製品」に分類される食品は「乳類・嗜好飲料類」730g(200Bq/kg)

「野菜類・穀類・肉・卵・魚・その他」に分類される食品は、
「穀類・いも類・豆類・野菜類・果実類・魚介類・肉類・卵類・菓子類」1220g(500Bq/kg)


200×0.73=146Bq 500×1.22=610Bq

146+610=756Bq(1日のベクレル数)
756×365=275940Bq(1年間のベクレル数)

セシウム137の経口摂取による実効線量 1ベクレル=0.013μSV
http://bit.ly/9lnv0P


275940×0.013=3587.22μSV=「3.587ミリシーベルト」



9.628(ヨウ素131)+3.587(セシウム137)=【13.215ミリシーベルト】


olive!newsにて
「厚労省が公表された暫定基準値に基づけば、
飲料水と食品の摂取だけで1年間で『17mSV』の被曝(実効線量)になると認めた。」
http://bit.ly/hZO9PI

と言う記述は、
恐らく参考にした資料が違うか、成人の平均摂取にした事などで結果が違うのだと思われます。

いずれにせよ10ミリシーベルトを超える計算結果になり、
子どもの放射線感受性は成人の3倍から5倍と言う説が多く、
成人よりも内部被曝の危険性がかなり高くなる事は明白です。
http://bit.ly/hSXlFo



ドイツ放射線防護協会の提言によると、

「ICRPは、年間0.3mSVの被曝を 受けた場合、
後年10万人につき1~2 人が毎年ガンで死亡すると算出している。

しかし、広島と長崎のデータを独自に解析した結果によればその10 倍以上、
つまり0.3mSVの被曝を受けた10 万人の内、約15 人が毎年ガンで死亡する可能性がある。」
http://bit.ly/hwWerl


と言う記述があり、0.3mSV被曝すると「1万人に1.5人」がガン死する可能性がある事に
13.215÷0.3=44 17÷0.3=57
13.215mSVの被曝で「1万人中44人」 17mSVの被曝で「1万人中57人」がガン死の可能性


この確率を高いと見るか低いと見るかは人それぞれですが私にとっては非常に高いです。
しかも子どもの放射線感受性は成人の3倍から5倍、こんな基準は許されてはいけません。

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このまとめへのコメント2

  • News_Hyper_Newsさん|2011.11.23

    noricenolifeさん>ガンばかりが注目されますがガン以外の疾患もかなり気になりますね、国民の為の基準を作って欲しいものです。

  • noricenolifeさん|2011.05.22

    全く同感。ガン死がこの確率だとしても、ガンの発症率はさらにその数倍、そのほかの疾患はさらにその数倍、と考えると10人に1人くらいが何らかの健康被害を受ける可能性がある。こんな基準許しちゃいかん!!

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